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orikoriko1125
2024-10-25 00:49:50
365文字
Public
カキゼイ
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No.122 アンコール
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23256612
おまけの話を書いてみた
初めてキタカミで本物のキンモクセイを見た時は、少し感動した。
図鑑でしか見たことのないポケモンを見たのと同じ気持ち。
『オレンジで小さくて、かわいい花がいっぱい咲いてんの!』は本当だったのか。
冷たい空気によく合う香りだった。
「でも、匂いちょっと違わねえ?」
「そう? いつも付けてるのは本物とほぼ同じに感じるけど」
本物はずっと見たことが無かったのに、この香りがすることで秋を知るようになった。
暗い部屋でも分かるくらい白いうなじに顔を埋めると「重たい!」と文句が上がる。
「
……
やっぱりこっちの方が好きだねぃ」
甘い匂いは舐めても甘くはなかったけれど。
「ひゃっ! もうっ、跡付けないでよ。子供じゃないんだから」
「子供の時にできなかったから、今やんだって」
やっぱり海の底で見たキンモクセイだけがずっと本物だ。
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