9月企画公演 磁石・竹生島
国立能楽堂
2024年9月26日(木)17:30開演
《月間特集 刊行400年 仮名草子『竹斎』と能》
◎蝋燭の灯りによる
狂言「磁石」(和泉流)
すっぱ:石田幸雄→野村萬斎(変更)
見附の者:内藤連
茶屋:野村萬斎→月崎晴夫(変更)
後見:岡聡史
能「竹生島」(金春流)
老翁/龍神:金春安明
女/弁財天:金春憲和
臣下:野口能弘
従者:舘田善博、野口琢弘
社人:深田博治
笛:藤田次郎
小鼓:田邊恭資
大鼓:亀井実
太鼓:吉谷潔
後見:井上貴覚、本田芳樹
狂言後見:石田淡朗
*・*・*
今回は企画公演で、蝋燭能(狂言も)を上演。
その前に食堂にてクリームあんみつが当日限定で復活するというので食してから観能へ。ちなみに、そのクリームあんみつは即完売した模様。食堂目当てで早めに行ってよかった😋(笑)
狂言「磁石」
萬斎さんの茶屋役(小アド)なんて、珍しいモノが観れそうだなと思ってたら、二日前くらいに配役変更のお知らせが(幸雄さん、どうされたんだろうか
…その後もお休みされてるようなので、体調不良だとしたらちょっと心配である)。
過去に何度も観てる演目だが、調べたら直近は他家だったし、万作家だと野村狂言座だったのでシテは中村さんだった。んで、更に遡っていくと
…何気に萬斎さんのすっぱ役を観るのは去年の関内ホール以来(しかもそれが初見)だったので、凄い久しぶりだった!😳
客電落として舞台上の補助的な控えめの照明と蝋燭の仄かな灯りだけで上演されるので、暗がりの中で行われるすっぱと茶屋のやり取りなんかは、時代劇を観てるかのような臨場感がありました👍✨
でも【心の直にない者】でありながら、機転を利かせた田舎者の妙案に騙されてしまうピュアなすっぱは、いつ観ても可愛くて笑ってしまいます🤣
ちなみにパンフの解説によると、すっぱがマグネットマンを蘇生させようとしてピョンピョンと相手の上を飛び越えますが、実際にそういう呪術が古からあったようです。
人身売買の件もですが、当時のリアルな生活感が反映されてるのが狂言なんだなァと、またひとつ勉強になりました。
狂言は笑えるだけじゃなく、歴史の勉強にもなるのですね🤔
能「竹生島」
初見の演目。朝廷の大臣(ワキ)が琵琶湖を訪れ、そこにいた漁翁(シテ)と女(ツレ)が乗る一隻の釣舟に便乗し、竹生島参詣へ向かう。到着した大臣は、翁と女に案内されて島の守り神・弁才天に参詣するが、女人禁制の聖域に女が足を踏み入れていることを不審に思い尋ねると、二人は、弁才天は女神であり、男女隔てなく人々を救ってきたのだと答え、そして自分達がその神なのだと告げ、姿を消す(中入り)。
一行が休んでいると、この島の社人(アイ)が接待のためにやって来て、島に伝わるさまざまな宝物を大臣に見せる。そして高い岩から水中に飛び込む見世物「岩飛び」を見せようとするが上手く決まらず、くしゃみをして去っていく。
その夜、一行の前に弁才天(後ツレ)が来臨。舞を披露すると、今度は琵琶湖の龍神(後シテ)も出現して宝珠を臣下たちに献上し、仏の徳を讃えて舞い戯れる。
*・*・*
金春流先代(シテ)と現宗家(ツレ)による「竹生島」。この親子、体格差が凄くて宗家デケェ😳💦と思ったンだけど(てかどこのお家も息子さんデカくないか。平成・令和の人類の進化っぷりが凄い気がする😅💦)、でも先代のオーラはそこに全然負けてなくて、むしろその存在感のデカさに惚れ惚れしました。
金春安明師のお能は過去にも何度か観たことがあり、その時も思ったけど、やっぱり人ならざるものを演じた時のハマりっぷりが凄い。暗がりの中でも体幹しっかりでブレてないし、キレイな摺足にも惚れ惚れしました。
ということで、観たいシテ方さんリストに入れさせて頂きます!🫡
尚、宗家の舞も、奥側からこちら側(手前)へ来る時に体格の良さも加味されてか、暗闇の中からぬっと現れた感が強くて臨場感と迫力を感じました。蝋燭能というのは、こんな効果もあるのかと新たな発見でした。
過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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