前半のヤマ場はe4、ホークがポリグラフ検査を受ける場面。行動を観察されるテストと共に、同性愛者を物理的データ上で判断できるとみなす醜悪さを、サイコスリラーみのある演出で見せる。そしてゲイ当事者からも、コンバージョンセラピー(転向療法)が有効と信じられていた事実もe5で描かれる。何もかもツラい。だが忘れてはならない、そして今日に至るまで無くなってはいない誤謬だ。
e6:1960年代。軍に入隊したり神父を志したり反戦運動に参加したり、ティムは女性と結婚してしまったホークから離れようとするんだけど忘れられない。ホークもティムに手を差し伸べてしまうから。かわいいからね(それはそう)
ホークだって男遊びはやめられない。家庭を大切にしてると言いながら息子のことを分かっていないのは、前時代的家父長となにも変わらない、ゲイでも同じだという皮肉。家庭を持つことを選んだゲイ男性を、家族の視点から描いたエピソード。
e7:1970年代。ハーヴェイ・ミルク暗殺まで時代がとぶ。ミルク暗殺はゲイコミュニティに深い傷を残し、その余波は彼らを結束に導いた。ミルクへの、また当時を戦った同胞たちへのトリビュートともいうべき回である。
ファイアーアイランドに物件を構えて男たちを囲うように暮らすホークに反発するティム。心の傷に向き合えずドラッグに逃げ込むホークを勃たせ) じゃなくて立たせたティムは、もうホークの愛人じゃなくて人生を共にした盟友なんだな…
このエピ、若きクリーヴ・ジョーンズが登場するのでやっぱり'When We Rise' の予習が必要ですほんと日本で配信たのむ。
本国だとディズニ+で配信らしんだが日本デズニで見れるのか?
私たちはホークに最後まで共感できない。ふつうにいってクズw ティムのように自分の信念を貫く生き方はせず、同類を売り渡す真似をし、表と裏を巧みに使い分け、ついには周囲の大切な人を不幸に追いやる。妻ルーシーが最たる被害者だろう。時代が時代ならホントに訴訟されてるはずww 多かれ少なかれあのロイ・コーンとやってることは変わらない。そうしなければ生き延びられなかったから。何が彼らをそうさせたのか。それは我々の社会だ。
対するティムのあまりに一途な生き方は、誰よりも彼自身を傷つける。マッカーシズムに傾倒するのも、兵役への志願も反戦運動もゲイ・アクティビズムも、全てホークから逃れるすべであり、同時にホークへと引き戻されてしまう道につながる。はなれられない二人のきずな~♪って久しぶりに歌いたくなるわ!
もうもうもうホークが許されるのはひとえにマット・ボマーの顔だから!!!!もうやめとけあんな男!と言われても『顔が…いいから…っ』て泣いてるティムをダメダコリャ顔で見守るマーカスさん。70年代パートのときに、「彼氏いるから」ってホークとやるの断ってたじゃないスか!どんな子だったの?気になるんですけど(こまかい)
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