ortensia
2024-08-03 12:17:56
638文字
Public 傭リ
 

リが流星痕(あくまで「痕」、たぶん流星本体は良い子とかそんな何か。)のよーり。

ウルトラマンダイナ第33話「平和の星」で捨て猫を拾う不良少女が猫の名前を「捨てら」れ猫だから「ステラ」って名前を付けるんですよ。この回に出て来る怪獣メノーファはぶよぶよなので検索して下さる際はご注文願います。m(_ _)mいやでもソルジェント光線(ダイナの必殺技)吸収するんですよ…すご…すごいよ…。
ダイナは別に第七人格の意味とかはありません。(誰も何も言ってない。)

何度でも言うけどヒプマイのStellaもめちゃくちゃ好きでぇ。

 そらを引っ掻くようにして流れてゆく星。その痕跡しか残せないのに、直ぐにその痕すら遺らず消えてゆく。
 それでも必至に、そらを描く星の痕跡を、そこに追い縋るようにして残すのだ。遺すことしか出来ない。
 もどかしい。だから。だから、ああ早く、誰か。
 星に願いを。
「おれには願いたい自分の願いなんて無いよ。」
 そんな。
 どうして。それでは星がこの儘消えて行くばかりだ。
 はやくはやくと急いたところで、願われる願いも生まれない。生まれた願い星が、ただそうとは成らず消えてしまうのか。
「だから、おまえが自分で願えよ。」
 え?
「わたし……?」
「ああ。」
 きらきら輝く星を、その儘命の輝きとしてその身に映している瞳に見上げられる。
 本当に綺麗なのは勿論本物の星のほうだが、それを映したこれも、なかなかどうして?
「おまえ、綺麗だよ。」
「わたしが?」
 そんな。わたしはただの流星痕。本当に綺麗なのは流星そのものの筈。
 そう言っても、願いのない瞳は首を横に振る。
「おまえが。おまえだよ。綺麗なのは。」
 そう、確かにそう言った。
……流星が消えたら、おまえもそうなるのか?」
 それは、そう、至極当然の理。
「なら。」
 瞳が痕を引き留めた。
 ただの痕なのに。
「おまえが願わないなら、おれがおまえを願おう。」
 消えないで。
 望まれたのは、願い星ではなくその軌跡だった。
 願いを叶えた願い星は、その軌道を違えることなく、深淵のそらにおちていった。


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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。