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駆動マキナmk-2
2019-07-14 07:53:44
1018文字
Public
雑多
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888115
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火文明・ヒューマノイド・このクリーチャーはブロックされない
DM・VSR夢/bsr/現パロ
■■
「あの、バサラくん。いい加減機嫌治してほしいんだけど
…
」
「
……
ふん」
恐る恐る声を掛けるも相手の返事は素っ気ない。私を抱き締めつつベッド端に座るバサラくんは不貞腐れた表情のままだ。彼は此方を抱き締めたまま雨音がザーザー響く窓の方をギロリと睨み付ける。今の彼は本当に機嫌が悪い。元から鋭い目付きが更に鋭くなっていて内心で溜息を吐いた。
───レッドゾーンのエンジン調整が終わった。待たせちまった分、今度の休みはお前が決めた場所に行ってやってもいいぜ?
得意気な顔でそう伝えられていたのだが生憎本日の天気は雨。外出が中止となったことで我が俺様彼氏様は完全に拗ねてしまったのだ。(ちなみにレッドゾーンとはバサラくんが愛用しているバイクの名前である。物凄くスピードが出る上に炎みたいに真っ赤なボディがとてもカッコいい。)
「まぁ雨になっちゃったのは確かに残念だけど
…
。もう少しで梅雨明けするからその時の休みに出かけ、」
どうにか宥めようとするとバサラくんは私の台詞を遮りこっちの腰へ回していた腕に無言で力を込めてきた。
「え、あの、ばさらく、」
「雨だからといって何もせずに過ごすのは癪だ。俺の気が済まない」
「
…
と言いますと?」
「触らせろ」
ぼふんと柔らかい感覚。きっぱり断言したや否や彼は私を抱き締めたままベッドへと身体を沈める。互いの身体が更に密着し合い自分の左胸の鼓動が徐々に速くなっていくのを聴き逃さずに笑うバサラくんはそれはもう悪い顔だ。
「ハッ
…
なんだ?そんなに緊張するものかよ?」
「ちょ、まって、タンマ
…
!」
「お前なら知ってるだろ。俺は待てなんて聞き入れねぇ。いいから大人しくしてろ」
「く゛ぎゅう
…
」
慌てて身動ぎするも暴れるなと言わんばかりに力強く抱き締められて変な声が出てくる。ちょっとだけ苦しい。苦しいけど、もっとぎゅっとしてほしい。そう思ってしまうのは私がバサラくんによって爪先から頭のてっぺんまで侵略されてしまったからだ。きっとそうに違いない。
「夜まで離さないつもりだ。覚悟しとけよ、
■■
」
傲慢さを含みつつも優しい声が耳元で響く。目元へ口付けられると同時に淡い桃色をした髪の毛が頬っぺたを掠めてきて無性にくすぐったい。もうこうなっては私はバサラくんの抱き枕だが、彼から逃れるという選択肢は身体を包み込む相手の体温と今も窓を叩く雨粒の音がかき消していくのだった。
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