こちら↓の最初の感想を書いてから少し時間が経っての追記です。
https://privatter.net/p/10426289
自分は何がこんなにきついのかなあと考えて、もちろん推しの退場そのものもなんですが、ラストの空港シーンに違和感があったんだろうなと。
最後は、アオハル時代じゃなくて教師としての大人の姿の五条でいてほしかった。
せめて、後を生徒達に託してくれれば
…
gg先生が「五条はこういう人間なんだよ」と意図して描かれていたとしても、作品から自分が受けた五条の印象は違っていて。
正直、ここまで五条が夏油やアオハルに囚われてるように見えなかった。
もちろん、夏油との離別が五条の色々なものを変えたんだろうと思うし、唯一の親友を手にかけたことが傷になってるのも分かる。
ただ、自分としては逆にあそこで夏油を殺したことが、同時に夏油の解放にも繋がっていたと思うので五条としては割り切れて、むしろ親友にケリをつけてあげられたことに安堵したんだと思ってたんですよ。
(だからこそ、渋谷で親友の身体を弄ばれてブチ切れた)
もちろん、夏油が離反しない未来があればそれは素晴らしかったろうけど、五条には夏油と別れた後の12年の歳月があって、じゃあそれを全部失ってまで過去に戻ってやり直したいか?と言われてるとそれはNOだと思ってた。
虎杖のために本気で怒り、生徒を導く喜びも知り
…。
なのに回想シーンのビジュアルが高専時代なの?と。
空港がアオハル姿だと、五条が夏油と別れてずっと辛かったままで成長が止まったように見えちゃうのもあり
…
自分が育てた生徒達に背中を押されて「応!!」と応えた姿に、「五条は一人じゃなくなったんだ」と本当に涙が出るほど嬉しかった。
「二人で最強」だった五条が親友を失って「一人で最強」になり、でも育てた生徒達に背中を押されて、やっと前に進めたんだと思ってた。
なのに「あの場にお前(夏油)がいたら満足だった」ってなんだよそれ
…
ここまで積み上げてきた五条悟はなんだったんだよ。
過去に囚われた亡霊かよ。
自分が1巻からずっと見てきた五条の印象と今回の台詞があまりに結びつかなくて。
虎杖のために本気で怒り、若人から青春を奪いたくないと思い、伏黒を育て、「ごめん、全員は助けられない。その代わり絶対祓ってやる」と言い、地下5階の人たちの後遺症を心配していた五条。
その人間性がすごく素敵だったし、なにより人間らしいと思ってた。
だから空港で結局アオハルに戻るのかよ、とか、今までの物語で積み上げられてきた五条はなんだったんだよ、とかもう色々と混乱してます。
「gg先生が五条はこういう人間だと思って描いてるんだから文句いうな」と言われたらそうなんですが、作品は商品として売られて読者の手に渡った時点でどういう感想を持っても自由だと思うので(著者の意図が正解でそれ以外は不正解という訳ではないと思う)とりあえず、気持ちをしたためておく
……
あまりメタ的な思考はしたくないんですが、空港シーンは正直、アニメのアオハルに引っ張られたのかなあ
…と感じてはいる。
アニメ放送直前に硝子さんがいきなり「オマエらどっちかのことを愛してたなんてことは天地がひっくり返ってもない」とか言い出したり観戦時も急に五条寄りになってて違和感があったんですが
…
自分も色々な作家さんと仕事をしましたが、アニメとかドラマとか映画の出来がめちゃくちゃいいと(そしてそれが大ヒットしたりすると)、それに影響されて原作の展開が変わったり逆に描けなくなった人を何人も見てきました
…
(もちろん、メディア化は別物と割り切って全く影響を受けない方もいます)
SWITCHの特集で、gg先生がアニメスタッフと年代も近くてクリエイティブな話題で盛り上がっていたという記述もあったし、たぶん本当に意気投合していいチームでいいアニメができたんだと思います。
ただ、やっぱり五条の走馬灯がアオハル時代なのか
…?という疑問は正直、ある
……
配信番組で「父親(甚爾)のことは五条から伏黒に話した方がいいと思って」とおっしゃっていたのに硝子が伝えることになってるし、やはり多少、当時のプランからの変更はあったんだろうなあと
…
色々と考えがまとまってないので、また落ち着いたら別の感想になるかもしれないですが、とりあえず今の気持ちを書き留めておくために残します。
アウトプットしないと悲しみでどうかなりそうで。
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