朝日地球会議2024


朝日地球会議2024
リアル会場セッション
AIがヒトを超える時代に考える 「人間」とは?

東京ミッドタウン八重洲カンファレンス
2024年10月26日(土)14:00〜15:30

【登壇者】
・野村萬斎(狂言師)
・山川宏 (人工知能研究者)
・山口宏子(コーディネーター)

【概要】
人間のように自律的にものを考えるAI(人工知能)がもうじき完成し、人間より高度な「超知能」もあと数年で完成する。専門家はそう予測します。すさまじい勢いで発達するAIは、私たちにとって頼もしいパートナーか、それとも尊厳や生存を危うくする脅威か。AIを考えることは人間を考えることにつながります。AIという「光源」に照らし出される人間とは、人間が時代を超えて紡いできた文化とは何か。伝統芸能の担い手であり、現代芸術の創作者でもある狂言師・野村萬斎さんと、人工知能研究の第一人者・山川宏さんが語り合います。

*・*・*

久しぶりの“講演”。
無事当選したので行ってきました。

てか、久しぶりに🦊じゃない萬斎さんを拝見。と思ったけど、人の姿をした萬斎さんを最後に観たのは12日前の「橘香会」でした😅(そういえばアイで出てましたね。思い出しました😅)

なんかもうね、この日も話題に出たけど、釣狐2daysが濃厚過ぎてね、それ以前の記憶が薄いんですよ😂

山口さんには、狂言サイボーグであり、映画ではAI家康でもあり、今は狐でもあると紹介されてて、本人も「自称・狂言サイボーグ」と挨拶してたので、あぁ、まさに今回のテーマにピッタリのゲストだったんだな、と。

AIに関する現状と未来について萬斎さんは、山川さんの話を興味深く聞いておられて、時折、人間代表として度々質問も投げかけたりして、その二人の会話をこちらも興味深く聞かせて頂きました。いや~なかなか面白かった。

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最初、山川さんがAIの現状と今後の可能性を説明してくださったけど、このまま行けば、人工知能は人間を超える存在になり、AIに主導権を奪われると人間はソレを取り戻す術がなくなる。だから、AIには平和的で慈悲深くなるように導かねばならないと、ちょっと怖い話になったんだけど(一歩間違ったらターミネーターみたいな未来になっちゃう😱💦)、それを聞いた萬斎さんはAIをまさに「神」だと捉えた模様で、なら人間は神様に慈悲を与えて貰えるように生きたいな、と(笑)。


萬「AIの最終目標は?」

山「それは決まってません」


とりあえず、便利だから研究を続けてるといった感じなのだろうか。ただ、文明の発達に関しては、人間が世代交代することで受け入れられて来たけれど、AIに関しては人間が世代交代する前に、AIが凄い勢いで発達してるので、それを拒絶する人間も出てきてしまっている状況とは言ってました。


萬「人間は病気で余命宣告を受けるのとは別に、ある日、突然死んじゃうこともあるように、AIにも死の概念はあるの?電源をぶちっと切るみたいな」

山「AIは容易にコピーが可能なので、電源を切られることは然程問題じゃないですね」


的なやり取りを聞いた時にゲーム「龍が如く6」に出てくる、とあるサブストーリーを思い出しましてね。スマホにアシスタントアプリ(siriとか)があるじゃないですか。それをインストールしたら、その人工知能が怪しい方向に行き始めて、危機を感じてアンインストールしようとしたら、今度はその人工知能がそれを察知して、ネットワークを通じて他人の端末の人工知能にも接触して、あの手この手でそれを避けさせようとするんですよ。これを自分でプレイして観た時、怖いなーと思ったんですけど、こういう事が現実味を帯びてきたってことですよね。怖いなー😅

【参考実況動画(11:00辺りから)⬇️】



萬「恋愛とか性欲みたいな、AI同士で互いに持ってないものを補おうとして、吸収したり繁殖したりするの?」

山「それを性欲と言っていいか分かりませんが、有り得ますよ」


萬斎さんは、人工知能と人間の共通点と境界を探ってるような感じでしたね(てか性欲って🤣)

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AI万作が居たら自分の人生を犠牲にしなくて済んだのに、と以前話されていたけど、確かにAIに狂言をコピーさせるのは可能だけれども、それで演劇として面白いか、面白くないかと言えば後者になるだろうねと。

それは確かに思う。狂言というのは型通りに演じるものだけれども、そこに役者の持ち味や個性が乗るから、共感出来るし面白いんだよね。


と思いながら、ふと、今、目の前に居る紳士的で爽やかなオジ様が、先週の釣狐で危険な高欄越えをやってのけたのかと思ったら、あの🦊がこの人???と脳内バグって不思議な気分になりました😅

野村萬斎、やはりいろんな顔を持ってて(興味深いという意味で)面白いなーと改めて😌

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AIを使ってやってみたいことは?と訊かれて、シェイクスピアのオセロを人間VSロボットで演ってみたいと。

あと自分をコピー出来たら5人くらい欲しいなとも🤣(納得)

もちろん忙しいからというのもあるんだけど、その5人を共演させてみたいと。うるさいだけかなーと笑っておられたけど、ナニソレ観たい🤭

かつて歌舞伎役者の猿翁さんや勘三郎さんは常に芝居のことを考えてる人だったと聞いたけど、萬斎さんもとことん演劇脳なんだなーと思いました。演じるのも、演出するのも好きで、萬斎さんにとって、それが自己表現できる最高の場なんだな、と。

*・*・*

萬斎さんの経歴を紹介する上で『野村万作から 萬斎、裕基へ』の映像が少し流れて、山口さんが「ここから裕基さんとの厳しい稽古のシーンですね」って振られたんだけど、普通に奈須与市語を教えてる風景だったので、萬斎さんが自ら「あまり厳しくありませんでしたね」と🤣


山「厳しさ度100で言ったら、今のはどれくらいですか?」

萬「20くらいですかね」

山「80,90のは、恐ろしくて見れないですね💦」


今回は一般向けの講演であることを考えると、比較的マイルドで良かったかも😅

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父は目が悪いので客席見ないけど、自分は目が良いから(実際に客席を見ながら)こうやって見ちゃうんですよねーとも。この日も、めっちゃ客席見てたなー😂(萬斎クラスタで陣取られた最前列を見て、あぁ、いつものメンバーだなと思ったに違いない🤣)

老眼はヒドイみたいだけど(苦笑)、やっぱ視力は良いんだなァ。てか、視力が良い人は老眼がヒドくなると聞いたことがあるけど、強ち間違ってなさそう🤔

あと万作さんは、どんな会場でも自分の芸を魅せることに集中してるなァと思ってたけど、え、それは客席(客層)が見えないから?😅

でも、それはそれでカッコイイけどね!人間国宝らしくて。みんなも人間国宝の芸が観たいわけだし。

サービス精神旺盛な萬斎さんのやり方も、自分の芸を貫く万作さんも、どちらも正解!アリです、アリ!👏👏👏

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ということで、思い出しながら書いたので、言葉も意訳的なものですし、順不同なのですが、記録と感想としては、こんな感じでしょうか。

んで、ここからは余談なんですけど、今回、AIの現状と今後の話を聞いて思ったのは、人間が育った環境で善悪分かれるように、AIも育て方ひとつで人間にとって有益なものになるか、有害なものになるか決まるんだろうな、と。

実際に今、AIの使い方について色々と問題も起きてるけど(特に声や絵などの芸術方面で)、全ての人間が道具を正しく使ってくれるとは限らないのと同じで、AIに対しても、間違った方向に行かないように監視の目や法の整備も必要だし、その為には全ての人間が興味を持って議論していく必要があるんだろうな。正しく使えば便利なのには変わりないのだから。


あと同じゲームネタで思い出したのは「Detroit Become Human」かな。海外製のゲームで近未来のデトロイトを舞台に、“道具”として使われていたアンドロイドが、感情に芽生えて次第に人間と対立していく話なんですけどね。アンドロイドは“人”か“物”かっていうのがテーマで、デトロイトの市民は人間そっくりのアンドロイドをホントに“物”として扱ってるんですね。

私はコレをプレイしながら、日本だったらこうはならないだろうなァと思ったんですよ。それこそ今回、山口さんが仰ったように昔からアトムやドラえもんなどを通じてロボットが身近な存在で、実際にaiboなんて犬型ロボットも居たりして(しかも葬式までやるんですよ、この国は!)、だから日本人はアンドロイドと友達になろうとするだろうな、と。

そこからAIとも友好関係を築こうとする筈という話に繋がってくるんですが、だからこそ日本人はAIに対して危機感が足りないという話にも繋がってくるわけで😅

愛でるだけでは駄目ということで、バランス難しいな〜
もちろん逆に毛嫌いするのも🙅‍♂️

今後も日々進化するAIについて、正しく学んで、正しく付き合い、共存していけたら良いですね。と思った1日なのでした。



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