Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
らん
2016-11-04 21:40:09
461文字
Public
Clear cache
千哉仁菜
「千哉くんて、意外に手がゴツゴツしてるよね」
後ろから抱きかかえられるように、千哉くんの身体にすっぽりと収まって、ふと彼の手を見つめて私はそうこぼす。
私は明日の授業の予習、千哉くんはスコアの振り返り、それぞれ別のことをしていたのだけれど、千哉くんは律儀にスコアをテーブルに置いて、私と話す姿勢をつくってくれた。
「そうでしょうか?元々はピアノをやっていたせいか、指は結構開きますけど
……
ゴツゴツしてる、なんてはじめて言われました」
「男の子らしい手だなーって。あと、豆とか出来てるし
……
爪、深爪気味なのは指弾きだから?」
「弦が切れて当たると、爪が長いと割れたりするんです。ネイルはしたいと思わないので、ちょっと深めに切ってます」
「そうなんだ
……
」
「
……
僕の手、嫌ですか?あなたに触る時、たまに心配になります。女の人は綺麗な手が好きだろうから」
「千哉くんの手はとっても綺麗だと思うよ。指がすらっと長くて、おっきくて、大好き。遠目に見ると華奢で女の人みたいって思うんだけど、近くで見るとこんなに私と違うもの」
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内