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らん
2015-07-08 12:54:30
1598文字
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いずあん?瀬名あん?泉あん?
※瀬名泉×転校生。付き合ってる。転校生普通に喋ってる。
※瀬名泉と転校生(あんず)付き合ってるし普通に転校生喋るしべろちゅーしてる。ご注意。
「俺がさぁ、本気になったらどうなるかってことくらい、予想してなかったわけ?」
あんず、耳元で名前を囁やけば、小さな肩は震えた。その震えは以前までの怯えとは違って、今は羞恥からのものだと理解出来るからほくそ笑んでしまう。
ゆうくんへの態度とか、どれだけまざまざと見せつけていたと思っているの。あれだけの執着心を自分に向けられないなんて、付き合い出したのによく思ってたよねぇ?
ささいな抵抗なんて無意味でしかない。人並み以上に筋肉はある方だし、どうすれば陥落させられるか知っている相手を懐柔するのも、貶めることですら得意分野だった。
「ねえ、あんず」
「み、みみ、耳元で言うのやめ、」
「やめてほしいの?」
「やめてほしいです! 」
「なんで俺があんずの言うこと聞かないといけないわけ?」
「せ、瀬名先輩のばか!」
「負け惜しみ?
……
でも、その言葉聞き捨てならないなぁ」
馬鹿なんて言われる筋合いないよ。
首筋に軽く吸いついて、淡い声が出たところで唇を合わせる。何度も啄むように、角度を変えて。抵抗が薄くなったところを見計らって舌で歯列をなぞってやれば、声にならない声があんずから漏れた。あ、その声、やばい。
ふにゃりと足元から崩れ落ちそうなあんずの腰を抱いて、今度は口内の上を軽くつついてやれば溶ける。舌を絡めるように強制すれば、辿々しく俺の舌に合わせようとすることがいじらしい。
満足した所でようやく唇を離せば、息を荒くしたあんずはもたれかかってきた。
「馬鹿なのはどう考えてもあんたでしょ」
「ぅ、うう、だって、
……
こんな、」
「俺が腰支えてないと立てないくせに、いっちょ前に文句たれないでくれる?」
言葉に詰まるということは、反論できない事実なのだ。とろけた表情から嫌というほど分かっていたけれど。
「瀬名先輩は、遊木くんが好きなんだとばかり思っていたので、正直まだ実感がわきません」
「ゆうくん?好きだよ?前も言ったけど、もしゆうくんが告白でもしたらあんずを屋上から落として、ゆうくんを落として、俺も死ぬね」
「
…………
先輩、ほんとに私のこと好きですか?」
「馬鹿じゃないの?」
好きじゃなかったら今の状況なんてありえないでしょ。自分を捻じ曲げてまで女に媚を売る趣味はないよ。
ゆうくんは好きだ。今でも執着するだけの価値があると思っている。でも、それとあんずへの感情は別ベクトルなのだ。
ゆうくんは俺が守ってあげて、俺の目の届く範囲にいることが重要で、俺が何もかもを与えてあげたいと思うくらいだけど、あんずに対しての感情は真逆だ。
俺のことだけ見て、俺のことだけ知って、俺のせいで狂って、俺から与えるんじゃなくて、俺があんずから貰いたいのだ。
だから、もしゆうくんがあんずに告白するのならやっぱりあんずから落とすんだ。俺以外に何か特別な感情を与えることなんて許さない。それがゆうくんなら、尚更。あんずから特別を貰うのは俺だけで充分でしょ?そしてゆうくんに与えるのは俺だけで良いんだ。
「こんな顔、俺以外にあげないでよね」
「え?なんですか?」
「別に。
……
あんず、ちょっと痩せた?」
「いや、痩せてないですけど」
「言い方変える。三食ちゃんと採れてる?とれてないよねぇ?」
「
……
と、Trickstarが今、準備の佳境でして」
「そんな中あんたが倒れたら元も子もないでしょ、馬鹿じゃないのぉ?あんたの取り柄って要領悪くても飲み込みはいいことでしょ。なんで俺が前に言ったことは飲み込めないわけ?サプリメントでもいいから補う努力くらいはしなよ」
飽きたのでここまで。とりあえずゆうくんと転校生に向ける感情ベクトルは似てるようで違うんだと思っている
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