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net20156
2024-09-30 17:02:36
4662文字
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271話感想
271話感想。
色々な方の感想を見る前に、自分だけの最初の考えを書き留めておきたくて。
(他の方の感想で救われることもあるんですが、自分と作品の間にだけ存在する最初の感情も残しておきたいなと)
う、うう〜〜〜〜ん
……
個人的には、すごく消化不良の最終回でした
…
五条の復活云々関係なく、「いい最終回だった!」と思えなかったことが悲しい。
最後がスクナと真人の問答で終わるのも「???」だったんですが、何より、五条と虎杖くんの会話シーンが私にはすごく違和感があって。
「もう五条悟とかどーでもよくない?」って本人が言うの、おかしくない
…
?
こう言ってはなんですが、「何言ってんの?」という虎杖くんの突っ込みも含めて、五条人気にうんざりした作者の心情を吐露してるメタギャグに見えてしまった
…
五条のキャラ的にもすごく違和感で、最初「日下部さんか誰か、別の人入ってる??」と何度か読み返してしまったくらい
…
。
このシーンの五条、虎杖くんも「らしくない」と言ってるけど、自分がいなくなること前提の口ぶりで。もちろん「あらゆる可能性を考えて動いてた」といえばそうなんだけど、作中で見せられてきた五条の姿とすごく乖離を感じてしまう。
訓練中の会話の流れとしてもかみ合ってなくてちぐはぐじゃない
…
?なんであの流れで"強気"なん
…
?ごめんマジで分からないよ
…
読者は結果を知った上で回想として見るから成立するのかもだけど、作中の時系列としてはすごく後付け感を感じてしまった
…
五条の内面から出てきたセリフというより、「五条から虎杖へ思いが受け継がれる」みたいな作品テーマのために急に差し込まれて語らせられた感があって、冒頭のメタギャグも含めて五条という人間が「ガワ」として使われてしまった印象を受けたんですよね。
それが261とは別の意味ですごく悲しくて
…
きっと読む人によってはすごくいいシーンなんだろうけど、自分には違和感が大きくて、感動できなかったことが寂しい。
「期待してるよ」の台詞も、それを受けて虎杖君からストーカーに言われても
…
それはちょっと違うんじゃ
……
●
私は「勝つさ」のシーンも出陣シーンも生徒に背中を叩かれたシーンもすごくすごく好きで。
「強く聡い仲間を育てる」という五条の夢が叶って、もう彼は一人じゃないんだと思えて本当に嬉しかったんですよね。
でも後から「お前がいれば満足だった」とか「今の僕が僕の終わりだとして」と負け前提で話してたり、上層部を粛清する時に「一人で怪物になろうとするな、なんて無理だよ。置いていかれたんだから追いつかなきゃ」とか、後出しでつぎはぎな心情を足されて、自分が好きだったシーンが崩されてしまったような気がして悲しかった。
いや「五条は本当はこんなこと考えてたんですよ!」とお出しされたらすいませんとしか言えないんですが、作中で五条のアイデンティティとして夢を語られて、実際に地の文でもそれに基づいて行動されて、それを最後に前触れなくひっくり返されたらそりゃ戸惑いますわ
……
空港で花発言してる五条と、今回虎杖に「期待してるよ」という五条と、乙骨君の言葉を拒絶する破滅的な五条が同一人物に見えなくて。
236以降、展開の都合で、その場その場で五条の心情を後から断片的につぎはぎされた印象だから、自分は咀嚼しきれないのかもしれない。
「キャラとストーリーが合わなくなったらストーリーを変えろ」とよく言われるけど、呪術後半に関してはストーリーに合わせてキャラが変えられた印象でした。
ストーリーというより、ヒキの強さとライブ感とインパクトが優先されて、キャラの心情描写が置き去りにされたというか。
展開都合やテーマ説明のためにキャラがいるのではなく、漫画の中のキャラはそこで一人の人間として生きているはずなのに、すごく言動が不自然に感じてしまった。
虎杖君も結局、何考えてるのか私はよく分からなかったんだよなあ。だから彼が唐突に言い出すことがいまいち理解・共感できなかったり。
なんで最後、いきなりスクナに情けかけたん
…
?
敵と分かり合うより、味方との繋がりをもっと見たかった
…
●
うーーーーーーーーーん。
五条が箱から出てから顕著だと感じてたんですが、いくらテンポ優先とはいえ、見たいところがほぼはしょられてしまった印象なんですよね
…
。
五条が皆と再会した時のやりとりとか、それこそ五条の退場後の皆の反応とか。
いろいろな事象は起こるんだけど、それを受けたキャラのリアクションが徹底的に省かれてるからすごく消化不良感があって。ライブ感を優先することで得られるカタルシスよりも、見たいところを見せてもらえないストレスの方が上回っちゃったんですよね。。。
マキさんも、いくら男尊女卑のひどい家だったからといって非戦闘員の女たちも母親も私怨で皆殺しにしてるのに、それを2年ズが知っててどう受け止めて、あんなに当たり前に一緒にいるのか何も分からないまま
…
261も、五条の身体をあんな形で使ってまで乙くんは戦ったけど、結局身体を使いこなせずに即退場してしまって、一体あのくだりは何やったんや
…
(怪物云々のエピソードはあったけど、そもそも五条の怪物扱いが唐突だったし)
しかも、おそらく脳を移植した乙くんが謎理論でさくっと復活してて、そんなに簡単に戻れるんかい
…
「呪0」のあとがきで、gg先生が
「私はマンガを描く時"テーマ"(主義主張?)を決めてなくて『こういう展開面白いかもなー』『こういうキャラいいなー』『こうしたらアツいかなー』みたいな"なんとなく"の連続で描いています。なので他のマンガでやろうとしていたけどかなわなかった"なんとなく"のストックを呪術にいっぱい盛り込むぜ!!」
と語られてたし、261はたぶん、あの継ぎ目あり五条をやりたかったんだろうなあ
…
という印象しか
……
でもあの煙の中で五条が現れたヒキだと「五条が復活したの!?」っていやでも読者は期待するじゃん
…
というか明らかにそれを狙ったヒキじゃん
…
それで「脳を入れ替えました」「でも一矢も報いることはできませんでした」「乙くんだけは再接続で元に戻れました!」とは
…
いや勝手に期待して勝手に失望したのはそっちだろ、と言われたらその通りなんですが。
私は五条が236で退場したことそのものより、それまでの半年間、繰り返し「五条が負けるかも!?」というヒキを何度も使われて、結局その予想通り退場してしまったことによる徒労感がすごくて。
261も、「煙の中に五条のシルエットが
…
!?」という「復活するかも」ヒキを使われたのに「実は身体を再利用しただけでした」という展開に絶望してしまった。
ラスト5話ですら「乙骨先輩を助けなきゃ」という思わせぶりなヒキで、結局キレてるマキさんから助けるだけという肩透かし
…
(あれも半分、「五条の体はどうなったの?!」という読者の期待を煽ってますよね
…
)
せめてヒキとは違う結末になってたら、それまでのストレスもまだ報われたんですが
…
●
私マジで236と261の絵面がガチトラウマで、たまにフラッシュバックみたいに蘇って本当にきついんですよね
…
キャラを退場させるにしても、ナナミンとか九十九さんの退場は、悲しいけど「これしかなかった」と思えたんですが(他作品だとBFのアッシュとかグレンラガンのカミナとか)、五条に関しては(TV観戦スタイルも含め)「いやこの結末、回避する方法あったやろ!?」と突っ込んでしまったし、何より退場の絵面と演出がエグすぎた。
物理的な脳移植というグロ描写もしんどすぎた。
なんというか、インパクトやヒキの強さがキャラの尊厳より重視されたような印象を受けてしまって、悲しい。
新宿決戦も戦い方が(キャラの見せ場をそれぞれ見せなければというメタ的な理由もあって)つぎはぎな印象で、その結果生じてしまった疑問や矛盾をエピローグ1話使って反省会されたのは違和感があって
…
「もっと楽に勝てただろ」って作中キャラに言われてしまったら悲しくなる。
確かにヒキの強さで毎週ドキドキワクワクしたし、リアルタイムで追いかける楽しさもあったけど、インスタントな刺激よりキャラ同士の感情を丁寧に見せてほしかった。
大好きな作品だけに、もっと見たいところがたくさんあったよ。
物語の主人公も、呪術のことを知らない虎杖くんが巻き込まれるのは少年漫画の定石だと思うんですが(そして主人公が実はすごい力を秘めてたという王道)、なにぶん五条の方が内面に抱えるドラマ性が強すぎて、物語が否が応でも五条中心で回り始めてしまって制御できなくなった印象を受けました。
だから作品を読んでて、物語の軸を虎杖くんに戻そうという軌道修正は何度も感じたんですが、結局五条の過去編→封印→復活→新宿決戦というドラマ性でそっちの重心が重くなって、作品のコントロールが失われたような。
(gg先生も五条を不在にしたり封印することでしか話を進められなかったニュアンスのことを何度かコメントされてたし)
●
分からん
…
私にはすごくちぐはぐな最終回に見えたし、ラスト5話ももっと他に見たいところがたくさんあったんだけど
…
私は、五条が六眼を失ったり術式を使えなくなったり、最強じゃなくなった教師として生徒達を導いてほしかったな。
「大人たちがいなくなっても、志は生徒に受け継がれて、生徒達は元気でやってるからよかったね!」とは思えなかった。
どうにもならない現実で生きているからこそ、せめてエンタメの中ではどうにかなってほしいじゃないか。
私はエンタメに、ままならない現実のリフレインではなく、綺麗ごとや夢見がちでも希望のある結末を求めてるので
…
呪術という作品だからこそ、そういうラストを見せてほしかった。かっこよく退場するよりも、どんなにみっともなくても情けなくても、生き延びてそのぼろぼろの背中を見せてほしい。
29歳なんてまだ大人世代でもない若造じゃん。
まあ最終回で葬式やられてもダメージ半端なかったと思うので、五条の身体がどうなったかに一切触れられなかったのはせめてもの救いでした
…
あと歌姫先生のカラーが見れて嬉しかった!!リボン赤なんですね!!ちょい短い前髪もかわいい!!
歌姫先生も強く聡い仲間ですね。
あまりネガティブな感想は呟かない方がいいかなとも思ったんですが、自分の中の呪霊を全部吐き出してからでないと気持ちを切り替えられなくて
…
!
私も落ち着いたらまた違う心境になるかもですし、ポジティブな感想を否定するつもりは全くないです。受け止め方は人それぞれなので
…
自分の気持ちを整理するために書き留めました。
作中で歌姫が五条の退場を受け止めたり悼むシーンがあったら二度と立ち上がれなかったんですが(私が)、それもなくて五条の身体についても明言されなかったので、歌姫のところでヒモとして養生してる五歌を一生擦れます
…
!
このモヤモヤや消化不良感は二次創作に昇華せねばな
…
こういう時こそ同人屋の出番だろ
…
!!
全部お出しされてからが本番だ!と思ってます。
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