Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
siso_leonids
2017-01-04 19:52:34
1413文字
Public
Clear cache
明星学園の小さな日常 2時間目
千佳那の日常の一部。
藤咲君、桐生さん、結城君、矢花さん、虎目さん、芹川君、榊原君の7人お借りしております。
【1】
「藤咲君この雑誌に載ってるの?」
「そうなの、このページとか
…
」
雑誌のページに写る藤咲君の姿を見つけていく。
どのページも彼女の魅力が引き出され、綺麗に写っている。
それらはきらめいているようで、私の目をどこまでも楽しませる。
「これとか素敵でしょ?新作なんだよ」
「そうね、実際に見てみたいわ」
そんなことを言いながら雑誌のページを捲っていく。
【2】
「このゲーム面白いわね」
「そう?良かった」
桐生さんにゲームを貸してもらった。
親友がやっていたのを見て、
私もやってみたいとぼやいたら貸してくれたのだ。
「ここどうしたらいいの?」
「あぁ、さっき来た道を少し戻ったところにあるパズルを解いたら開く」
攻略が難しくわからないところを聞きながら、夢中でゲームを進め、
昼休みの鐘が鳴るまでの時間でたっぷりゲームを堪能したのだった。
【3】
「結城先輩どうですか?」
「うん
…
」
生徒会室に新しく買った椅子を運んでいると彼に出会った。
彼の目線にあるのは私が運んでいた椅子。
何気なく座ってみますか?と問いかけると頷きが返ってきたので
運び入れ座ってもらうと何やら考えこんでしまった。
彼が目の前に置かれたお茶に気が付いたらまた聞いてみよう。
そう考え私はロッカーから電卓を取り出した。
【4】
「ありそう?」
「はい、あります
……
あるんですけど
…
」
どうやらなかなか見つからないらしい。一緒に探すこと数分。
「ありました
…
!」
控えめながらも喜びを滲ませた声で私の前に本を差し出した。
間違いなく目当ての本。受け取ってお礼を述べる。
「その、
……
作るんですか?」
「アイデアが欲しいの」
受け取った本はお菓子や和菓子の本。
「うちの兄との新作ケーキ案で競り合うから」
そういうと彼女は花が綻ぶような微かな笑みを浮かべた、ような気がした。
【5】
「そっか、楽器関連は結構大きいわよね」
「うんー」
虎目さんから持ち掛けられたのは部費の相談だった。
吹奏楽部は確かに楽器のメンテナンスなどで出費が大きい。
実質最近何人かに部費の相談を持ち掛けられている。
「こことここを少し切り詰めてもしんどいわね」
「値段がかわいくない
…
」
彼女の言葉に確かにそうだな、と思いながら
生徒会室にあるだろう決算資料を見て
次回の予算会議で各部活の部費をどう改善するか策を巡らせることにした。
【6】
綺麗な金髪が風に乗り、ふわりと舞う。
その姿を眺めているとふと言葉が零れた。
「芹川君は綺麗な髪の色ね」
「だろ?」
振り返ってくしゃりと笑う彼に笑みを返す。
「瞳も綺麗だし、本当に羨ましい」
私の言葉に芹川君は笑みを深めるのと同時に予鈴の音がなる。
芹川君を急かしていると自分の視界に入る髪が見えた。
「私もそんな綺麗な色がよかったなぁ」
靡く自身の前髪を手で退けそう小さく呟いた。
【7】
廊下で彼の姿を見つけ名前を呼ぶ。
「榊原さん」
「なぁに?」
返ってくる綺麗な笑みに一瞬詰まる。
美人さんなの羨ましいなぁと思いながら手を掲げる。
彼は?マークを浮かべながら手を差し出した。
私はその上に自身の手をのせ握っていたものを彼の手にそっと置いた。
「イルカのキーホルダー?」
「えぇ、好きとお聞きしたので。この前相談に乗っていただいたお礼に」
彼は私の言葉に一瞬きょとんとしてすぐに美しい笑みを浮かべた。
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内