本作品はXにて開催された創作企画「
ダーリンランデヴー!」への投稿作品です。
生前ハクロウが死去するまで。
呼び出された後に職員さんから聴取を受けているとして、
Ag:47内の資料にあるのはこれぐらいじゃないかと。
本人が語ってないこともあります。
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東国の、当時災害・飢饉・疫病・凶作そして戦が続いていた地域で生きていた。
(職員の調査によれば、500年以上前のことと思われる)
幼い頃災害により両親と家を失う。
以降その日その日の食事を得るために盗みを働いていた。
暴力は得意で盗みに大いに役立った。その分手痛いしっぺ返しにも遭ったが。
各地を転々とし、村などどこか一所で生活を送ったことは無かった。
歳が十を越える頃、悪名高い盗賊の一味に自ら加えてもらえるように頼み込んだ。
雑用から始め、その後は一味の悪事に次々と加担し、人を殺め村を焼き、金品や食糧を盗み回った。
頭目は働きを認め、褒美として良い着物や刀を渡した。
また「ハクロウ」という名も頭目につけてもらえたものだという。
歳が二十となった年、仕事の下見に出掛けた帰りのこと。
盗賊の仲間達に闇討ちを仕掛けられ、動けなくなった。
仲間達は自分が頭目を殺すための障害になると思っていたようだった。
裏切りだった。
動けないまま体に火をつけられ、炎の中で息絶えたと記憶している。
火を放った奴の顔はとても楽しそうだった。
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