【歌舞伎鑑賞】#41 明治座 十一月花形歌舞伎


明治座 十一月花形歌舞伎

明治座
2024年11月3日(日)

<昼の部> 11:00開演

『車引』
松王丸  坂東彦三郎
梅王丸  中村橋之助
桜丸   中村鶴松
藤原時平 坂東楽善

『一本刀土俵入』
駒形茂兵衛   中村勘九郎
お蔦      中村七之助
堀下根吉    中村橋之助
若船頭     中村鶴松
酌婦お松    中村梅花
波一里儀十   喜多村緑郎
船印彫師辰三郎 坂東彦三郎
老船頭     市川男女蔵

『藤娘』
藤の精 中村米吉

<夜の部> 16:00開演

『鎌倉三代記』
佐々木高綱  中村勘九郎
時姫     中村米吉
おくる    中村鶴松
阿波の局   中村梅花
母長門    中村歌女之丞
三浦之助義村 坂東巳之助

『お染の七役』
油屋娘お染  中村七之助
丁稚久松     〃
許嫁お光     〃
後家貞昌     〃
奥女中竹川    〃
芸者小糸     〃
土手のお六    〃
鬼門の喜兵衛 喜多村緑郎
油屋多三郎  坂東巳之助
船頭長吉   中村橋之助
丁稚長太   坂東亀三郎
腰元お勝   中村鶴松
女猿廻しお作   〃
山家屋清兵衛 坂東彦三郎
庵崎久作   市川男女蔵

演目あらすじ・詳細はコチラ⬇️
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/875

*・*・*

昨年の5月以来の明治座でした。

久しぶりに行きましたけど、基本的には見易くて、やはり良い劇場だなァと思いました。FFX歌舞伎でハマって、米吉さんを追いかけて(笑)真っ先に訪れたのがこの明治座だったので、思い入れのある劇場で懐かしさもありました。


『車引』

以前も何処かで観たことのある演目だけど、その時は今よりも歌舞伎初心者で、ふわっと観てたから、ちゃんと内容理解出来てなくて😂、今回やっとこさって感じです😅

橋之助さんと鶴松さん、所作がピッタリと、とても息のあった兄弟でした。もう一人の兄弟役、彦三郎さんも含めて、とてもいい配役だったと思います。

中でも中性的な役を見事に演じきった鶴松さんには何か惹かれるものがありました。橋之助さんとは同じ歳ということで、夜の部の『お染の七役』でも一緒に踊るシーンがあり、今後も良いコンビになりそうな予感がしました。


『一本刀土俵入』

以前、歌舞伎座にて幸四郎さん主演で観たことのある演目だったので、イヤホンガイド無しでじっくりと拝見。

勘九郎さん推しとしては、前半の可愛い勘九郎さんと、後半のカッコイイ勘九郎さんが観れて、それだけでも幸せなのに、中村屋兄弟による茂兵衛とお蔦の義理人情のやり取りには終始、心打たれてお目々がうるうるしっぱなしでした🥹✨

頂いた恩を決して忘れなかった茂兵衛と、10年経ってすっかり忘れていたお蔦のギャップも良いですね(そしてアノ思い出し方よ!🤣)

改めて観て、いい話だなァと満足感でいっぱいになりました。
そして、演目ごと好きになってしまったので、また観たい🥹✨

幸四郎さんも(意外に?)可愛い役が似合うので、良かったなァと思ってたけど、二枚目も三枚目もハートフルに演じられる勘九郎さんには、このお役が凄いピッタリだなァと思ったし、兄弟の七之助さんが女方でお蔦を演じられるのは凄い強みだなァと思いました。

ちなみに歌舞伎座では幸四郎さんが芋の他に餅も食ってて(食いしん坊力士😂)、幸四郎さんが体調不良で休演した時は勘九郎さんが代演したんたけど、その時に「餅食うの!?」ってビックリしたらしい(笑)
※今回の勘九郎さんは芋オンリーでした🤭

あと前回同様、再び子守の役で芝のぶさんを拝見出来たのも嬉しかったです🥰


『藤娘』

いつか好きな女方さんで観てみたいなァと思ってた演目だったので、ようやく念願叶いました😊

米吉さん、とてもキレイで可憐でした🥰
癒し系の藤の精でした🥰

キレイな女方さんはいっぱい居るけど、米吉さんはそこに可憐さがプラスされるので、そこが彼の強みで貴重な役者だなァと思います。


『鎌倉三代記』

以前、軽い気持ちで歌舞伎座にて萬壽さん・時蔵さん親子(当時は時蔵・梅枝)で観たら、萬壽さんの色気ムンムンの三浦之助に私が惚れてしまい(笑)時蔵さんの時姫とシンクロしてた思い出の演目😂

今回は巳之助さんが三浦之助。彼もまた勘九郎さんと同様、二枚目も三枚目も演じられる人なので普通にイケメンで目の保養でした。てか、手負いで髪下ろしてるからロン毛好きホイホイされちゃうんですかね😂

一方、時姫は米吉さんということで、彼のFFXユウナを観てから、ずっと追いかけてきて、何気に今回で歌舞伎の“三姫”全てを見届ける事が出来ました。やっぱりお姫様役は似合いますねぇ😍

そして勘九郎さんの佐々木高綱は、御本人は意外だったそうですが、この役もまた正体を明かす前と後でガラリと変わる役なので、勘九郎さんにとても合っておりました。てか、チャーミングな役を演じてる時の勘九郎さんは、観ててほっこりする😊✨


『お染の七役』

ん?この話、何処かで観たことあるぞ?🤔と思ったら、お六のくだりは以前、歌舞伎座にて、にざたまで演ってましたね。観ながら思い出しました。七之助さんのお六も負けず劣らず良きでした😳✨

歌舞伎の早替りは毎回その速さに驚かされますが、七之助さんの七変化もお見事でした👏👏👏

七之助さんは、どんなタイプの女性を演じてもピタリとハマるのが凄いですね。演じ分けが素晴らしかったし、中でも狂女となった許嫁お光の場面は、惹き込まれるのものがありました。

てか、この話から派生して出来たのが『野崎村』だったのか!と、後日色々と調べて知りました😅

視点が変わると登場人物のイメージも変わるなァ😅

【参考】恋と歌舞伎と女の事情
    最終回 新版歌祭文~野崎村
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=599



中村屋さんも早くアクスタ作ろ?🥹🙏✨

過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
.