オバケたちは満月の夜ごとに、夜なゝ『百鬼夜会~ミッドナイト・パーティー~』という夜会を開いています。街ごとに行われるこの夜会には、その街に住む各リングのメンバーが全員出席する義務があります。各リングは自分たちの活動を報告し、オバケ社会の秩序と平穏が保たれるよう、話し合いをするんですね。それが終われば、後は一番鶏が鳴くまで飲めや歌えの大騒ぎ。こっちが本命のオバケが大半なことでしょう。
善「人間もオバケも本質は変わらないのかもね~」
し(きんきらの坊や、そんなことより情報をください)
善「すすすいません!!はい、あの、えっと!里子さんはトンガリ族でして、きちんと会合に出席していたしのぶさんは、同じリングの彼女をもちろん知っていますです!!ただ彼女は大変おとなしい性質で、礼儀正しいけどあまり話好きな感じはしませんでした。それと契約相手に惚れ込んでいて、相棒ととても仲良しそうだ、との印象を受けてましたね」
義(ほう)
し(仲良しだった、ということになりますと
……)
炭(
……やっぱりいなくなるのはおかしい、そういうことですね)
し(ではそれを冨岡さんに伝えましょうか)
善(よかった、ここで隠されたりしたら八方塞がりだった)
し「里子さんなら会合で何度かお見掛けしましたよ」
義「何?」
し「オバケって勝手気ままな方が多いんですけど、周りと比べておとなしい型でしたね。契約相手のイノセントの方と、だいぶ仲がよろしかったみたいです
……ところで一体何なんですか?いきなり」
善「寝起き悪そう
……」
ね(確かに。根に持ってそう)
し「無理に起こされてプンプンですよ><」
義「一日中寝てたくせに
…」
し「そうでしたっけ?ウッカリです☆」
炭(凄く仲が悪そうだ!)
善(戦闘シーンでもないのにこの緊張感なんなの?もうやだ)
し「銀河鉄道については──
…」
善「しのぶさんは特に興味がないことは何も知らないと思うんですけどぉ
……」
し「銀河鉄道についても、よくわからないですね☆」
義「とにかく里子の相方は困ってるようだから、これから炭治郎たちと一緒に銀河鉄道に乗ってくる。もしかしたら危険かもしれないが
……お前も行くか?」
し「なんだか面白そうなことになってますね?私もついていきます(笑顔)」
炭&錆((面白そう))
善&ね((いっちゃうんだ))
義「しのぶが行くというから、連れだって学校へ戻る」
善「蝙蝠姿なんですね
……しのぶさん
……可愛らしいです(真顔)」
し(私の手番は終えてませんよ?行動していいですか?)
善「すいませんっ!何なりとどうぞ!!」
し(【オバケ占い】やりたいです。判定に成功すれば、事件に関する場所や、そこへの行き方が分かるんでしたよね?)
善「はい!人間界で行う『オバケ判定』になるので、魔力を1点消費しますけど!あと目標値9ですけど!!ねずこちゃんがいれば【お助け】してもらえたんですけど
……まだ自宅だろうから無理です
……」
人間であるイノセントは《特技》という能力を使い行為判定(その行為が成功したか、失敗したかの判定)を行いますが、オバケであるスプーキーはすべての判定が『オバケ判定』になります。人間は得意不得意の個性により達成目標値が増減するのに対し、オバケはどんな行為をするにしろ目標値9固定です。更に人間界でこのオバケ判定を行う場合、魔力が1点消費されます。魔力が尽きるとバタンキュー!してしまうので、オバケは魔力が尽きないように気を付けて過ごさねばなりません。
し(私には【お邪魔】力しかないんですよね~。じゃ、判定値9でやってみます)
善「頑張ってください!」
★
しのぶ:2D6 >=9(判定:オバケ占い)
Peekaboo : (2D6) → 6[3,3] → 6
★
善「ん!んん~?これは
…申し訳ないですけど失敗です
……しのぶさんには何もわかりませんでした
……」
し(残念。仕方ないですね)
善「すみません
…えっと、ではこれで全員の手番が終了した、ということになります」
『ピーカーブー』では全員の手番が終わると『サイクル』というものが一回、終わったことになります。このサイクルが終わると、次の展開
…次の『フェイズ』へ進めます。
今回は特殊なシナリオだからやりませんが、本来は一日の出来事を『学校フェイズ』1サイクル、『放課後フェイズ』2サイクル、『真夜中フェイズ』1サイクルという感じで三種類に分けて処理するんですよね。興味が湧いたら是非遊んでみてくださいよ───ッ(^^)ノシ
炭(誰に話してるんだ、善逸?)
善「営業だから気にしないで~次行くよ!」
炭(あ、俺はねずこの要望通り和巳に話しかけたいから、そういう流れで頼む)
善「いいよ。なら炭治郎は冒頭のRP(会話)をよろしくね~」
▼不思議な列車
1サイクル終了し、皆さんが学校へ戻る頃、既に時間は夕刻を迎えます。
鱗滝さんの話を聞き、ねずこに促された炭治郎は、正門前でひたすら列車を待つ和巳くんの元へ、真っ先に近付いていきました。
炭「和巳。ちょっといいか?今、ここに俺のねずこがいるんだが、見えるか?」
そう聞かれた和巳くんは、視力の低い人がよくやるように目元に皺を寄せ、少し困ったように答えてきます。
和「本当にそこにいるの?見えないけど
……?」
炭(!!
…察した)
し(あぁ
…成程)
真(察したわ)
善(皆、鋭いな~)
ね【和巳くんの頬に手を添えるようにして近付く。】
善「
……ぺちゝ叩かれても、和巳君は無反応だね」
ね【お兄ちゃんの方を振り返る。】
炭(俺は
……なんというか
……うまく言葉が出てこない。
……そうか、としか
……(震))
善(よし、ここらが盛り上げどころだな)
そうこうしてる内に陽が暮れてきました。一番星が瞬き始める少し前、どこからともなく列車の音が聞こえてきます。突然、目の前に線路のようなものがサ──ッと敷かれ、その上を、列車が走ってくるのが分かりました。こちらへ向かってきた列車は、丁度皆さんの前で停車すると、その扉を、ゆっくりと開いたのでした
……
和「里子!!」
扉の向こうは真っ暗でしたが、圧倒的存在感に興奮したらしい和巳くんは、扉の向こうへ乗り込んで行ってしまいました。
炭「和巳!!」
ね(お兄ちゃんが行くなら私ももちろんついていくよ!)
善「二人が後ろも振り返らず、颯爽と扉に飛び込んでいったね」
錆「
…ここで行かなきゃ男じゃないな」
炭(格好いいな!)
し(まぁ
…ふふ!)
善「流石だな!」
真(たぬきになって錆兎の肩に乗っかろっと♪)
錆「可愛い」
善「イケメン台無しだよッ!?微笑ましいけどさ!!」
錆「駅弁、あるといいな
……真菰」
善「いっそ形無しだったわ()はい、次の人~」
錆兎と真菰も乗車し、その場には義勇さんとしのぶさんだけが残っています。
義(蝙蝠姿のしのぶを小脇に抱えて乗り込むぞ)
善「小脇に抱えるの!?!」
真(しのぶさん強制されたね(笑))
し(ええ~?って思いながら一緒に連れてかれます)
善「は、はあ、そうですか
……一応これで全員乗車したので、車内へ話を進めますね
…;;」
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