せた
2024-09-28 16:17:51
1210文字
Public CoC感想
 

惑星感想

CoC『惑星』未通過×

CoCシナリオ惑星のネタバレを含みます。
スタニスワフ・レムの『ソラリス』の話もぼんやりします。


宇宙シへ行くにあたって信頼のおけるKP様に連れられて、惑星へ行ってまいりました。

まずは感謝ですね。もともとこのシナリオは2PL~で、シナリオ難易度の都合上"ソロでも遊べなくはない"、
という概要にはなっているのですが、ソロで行けるならソロで行きたいという願いを快く聞き受けてくださりました。
2PLの方がいいシナリオっていうのもちろんありますし、その辺りPLの性質をわかった上で背中を押してもらえるKP様がいるのは非常に安心です。
どうしようもない状況であればあるほど一人で行く旨味があります。
クトゥルフシナリオで会う人間って、海外まで行って日本人にあったときと感覚が似てる気がする。
それが良いとか悪いとかはないんですけど。

私自身ソラリス既読で通過しているので、そこらへんは前提の感想になってしまうのですが、
クトゥルフ神話との親和性が非常に美しくていいですね。
宇宙には「未知なるものが待っている」っていうのと「人間中心主義に嘲笑的」っていう両作品で好きな要素が協同して待ち構えていたわけですよ。
この惑星においては凡人も天才もなすすべを知らないんだ。だから凡人でも天才でもないやつが"観測"だけを続けていた。

ソラリスを知っていると私が"お客さん"だと!とあんなに怖かったお客さんにちょっぴり親しみが沸いたりしますが、
知らなければ、なんだその言い回しはおいていかないでと不信感が強くなる分シナリオを素直に楽しめそうだなとも思います。
外をうろうろしてる"お客さん"に対しても同様。

No.696との距離感心地よかったな。
心理学者兼カウンセラーという立場上、この異常な空間でここの人たちがどんな心理状態なのかっていうのを自然と探っていた気がしますが、
干渉はそこまでしないっていうスタンスで楽しめました。
リィスもNo.696も終わりを自然と受け入れていたから、
どうしてそういう考えに至っているのかっていう状況を知るために会話はできるけど、だからって世界を救うこととか人を救うことは求められてなくてあくまで探索者の目的は還ることなんですよね。No.696は連れ帰る選択も一瞬考えましたが、ひと時の救済の後の責任まで考えてできなかったな...。最後にちょっとだけ元気にみえたのがエゴだけど救いだったと思います。
しかもふたを開けてみればほぼ天然の人間なんていなくて、ありがとうの気持ち。

操縦練習の甲斐があってか、還ることが叶ってしまいましたが、
最期の怒涛の奈落描写を浴びることができてよかったです。ほんとにいつも素敵な読み上げありがとうございます。
KPも機会があればやりたいですね。

おわり。