【能楽鑑賞】#158 伝統の橋がかり 第7回 能楽鑑賞会

狂言「二人袴」 能「井筒」

伝統の橋がかり
関直美 重要無形文化財総合認定記念
第7回 能楽鑑賞会

国立能楽堂
2024年9月28日(土) 15:00開演

仕舞「邯鄲」
宝生和英

狂言「二人袴」
   親:野村萬斎
   舅:高野和憲
太郎冠者:内藤連
   聟:野村裕基
  後見:深田博治

解説 東川光夫

能「井筒」物着
里女/紀有常の娘:関直美
旅僧:大日方寛
後見:宝生和英、東川光夫

 笛:藤田貴寛
小鼓:大倉源次郎
大鼓:亀井広忠


*・*・*


仕舞「邯鄲」

直面だと美声とはいえ独特なので顔に似合わない声を出すなァと、第一声にちょっとビビるんですが😅、舞は美しく期待を裏切りません。筋トレしてる方なので、無駄のない体つきがそこに居るだけで美しいです。紋付袴の上からでも分かります。



狂言「二人袴」

急遽行けることになった関係で、後から🎫を買ったので、久しぶりに脇正面9列目からの鑑賞となりましたが、「二人袴」は橋掛かりでの演技が多いので、萬斎さん&裕基くん親子が良く見え、何度も観てる演目ですが、いつもとは違う角度からの鑑賞だったので新鮮でした☺️

そういえば、立合狂言会や裕基くんと鷹之資くんの二人三番叟を観たのも、この辺り。国立の脇正面の9列目って橋掛かりも全部視界に入ってくるし、結構見易いンだなと。たまには引きで観るのも良いもんだね😌

以前は、野村親子が並んで出てきた時に、裕基くんの方が背丈があってもパパンの背中は偉大だなァと感じてたけど、ここ最近は裕基くんのオーラが段々引けを取らない感じになってきて、着々と彼の時代が来ようとしてるのを感じました。
それだけ存在感も立派になってきたという証なんだろうけど、さて肝心の師匠はどう思っているだろうか😁

ちなみに今回のパパンは橋掛かりで待機中、いつも以上に目尻が下がってる気がして、お顔が可愛く感じました(笑)
これは優しい二人袴のパパンだ!🤭

太郎冠者も普段は月崎さんが演ることが多いイメージなので、内藤さんの太郎冠者が新鮮味があって良かったです。なかなか素直な雰囲気の太郎冠者で、その素直さが、悪気はないのに親子を追い詰めちゃうところが良かったです👍



能「井筒」物着

これも過去に何度か拝見してる演目ですが、今回は直前に能と井筒についての解説が入りましたので、より理解を深めた形で鑑賞することが出来ました。

今回は女性のシテ方さんでしたので、まず小柄であることと、声が女性特有の美しさがあったことから、娘感が良く出ていて可愛らしく感じました。

そしてシテの柔らかなオーラと、豪華なお囃子陣による演奏のコントラストが美しい井筒の世界を生み出しており、とても上質なお能に感じられました。

これが9月最後の能楽鑑賞でしたので、良い締めになりました。

正直、能も狂言も観たことある演目だったので、どうしようか迷ったのだけれども、思い切って行ってよかったです。
やはり一流が揃ってる公演は、何度観ても良きものだ😌✨



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