Gルートをパピルス戦で放棄し、パピルスの部屋にある骨が入った箱を調べると、それはニンゲンとの戦闘で使わなかった骨である事がパピルスから語られ、 「もしオレさまがスペシャルこうげきを使っていたら…ブラスターでフッとばされてもおかしくなかったんだぞ!」
と更に続けます。
この『ブラスター』とは、恐らくGルート最終決戦でサンズが使用してくる『ガスターブラスター』の事であり、パピルスもサンズと同じく『ガスターブラスター』を使いこなす事が出来るという、かなり衝撃的な内容となっています。
このためサンズとパピルスは、あのガスター博士と何かしらの関係があるという説が有力視されています。
では、英語版はどうなっているかというと… 「HOW LUCKY OF YOU ! HAD I ONLY USED MY SPECIAL ATTACK, YOU SURELY WOULD HAVE BEEN BLASTED TO … 」
翻訳サイトで和訳後、それっぽい文章にしてみると… 「なんてラッキーなんだ!俺様がスペシャル攻撃を使っていたら、お前はきっと吹き飛ばされていただろう…」
というような文章になるかと思います。
非公式日本語版では 「お前は幸運だな!もし俺様が必殺技しか使わなかったら、お前は確実にやられていただろう…」
と、英語版にかなり近い翻訳となっています。
英語版では『BLASTED.=吹き飛ばされていた』という一文が使われていますが、『ブラスター』という直接的な名称は記されていません。そのため、パピルスがブラスターを使えるのかどうか、はっきりと分からない印象を受けます。 つまり、公式日本語版でのみ『パピルスがブラスターを使う事が出来る』とはっきり明言されている事になります。
【Gルートでのサンズの発言】
Gルート最終決戦の中で、サンズは時空に歪みが生じている事を話します。その冒頭はこうなっています。 「じくうに だいきぼなゆがみが はっせいしているらしい」
英語版では、 「our reports showed a massive anomaly in the timespace continuum.」
となっており、和訳してみると… 「俺達の報告では、時空間連続体における大規模な異常が示されていた。」
という感じでしょうか?
公式日本語版は難しい単語を分かりやすく翻訳した形になっていますが、一番の違いは『our=俺たち』が訳されていない事です。
その為、公式日本語版ではサンズ一人が時空の歪みについて知っている、というような印象を受けます。
しかし、英語版では『our』という言葉が使われており、サンズは他の誰かと共に研究していた事が明らかになります。
非公式日本語版でも、「俺達は研究によって時空連続体における大規模な異常を観測した。」と、英語版とかなり近い内容になっています。
つまり、サンズと共に研究をしていた『他の誰か』の存在は、英語版でなければ分からない仕組みになっています。
サンズと共に研究が出来る存在とは、一体誰でしょうか…?
候補としてはアルフィーが挙がりますが、彼女はサンズのようにこの世界の踏み込んだ事実(セーブやロード、リセットなどのメタ要素)に気付いている様子がありません。
他に思い当たるのは、パピルスか…あるいはガスター博士でしょうか?
優れた科学者であったガスター博士ならばあり得そうな話です。
パピルスは研究に参加できるのかが不明ですが、他の時間軸について知っているかのような発言をするので可能性は0ではないかもしれません…
【サンズの間違い電話】
続いてもサンズです。
アンテにはFUN値という数値が存在するのですが…これについては別の記事で深く触れていくので、今回は簡潔に説明すると『レアイベントの発生に関連する数値』という認識で大丈夫かと思います。
このFUN値が40~45の時、パピルス手作りの見張り小屋付近でサンズから電話がかかってくるイベントが発生します。
その内容は非常に意味不明なもので 「もしもし。オイラ リカちゃん?」 「はい」を選択すると…「そうか。じゃあ こんどからそう よんでくれ。」 「いいえ」を選択すると…「そうか。じゃあ これからもオイラのことは サンズって よんでくれ。
ときどき かくにんしないと。 いつ じぶんのなまえが かわってるか わからないからな。」
と言います。
本当に意味が分からない電話なのですが、この英語版はどうなっているかというと… 「hey. is your refrigerator running?」
「yes」→「nice. i'll be over to deposit the brewskin.」
「no」を選ぶと→「ok, i'll send someone over to fix it. thanks for letting me know.
good communication is important.」
和訳してみると… 「やあ。冷蔵庫は動いてるか?」
「はい」→「よかった、ビールを預けに行くよ」
「いいえ」→「わかった、誰かを派遣して修理しよう。教えてくれてありがとう。
良好なコミュニケーションは重要だ。」 …となります。 公式日本語版ではリカちゃんで…英語版では冷蔵庫の話題と…何故か内容が全く異なった文章になっています。
例により非公式日本語版は英語版とかなり近い内容なので、 「なあ。お宅の冷蔵庫って動いてるか?」
「はい」→「よし。ビールを置きに行くぜ。」
「いいえ」→「そうか、じゃあ直せる奴を向かわせよう。教えてくれてありがとな。
しっかりコミュニケーションを取るのは大事だからな。」 …となっています。 何故、日本語翻訳する際に全く違う内容に変更されたのでしょうか?
そもそも、リカちゃんにしろ冷蔵庫にしろ、一体誰への電話だったのか…?
リカちゃんとは?いつの間にか名前が変わってるかもしれない、とは…?
まったくもって謎の電話です…
しかし、個人的に『いつの間にか名前が変わっているかもしれない』という言葉を聞いた時、デルタルーンを思い出しました。
デルタルーンで初めて闇の世界に行きセーブをした際、クリスのセーブデータを上書きするので、名前がクリスからプレイヤーの名前へ変更されます。
もしかしたら、デルタルーンへの伏線なのでしょうか…?
【Gフォロワー2の発言】
続いてもFUN値関連です。 FUN値が61の時、ホットランドのエレベーターR1の近くに謎の灰色のモンスターが出現します。
名前は不明ですが『spr_g_follower_2』という(恐らくスプライト名?)名称や、ガスター博士の事を話す事から巷では『G(ガスター)フォロワー2』と呼ばれています。
詳細についてはまた別の記事にて語りますが、注目すべきは会話の冒頭です。 「アルフィーは 王室せんぞくの けんきゅうしゃ。 ぜんにんしゃの W.D.ガスターは どうなった?」
英語版では 「Alphys might work faster. But the old Royal Scientist, Docter W.D.Gaster?」 和訳してみると、「アルフィーのほうが作業が早いかもしれない。
でも、かつての王立科学者のW.D.ガスター博士はどうだろう?」 …となります。
非公式日本語版では 「Alphysの方が手際はいいさ。でも、先代のW.D.ガスターは?」 …となっており、やはり英語版とほぼ同じ内容です。 公式日本語版では「アルフィーが王室専属の研究者である」という事だけが分かりますが、
英語版では「アルフィーの方が、先代の研究者だったガスター博士より仕事が早い」という事が分かります。
なぜ一部内容が省略されているのか気になりますが…あくまで個人的な仮説になってしまうのですが、これは英語版の文章の独特な韻を踏んだ読み方を、日本語で再現するためにこのような翻訳になったのではないか?と考えています。それらの事は、また別の記事にてまとめてみようと思っています。
【サンズの研究室の謎の機械について】
これはゲーム本編だけでなく、作者であるトビー・フォックスさんの発言も関わる内容です。
サンズの審判を何度かロードすると、サンズの部屋、そしてサンズの秘密の研究室に入る事が可能になります。研究室には布で覆われた『壊れた奇妙な機械』が置かれており、多くのファンが様々な考察を行っています。 実は、この機械についてトビー・フォックスさんが非常に興味深い発言をしており、それは「サンズはあの機械は修理できなかった」という内容なのだそうです。
2015年9月18日にTwitter(現X)にて、トビーさんが投稿したリプライの内容であり、本文は既に削除されたのか現在閲覧する事が出来ません。しかし、wikiや画像検索で内容を知る事が出来ます。 参考サイト様:Undertale Japan Wiki様 W. D. Gaster サンズ:undertale.fandom.com/ja/wiki/W._D._Gaster#%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BA
本文は… 『You've all seen the happiest outcome.
Neither of them could fix the machine, no matter how hard they tried. No one can.』
これを和訳してみると… 『皆さんは最も幸せな結末を目にしたことだろう。
二人ともどれだけ努力しても機械を修理できなかった。誰にもできないんだ。』
という感じになるのですが…『Neither of them…=二人とも…』という言葉が使用されている事に注目です。
つまり、謎の機械を修理しようとしていたのはサンズだけでなく、もう一人別の誰かが居た事になります。
前述の時空の歪みの発言の時もそうでしたが…その人物は一体誰なのでしょうか…?
考えられるのは、アルフィー?パピルス?それとも、ガスター博士辺りでしょうか…? 参考動画:The Game Theorists様『Game Theory: Gaster's Identity REVEALED! (Undertale)』14:00~:
-----(追加部分)-----
【報告書No,5】
参考サイト:にわとりとり様『True Lab 報告書No.順まとめ』:privatter.net/p/3405210
しんじつのラボの報告書については、それだけで考察要素満載なのですが、ここにも気になる部分があります。
それはNo,5です。
内容は『完成した装置を使い、ニンゲンのタマシイからとある要素を取り出し、これに『ケツイ』という名前をつけた』という、かなり重大な情報に触れているものです。
注目したいのは… 「かんせいした そうちをつかい ニンゲンのタマシイから ある“ようそ”を ちゅうしゅつした。」
という部分。 公式日本語版では『この報告書の筆者が、開発した装置を使って『ケツイ』を抽出した』という風に読めます。
しかし、英語版を見てみると… 「Using the blueprints, I've extracted it from the human SOULs.」
これを和訳してみると、「設計図を使って、人間の魂からそれを抽出しました。」となります。
非公式日本語版でも「設計図を元に、人間のソウルから「それ」の抽出に成功した。」となっています。 英語版でのみ、報告書の筆者が設計図を見ながら装置を動かしてタマシイを抽出している事が分かるのです。
『設計図を見ながら』となると…この筆者が装置の開発者なのかが曖昧にならないでしょうか…? まるで、以前に誰かが作った装置を、残された設計図を頼りに動かしたような……
報告書の筆者については様々な憶測が飛び交っておりますので、
もしかしたらこれも、その部分に関係するヒントなのかもしれません…
(ちなみに、この部分とアルフィーのとある発言もまた考察要素になっているのですが、それはまた別の記事で…)