にうら
2022-11-08 16:10:25
3128文字
Public 映画感想まとめ系
 

花の詩女 ゴティックメード感想まとめ

好きなアニメ記事目的で買ったNewtypeで数回FSSを読んだ程度の知識のバトルアクション好きのオタクによる感想

 推し押しのフォロワーさんがいらしたので見てきた。事前知識は「説明」にある通り。
 期待も不安も持たずにただ見に行ったけど、大変気に入りました。
 絵柄のせいなのか、なぜか80年代後半~90年代初頭あたりのアニメを見ているような懐かしさ。

 以下キャラごと感想とか考えたこととか。時系列順にしたいけど記憶力微妙なので前後してたらごめんね。

ベリン
 かわいい&声が美人。
 意外とはっきり言う子で、トリハロンとの母艦滞空場所についての掛け合いが爽快だった。言い争うところの表情の変化がよかった。
 種まくときの踊るような動きが独特で好き。
 GTMを「恐ろしくも美しい」みたいに言った時、ああこれあとでGTMとやらが出てきたら「美しい」って思っちゃうやつだなと予想してたら合ってた。
 歌声もいい。
 敵を殲滅しようとするカイゼリンに叫ぶ悲痛な声と表情がつらい。でもそれをただ責めることはしない。記憶を継承しているから、戦争を嫌いつつも、なくすことはできないとわかってるのかなと思った。
 最後にもう一度、トリハロンに種まきを勧めたのは、トリハロンも自分も、いるだけで血が流れる原因になっているのなら、あなたが種をまいてもとかあったのかなあと。

トリハロン
 イケメン&声もイケメン。
 佐々木さんの演技聞くのは90年代付近で止まってたので、声変わったなーとは思ったものの、それと演技は別。ベリンと船内で言い争うところなんか、ベリンと同じく表情と声が完全シンクロしててすごかった。基本かったるそうでいい。
 ウォーキャスターってトリハロンの持ってた剣のことかと思ったin初見
 腋(2回目で観察する余裕ができたらしい
 土砂降りの中座るとか風邪ひくぜ、と思ったが、彼らって風邪とかと無縁そうですね。砂漠地帯での瞬間移動から見る身体強化っぷりを見ると。
 種をまくベリンが振り返ったのに驚いた殿下が挙動不審すぎてわろた。
「(ベリンのまいた種から咲いた)花を踏みにじられるのは、ベリンが踏みにじられるのと同じ」言うね~~
 敵の砲撃の爆風から守るため、全身でベリンをかばうところがかっこよかった。
 ラブを全力でぶん投げるシーンでジョジョ3部の某バトルを思い出した。似たような場面なかったっけ?
 ↓(←ラブの現在位置
 急に一人称が「余」になる。皇子だ……
 敵の落とし物を履物でゴシゴシする殿下マジ殿下。

GTM
 なにそのすばらデザイン全員かっこいい。なにそのシステム音声超かっこいい。
 初見時は映像に見入ってたけど、2回目で敵GTMの稼働音のかっこよさに気づいた。あの心臓の鼓動のような音最高。
 GTM戦時のBGMが最高。
 カイゼリンの起動音を聞いた全俺「(音についての説明が入る前に)ありがとうございましたー!!」
 帝国では「女の幽霊」は案外メジャーなのかもしれない(起動音の説明が具体的すぎる
 カイゼリン動き出す時のあらゆる稼働音が最高。目まぐるしく変わる機体色が美しい。なるほどイカ。イカイゼリンの呼称を(フォロワーさんから)頂きました。くコ:彡
 めんどくさいぼく「あの脊柱一本で支えられる重量とはとても
 おもしろさ重視のぼく「うるせえかっこよければいいんだよしね!!」
 カイゼリンが2機目の敵GTMと交戦した時の、おれらの知らない金属がぶつかり合う音みたいなSEがすばらしかった。これとカイゼリンをもう一度見聞きしたくて2回目行った。
 GTM戦は体感1秒で終わる(秒ではない
 大破した敵GTMを調査していた中にいた少年兵、うえっ、って感じのリアクションしてたけど、死んだ搭乗者でも見てしまったんかな。

そのほか
ボットバルド
 殿下と一緒についてこないといけないあきおさんも大変ね(あきおさんではない
 母艦内で的確に指示を出すのかっこいい。
「オ ド オ ド するな!!」
 トリハロンと同じく、隣にいた神官長を即かばう+お姫様抱っこするのかっこいい。
 ラブをキャッチして後ろ手でベリンにぽいってするのかっこいい。
 逃げる敵まで殺すなんて、と非難轟々のベリンサイドに、ちゃんと理由説明してくれてるありがとう。
 (エンディングで)えっまっ国王!? トリハロンの世話役のおっさんってだけじゃなくて!?

 帝国近衛兵がイケメン。母艦の乗組員は全員男なの? えっあの格納庫内でGTMのコクピット入ってチェックしてたおっちゃんの脇にいた美脚の子も??
 ボルテッツのバリアかっこいいんじゃ~
 三石さん(ではない)は人間ではない?
 敵側の教授さん、逆三日月みたいな頭してんな。三石さん(ではない)といいキャラが濃すぎんよ。好き。
 犬何!?(ラブのこと・エンディングにて)よく似た姿を磁気嵐の雷の中に見た気がするんだが。
 母艦にいた騎士さんたち出番なくて悲しす。
 ラストに出てきたカイゼリン擬人化orGTMの機能を持つ人間? と、敵編隊にいたサイボーグ風の同じ見た目の女性たち、と三石さん(ではない)は、共通の何かなんだろうか。特に三石さん(ではない)とカイゼリン擬人(以下略)の子たちがまとうSEがよく似ていた。

本編全般
 2回目鑑賞時に、タイトル登場時BGMでなんでだか泣きそうになった。歳のせいか涙腺弱くなってましてね。
 冒頭、石畳を杖で叩いた時のSEがきれい。
 わずかな登場なのに獣系のSEがたまらない。リアル。それにしてもでっけえニワトリ~(ニワトリではない
 雨音がリアル。時々画面の左右に、砂が混じって大量の水がザーッと落ちていくような、幅広の雨のカーテンのようなものが入り込むのがなんか気になった(良い意味で
 ベリンは雨の中一応布かぶってるけど、あの土砂降りを完全に防ぐことは無理で、髪や襟元に雨水伝ってるの細かい。
 荒れ地を歩くベリンとトリハロンの足音、ちゃんとしっかり違うのいい。
 母艦を遠ざけたことで、のちにトラブル起きる? とか、詩女さんさらわれる? などと先読みしてしまったがそんなことはなかった。よかった。
 敵編隊の戦闘機型GTMが加速する時のSEかっこいい。
 母艦のワープ?する時の形状変化かっこええええ
 FSS読んだらわかるのだろうけど、ラストの皇帝様?はトリハロンの親族かなにか? 彼の剣は、ベリンのように花の種を持った女の人が背負ってたけど。パンフはざっと見たけど情報量多すぎわろたわからん。
「茜色の外套! 指輪! 殿下か!?」→男性振り向く→「誰ー!? カーマインに何しに来たん!」
 事前知識が「女の子とロボが出てくるギャグっぽい漫画?」程度の印象だけだったので、冒頭からフツーに青年とかおっさん出てきたので、「あっ男もちゃんといる世界だったか」てなった。

 とてもちょうどいい尺だったし、何よりよくあるアニメ映画、というより、作者さんの物語へのこだわりや信念を少しも改変したり妥協したり捻じ曲げたりせず、そのままダイレクトに詰め込んで作り上げられた作品、と感じた。贅沢な自主製作アニメみたいな。
 バトルアクションが好きなので、GTM戦あと3倍くらいくれ! と思ったけど、それがメインのお話ではないので置いておく。丁寧なカイゼリンの起動稼働描写で帳消しです。
 これが劇場でしか見られないというのがもったいなさすぎる。と同時に、劇場で見るからこそ輝く迫力と音の美しさがあると思った。

最後
 初めてGOTHICMADEって文字見た時、「えっゴシック調のメイドさんのアニメ?」と思ってすいませんでした。読みも全然違うじゃねーか。