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Hizuki
2016-01-16 20:55:23
1002文字
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FF14
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答えは温もりと共に
【FF14】オル光というよりはオル+光。問題の答え合わせ。銀剣がヒカセンに落ちる話。
「オルシュファン、いい?」
扉を叩く音に続いて、友の声が聞こえた。
「どうした?」
「あれ、仕事中だった?」
書類に走らせていたペンを置き扉を開けると、向こう側から顔を覗かせた。
何かあれば遠慮なく来てほしい、と予め彼女には伝えてあった。
とはいえ、訪ねてくれたのは今日が初めて。
私の机に積まれた紙の束を見てか、気遣いの声がかけられる。
「構わんさ。一区切りついたところだったからな」
机の上の書類を軽く片付け、彼女の方を見る。
暖炉の近くにある椅子に腰を下ろすのを見て、自分の椅子を彼女の方へ寄せた。
「答え、出たかなと思って」
今朝出かけ際に、彼女が残していった問いかけ。
―
光の戦士とか、英雄とか、正直そんなのはどうでもいいんだ
―
でも、ひとつだけよかったって思うことがある
―
何だと思う?
帰ってきたら答えを教える、と言って彼女は出ていった。
戦いに向かった彼女を心配しつつ、その問いかけの答えを探していた。
彼女がここに姿を見せる前まで、ずっと。
首を振ってみせると、彼女は微笑む。
「そっか。じゃあヒント」
声がどこか楽しそうだ。
まるで戦いから帰ってきて疲れているとは思えないような。
「ヒント1、遠くまで来た」
椅子から立ち上がると、ゆっくり部屋の中を歩き出した。
冒険者にとっての遠くというのはどこまでだろう。
「ヒント2、誰かと出会った」
視界から姿が消え、足音が彼女の居場所を知らせている。
街の中で出会う人、自分の敵となった者、多くの人と出会ったことだろう。
「ヒント3、自分を助けてくれる人がいた」
目的が同じ者同士、協力し合うこともあっただろう。
あるいは、彼女のことを知った上で手を差しのべてくれる者も。
「答えを、聞かせてくれないか?」
彼女が英雄でよかったと思ったこととは一体。
音がピタリと止んだ。
途切れた方向からいる場所を探すのは簡単だった。
窓際に佇む彼女に視線を向けると、嬉しそうに私を見ている。
漆黒の夜空を背にして、ガラスに姿が映っていた。
一歩ずつ距離を詰めていく。
あと一歩で彼女の隣。
姿が、再び消えた。
そして、身体に回された何かが友の腕だと気付くのに数秒。
しっかりと抱き締められ、自分の下から見上げられる。
「
…
オルシュファンと会えたこと、だよ」
その瞬間、彼女に落ちる音がした。
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