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net20156
2024-05-06 18:17:52
2921文字
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恋人の逢瀬(R18)
「庵さん、化粧品とか変えました?」
髪をカットする音を遮る声に、歌姫は雑誌から顔を上げた。
「え? いえ、特に変わらないですけど
…
」
「えーっ、ほんとですか!? 前からお綺麗でしたけど、最近お肌すっごいツヤツヤですよ?きめも細かくなってるし
…
」
昔から切ってもらっている馴染みの女性美容師の言葉に、歌姫は首を傾げる。
確かに最近、化粧のりがいいなとは思っていたけど、そんなに変わっただろうか。
「じゃあきっと恋愛パワーですね!こないだから指輪されてるからもしかして、って思ってたんですよ~」
右手薬指にはめられた指輪は、今年から付き合い始めた年下の恋人からのプレゼントだ。
はめられた小さなダイヤ自体も相当いいものだと思うが、何よりかなり強大な呪力が籠められていて、ほぼ呪物ではないかと歌姫は思っている。
美容師の言葉に苦笑いしながら、歌姫は誤魔化すようにもう一度雑誌に目を落とした。
***
久しぶりに整えられた髪がショーウィンドウに映り、さっぱりした気分になる。
丸一日の休暇なんて何か月ぶりだろうか。
先程購入したセットアップのスカートも好みにぴったりで、明日からの東京出張に皺にならずに持っていけそうだ。
…
しかし試着室で見た自分の腰回りが、以前より少し肉付きがよくなったような気がする。
ここ数ヶ月は多忙を極めていたが、それ以上に疲れを癒すためと言い訳をしてあれこれ飲み食いした覚えはしっかりある。
ちょっと気合を入れてダイエットした方がいいかもしれない。
……
なにしろ、この身体を見るのは自分だけではないのだ。
何の因果か10年以上全自動していた生意気な後輩と付き合うことになったのだが、とにかくそいつは口が回る。
最中も、「腰から太腿のラインがやらしくていい」とか「おっぱい柔くてきもちーね」「乳首のピンクめっちゃ綺麗」とか、事細かに言葉にして囁いてくる。
髪型やファッションなど細かい変化に気づいて具体的に褒めてくれるのは悪い気はしないが、TPOってものがあるだろう。
ふと、地下街のランジェリーショップの前で足が止まる。
そうだ、下着も買い足さねば。いつ治療を受けることになるか分からない職業なので普段からアンダーウェアには気を配っているが、五条が性急に脱がしたり引っ張ったまましたりするから、すぐ駄目になってしまう。
それに文句を言うと、後日贈られてきたのはあちこちに穴が空いた紐状の布地で全く下着としての機能を果たしておらず、クローゼットにしまいっぱなしだ。
しかし、絶対に上手くいくわけないと思っていた年下の恋人との久しぶりの再会に、自然と胸が高まる。
学生じゃあるまいしいい年をして
…
と思うが、それが嫌ではないのは自分でも意外だった。
***
最上階ワンフロア一邸の専用エレベーターとはいえ、扉が閉まった途端に舌をねじこまれるとは思ってなかった。
壁に押し付けられて脚の間に五条の太腿が割り込む。その上に乗せられるように脚で中心を強く擦られ、布越しに与えられる刺激に思わず甘い声が上がった。
「
…
っぁ、まって
…
っ
…
」
「待たない」
じゅっ、ずる、と淫猥な音を立てながら噛みつくように口内を吸われる。服の上から胸を揉みしだいていた手は遠慮なく中まで侵入してきた。
さらにもう片方の手が臀部を鷲づかむと、いつもと違う感触に気づいたのか五条が舌を抜く。
次の瞬間、遠慮なくスカートがめくりあげられた。
「ちょっ
…
!」
そこから現れたのは、以前五条が送り付けた下着だった。左右は紐状で腰にひっかかっているだけで、頼りない細い布地は中心がしっかりと割れて秘所も後ろも丸見えだ。
「
…
これ、今日ずっと着けてたの?うっわ~~
…
えろ」
「あんたが買ったんでしょ」
「いやまさか今日真面目な顔して会議出てる時もずっと付けてるとは思わなかった。あ~、知ってたら外で挿れればよかった」
ぐに、と丸見えのそこに割り入れた太腿を直接押しつけられ、歌姫の唇から甘い声が漏れる。
「
…
っん、ばか」
ぽん、という音と共に扉が開き、目の前のペントハウスのドアを五条が片手で器用に開ける。
互いに靴を脱ぐのももどかしく、そのまま広い玄関の壁に押し付けられた。
五条がスカートを遠慮なくたくし上げると、腰を屈めていきなり中心にむしゃぶりついてきた。
「ひぁ
…
っ!」
玄関の小さな明かりだけの薄暗闇で、片足を持ち上げられて白い太腿が震える。
穴の開いたショーツの間からぬちゃぁ
…
と割り開かれた粘膜を肉厚な舌が這いまわった。ねっとりと舐めあげられ、尖らせた舌先で敏感な芽を上下に弾かれたり吸い上げられる度に腰が揺れる。
そのまま太い二本の指を根元まで突き入れられ、ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた。
「あ、やぁっ、そこ、いい
…
っ!ぁんっ
…
」
股間でせわしなく動く白い髪に夢中で指を埋めながら、気持ちよくて切なくなる。内壁を動き回る太い指が、繊細な動きで的確に擦ってくる。
きもちいい。でも指だけじゃ足りない。もっと奥まで五条で埋めてほしい。
「も、おねがい、はやくぅ
…
っ!」
ようやく顔を上げた五条を立ち上がらせ、その昂った怒張を服の上から掴む。力の入らない手でベルトを外してチャックを下ろすと、ぶるん!と勃ちあがった陰茎が勢いよく飛び出した。
五条に舌を出してキスをねだりながら、必死でその欲望の塊を撫で回す。既に掌の中のそれは亀頭から溢れる先走りでぬめって、さらに体積を増す。
この凶悪な肉棒が今から入ってくると思うと、歌姫の下腹部が切なく疼き、喉が鳴った。
はやく挿れて。奥まで突いてめちゃくちゃにして。
その思いが口から漏れてしまっていたのか、五条が興奮したように舌なめずりする。
――
ああ、この男に喰われる。
両腿を持ち上げられ、支えられたまま壁に押し付けられる。そのまま最奥まで一気にどちゅん!と突き入れられた。
喉の奥から悲鳴のような声が上がる。
挿れられただけで全身が痙攣する。下半身から背筋を駆け上がる快感に、頭がおかしくなりそう。
こんなの、知らない。
「
…
っあ、~~~っ!」
「
……
っうた、ひめ
…
、っく、ぁ
…
っ!」
密着した五条の腰も震えて、そのまま胎内に熱い滾りが思い切り吐き出された。
何度も、腰がゆっくりと押し込まれる。
「ふぁ、ん
……
、いっぱぃ
…
」
胎内に広がる熱が気持ちいい。五条がたくさん入ってる。
繋がったところが熱くて、とろけて、ひとつになってしまいそうーーー
脱力した身体で荒い息を混じらせながら、互いに舌を絡ませ合う。壁からずり落ちそうになる身体を五条が腰で支える。そのままもう一度、繋がった腰が下からゆっくりと動き始めた。
硬度を取り戻したそれが、敏感な場所をまた擦り上げてくる。
「
…
ん、イったばっか、だから
…
ぁんっ
…
」
「じゃあこのままベッド行こ。今後は服脱がせてしたい」
まだ身体中の熱が収まらない。
ひくついた胎内で、応えるように五条を締め上げて思い切りしがみついた。
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