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からっぽ。
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旧雨今雨
未揺
古い友人と新しい友人のこと
外には雨が降っている。
雨を眺める未明の隣に静かにゆりあが座った。
「みーくん」
「ん?ゆりあ?」
「
…
あのさ、みーくんの部屋見ちゃった」
「え
…
」
「ごめん
…
大事な写真も
…
見た」
「あー
…
そっか
…
」
「
…
怒らないの?」
「うーん見ただけなら、怒らないよ」
「みーくんにも、大事な人が居たんだね」
「
…
うん」
「わーくんとそっくり
…
」
「うん、でも詳しくは言わない。わーくんに怒られちゃうかもだからね?」
「そういえば、閣下は?」
「さぁ?でもゆりあに、未明の所行ってこいって言われたから来た」
「あ、みーくんと話したくないからじゃないよ?多分みーくんの雰囲気的に傍に居てやってくれって、そういうのだと思うよ。」
「ね〜、みーくんってさ雨、そんな好きじゃないじゃん?」
「
…
うん」
「ゆりあはね、雨好きなの、葉っぱが雨粒に当たる音が心地よくて眠れるの。それから
…
」
「_晴れた時に虹が見えるでしょ?ゆりあはそれが好き、そこから太陽が降った雨に反射してキラキラするの」
ゆりあがそう話し始めた時、ギラギラと輝く太陽が空から差し込み、ゆりあの周りを1層輝かせた。
「ね!綺麗でしょ?」
逆光のまま、ゆりあの顔が近く。
俺の顔を捉える丸く大きな瞳は太陽のように輝いて。
「ねぇ!みーくん!お出かけしようよ!!!」
「え!?今から?うん、今ならお外キラキラでいっぱいだよ!」
「いやでも着替え
…
!」
「あ!そうだった!じゃあ着替えしてまた集合!」
----------------------------------
「着替えよし!みーくんよし!わーくんよし!」
「吾輩もなのか
…
」
「はいじゃあみんな手を繋いで下さい!」
「はーい
…
ほら閣下?」
「ほら
…
」
「手繋ぎよし!見ててねみーくん、今からゆりあが太陽さん呼ぶから!!」
そう言うとゆりあは大きく空気を吸い込み
…
「太陽さーーん!!!!晴れてキラキラさせてー!」
と言うと、ゆりあの声に答えたかのように再び太陽が顔を出した。
「ほら!みーくん!!お日様!暖かいでしょ?」
「ふっ
…
暖かいけどさぁ、良くわかンねぇや!」
「おーーい、遠くまで行くんじゃないぞ〜?」
ほら人の温もりもこんなに暖かい。
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