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2024-11-16 23:11:45
632文字
Public 🪨短いdcst夢
 

お花見

男主と🥋、ほかの女の子たち
たいゆず結婚後

「やっぱり花にはお団子ですなあ」
「お子ちゃまね。こんなにおいしいオードブルが目の前にあるのに」
「杠は人妻だけどね。ルーナ、アンタはどうなんだい?」
「ぐっ……、この間綺麗だって言われたわ?!」
「それは縫合跡がでしょ。その記事書いたの私だもん」
「ハ! 技術を高めんとするその姿は間違いなく美しいがな」
「そう言うニッキーはどうなのさ?」

桜の木の下で盛り上がるガールズトークに水を差す者はなく、昼が夕になり夕が夜になり、桜が無数のライトアップに照らされた頃。

「やあ、お邪魔するよ。──これ、フランソワが君たちにって。お酒は足りてる?」
「おお、そういえば甕がからっぽだ。よし運動がてら私がひとっ走り、」
「ストーップ! 私、コハクに用があるの」
「? おおそうか」
「足元が見えづらいし、二人で運んだほうがよさそうですね」
「それじゃ悪いんだけど誰か一緒に、ええと……いいかな、ニッキー」
「あ、アタシ?!……ああそうだね、この中じゃ適任だよね」

転ばないようにね、と男が差し出した手を取ったはいいが右手と右足が一緒に出たまま後ろ姿は小さくなっていく。転……びかけて支えられたのを遠目に見て、桜の下でひゃああと潜めた歓声が沸き起こる。

「ニッキー無自覚尊すぎばくしょ!」
「始まりかけは良きものですなあ」
「え? え? そうなの?」
「ルーナとコハクはもう少し恋愛偏差値を上げるべきね」

ガールズトークを花びらに乗せて、春の夜は更けていく。