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三毛田
2024-09-24 21:16:47
1075文字
Public
1000字
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60 10. いっぱいの笑顔
60日目 君の笑顔が好き
「むふっ」
画面をスクロールしながら、思わず笑みがこぼれる。
俺の腕を枕に眠る丹恒。
恥ずかしそうに頬を赤らめ、レンズを遮るかのように手を伸ばしてくる姿。
珍しく満面の笑み。
エッチすぎるものは、そっと鍵のかけられるフォルダーへ。
「出たぞ」
「じゃ、俺も入ってくるから待ってて」
「ああ」
今日も柔らかな匂いを纏い、俺の部屋へとやって来る丹恒。
ちょっとだけ、髪の毛が濡れている。
そんなところも可愛い。
丹恒にしては珍しく、長風呂だったなと思っていたら、風呂場のゴミ箱に他の人に見られたらまずいものが捨てられていた。
そっとゴミ袋を小さくして、それから口を縛って、新しいゴミ袋に捨てる。
「丹恒、油断しすぎだって
……
」
今日は俺達が最後に入る予定だったから良かったものの、そうじゃなかったら見られていた。言及されたら、返答に困る。
いや。準備万端なのは嬉しいんですけどね?
あんなもの見てしまったら、イヤでも意識させられる。
「は~
……
いいお湯だった」
「おかえり、穹」
急いで扉を閉めて、鍵を閉める。シースルーな下着をまとった丹恒が、ベッドの上で期待を込めた瞳で俺を見ていた。
「穹?」
これは、心臓にも下半身にも悪いって。
「わかった。わかったから、もう少しだけ待って」
まだこっちは髪の毛を乾かしてないんだ。と告げると、嬉しそうに微笑んで。
今スマホのカメラは向けられないため、心のカメラでその笑顔を撮っておく。
髪の毛を乾かしてから、丹恒を押し倒す。
「それじゃあ、お願いします」
「ああ、来い」
色々と意気込んだものの、いつものように搾り取られました。
「ふ。穹、可愛いな」
「何で丹恒はまだそんなに元気なの
……
」
うつ伏せに、肘をつきながら大の字になっている俺を見て。それから、額を軽くつつかれ。
いや。本当に、なんで元気なんだ。
俺なんかいきも絶え絶えで、エナドリで水分補給をしてようやく動けるかどうかなのに。
「丹恒」
「ん?」
「今の笑顔、写真に撮っていい?」
問いかけたら、スンと真顔になってしまう。ああ、残念。
「情事の後を写真に納めたいとか、お前は変態か」
「いひゃい」
頬を引っ張られて。それから、少し強めに離される。
「こんなに引っかき傷とか、歯形とかキスマークとかいっぱいついている肌も写真に納めたいということだろう」
「だって、今の丹恒すごく色っぽいけど笑うと可愛いからさあ」
そう答えると、ジトッと冷えた目を向けられる。
でも、事実なのだから仕方ない。
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