▼【stop】
累くんが手を振りながら戻っていき、皆さんが一息つく頃、突然、列車がキキーッ!!と悲鳴じみた摩擦音をさせて急停車しました。何かが起こったようです
……
ね【急に止まった列車にびっくり。】
炭「えっ?ねずこ大丈夫か><」
皆さんが窓外を見てみても、どこかの駅に着いたわけではなく、中途半端なところで列車が止まってしまった、ということが分かります。前方には乗車した際お世話になった車掌さんが、オロゝと狼狽えていますよ。
錆「車掌さん!車掌さん!?どうしたんですかっ?」
素早く状況確認に来た錆兎と炭治郎に、車掌さんはハッとした表情?を浮かべ、皆さんの所へ早足に近付いてきました。
車「すみません、皆さんに少々お願いがあるのですが、よろしいでしょうか?実は、先程の急停車には理由がありまして、運転室に忍び込んだイタズラオバケが、ブレーキをかけてしまったようなんです。扉の鍵も内側から閉められてしまって、非常用の出入り口ならありますが、私には狭くて
……皆さんなら小柄ですから、楽に通れると思います。どうか中へ入って、オバケたちを捕まえて頂けないでしょうか?」
運転室の扉の向こうからは、何やら笑い声らしきものが聞こえてきます。非常口は確かに狭いですが、鍵はかかっておらず、子どもやスプーキーなら簡単に出入りできるでしょう。
こんなところで悪戯なんて、きっとハグレオバケの仕業に違いありません。彼らはリングの庇護を捨て、完全なる自由を選んだオバケなので、管理の目が行き届かないのです。
炭「う~ん、このまま停まってても困るし
……帰りたいものなぁ」
真「中に入ってみるね」
善「真菰ちゃんは入る、と、いうことは
……錆兎はどうする?」
錆「俺も入るぞ」
善「行くんだね」
真「まだ駅弁食べてないも~ん!いつ車内販売はくるの?」
全員 \ドッ/
善「そうね!お菓子はゲットしたけどね!(笑)」
錆(真菰
……ごめんな
……)
プンゝスカゝしつつ運転室に入っていった真菰ちゃん。その姿を申し訳なさそうに眺めながら、錆兎もついて行きました。
炭(困っている人を放ってはおけない
…ねずこを振り返って声をかける)
善「お前なら、そうだろうね」
炭「ねずこ、行こう」
ね【強く頷く。】
錆(和巳はどうする?)
真(連れて行ってあげたら?)
炭(和巳と里子も連れて皆で行こう)
真「オラッ来い和巳」
ね(真菰ちゃんがぐれちゃった~)
善「強いな~~この真菰ちゃん!」
し(ふふ
…っ
…!!(堪))
錆(真菰!? なんでそんなにガラが悪いんだ?!)
善「空腹故の野性味?」
ね(わっ、私が和巳くんと里子ちゃんの手をつないでいきます!!(焦))
炭(四人で連なって行こう)
善(うふふっ
……皆、説得頑張ってね~~?)
ついてくるよう促されても、和巳くんと里子ちゃんはその場から動こうとしません。二人は行くのを嫌がっている様子です。
ね(えっ?)
炭(怖いのかな?)
和巳くんは悲壮な雰囲気で、頑なに同行を拒んでいます。
和「だって
……この列車が動いて学校に戻っちゃったら、また里子とお別れになっちゃう
……行きたくない!やだ!!僕、里子とずっとここにいる!!」
里「
……私も、和巳さんから離れたくありません
……」
二人には、旅の間に通じ合うものがあったようです。
錆(あぁ
…(察し))
ね【困った顔でお兄ちゃんを見る。】
炭「えーっ
……で、でも、ずっとここにいたら、和巳のお父さんとお母さんが心配するぞ!」
和「でもここから降りたら絶対お別れになっちゃう
……!」
炭(えっ!つ、辛い。やめてくれ)
錆(説教するか?)
善「な!このタイミングで説教!?(説得じゃないの?!)じゃ、じゃあ
…《しかる》とか
…」
炭「
……いや、やっぱりだめだ。二人が駄目になるような選択は選べない」
善「(炭治郎
……)──ねずこちゃんとしのぶさんがまだ行動してなかったよね?手番として《しかる》、または《優しさ》で判定してくれれば、状況が変わるかもしれないよ」
ね(できることを考えましょう)
善「心苦しいけど、当然二人をおいていくこともできるって云っておくね
…」
し(クトゥルフではないし死ぬことはありませんよ)
錆&善((メメタァ))
ね(つまり、この列車の中じゃないと彼はもう、里子さんの姿が見えなくなってしまうの?)
炭(多分そうだろうな
…もうねずこの姿は見えていなかったから)
善(音が
……分かってるから強く云うのを躊躇ってる音がする
……本当に炭治郎らしいな)
ね(云いたいことはあるのに話せない
…!)
善「ごめんよぉねずこちゃん!!(TдT)」
炭(どうしても和巳を放っておきたくない)
錆(確かに)
ね(来なかったら一緒にいようかな、とは思ってるけど
…ここがシナリオの根幹な気もして)
善(ねずこちゃんまでメタ発言を!?)
炭(できれば和巳にはここで立ち止まらず、一緒に立ち向かって、現実に戻ってきてほしい)
ね(里子ちゃんにも、何故いなくなったのかについては、結局教えて貰えないままだしね
…)
善「ねずこちゃんは和巳くんたちと残ってもいいって云ってるよ。それと、里子ちゃんが消えた理由も知りたがってるみたい」
錆(そうだったな)
炭(大方、イノセントは大人になるとスプーキーが見えなくなるそうだから、そういった類じゃないか)
ね(ねぇ善逸さん、判定、しのぶさんが失敗したら私もしたいんだけど、そういう形には
…)
し「───この列車に乗り続けていたら、スプーキーがイノセントから離れた理由も分かるのではありませんか?」
善「!」
義勇さんの影からするりと現れたしのぶさんは、いつの間にか綺麗な女の人の姿になっていて(※演出です)、和巳くんと里子ちゃんに向かって静かに語りかけていました。
し「原因が判明すれば、自ずと解決の糸口も見つかるはずです。私たちもお手伝いしますから、そのためにも、列車の運転再開に、坊やの力を貸してください」
ね&錆((なるほどー!!))
善(やっぱ柱ってすごいな?!流石!!理性的でかっこいいよ──!!!)
炭(素晴らしい説得を、ありがとうございます!!ちょっと微妙な心持ちもしますが
…)
善(まぁ察してたらそうなるよね。この音、炭治郎だけじゃないもんな
…)
し(頑張りました(^^))
しのぶさんの理論立てた冷静沈着な説得に、和巳くんは心を動かされたようです。
和「もしかして、また一緒にいられる方法も見つかるかもしれないってこと?!」
し「そうかもしれないですね(確証はないですけど)」
ここまで云われたら和巳くんも意を決します。里子ちゃんと一緒に、皆さんについて来てくれるでしょう。
善「しのぶさんのRPが最高だったので、判定はナシでいいです!!自動成功だよ!!!」
しのぶさんの口車
…じゃなかった、説得に応じてくれた和巳くんたちも含めた八名全員が、運転室へと入って行きました。すると、そこには
……?
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