はるれに
2024-10-04 23:32:54
269文字
Public #SS(1〜30)
 


「プロトー、魔力くれ」
 返事が返ってくる前にプロトの咥内に舌を差し入れた。ぴくりと震えた腰を引き寄せる。唾液に溶け込んだ魔力はキャスターのものに似て馴染みやすい。吸って、かき混ぜて、絡める。
 満たされていく心地をもっともっとと引き寄せたくなり、彼のシャツを捲って素肌に触れた。
「ーーキャスっ」
 口づけが離された僅かの間に、焦った声が聞こえる。その発音も舌を擦り合わせて溶かしてやる。
 最初に抵抗しなかった時点でどちらが優位かは決まっている。続きを乞えば、甘い吐息とともに予想通りの返答があった。