好きになられて好きになりました。

これが甘い罠…ってコト?!

「ユリアさん?」

待ち合わせ場所に着いて1人の男性に声を掛けられた。

「はい、ユリアです。お待たせしてしまい、すみません
「いえ、気にしないでください。私もさっき来たばかりなので」

相手の名前は、ミメイさん。
私が彼の動画を視聴する事があり、彼もまた私の動画を見ることがあると知りSNS上で知り合いました。

彼との会話で「今度食事にでも」と誘われ会うことになったのですが、いざ会ってみたらとても身長が高くてびっくりしてしまいました
体格も良く、更に声も低いこれはファンが多い訳だ。と、再確認した。

食事を済ませて、飲み物を飲みながら互いのことを話す。
動画の事やプライベートの事まで。
恋愛の話で私が恋愛経験が無いことを話すと、とても驚かれた。

………
「ミメイさん?」

恋愛経験なしと伝えてから少し考え事?をするミメイさん、どうしたんだろう。

「あの、ユリアさん
「はい?」
「今日はもう解散、ですよね?」
「はい、その予定ですけど」
着いてきて欲しい所があるんですけど、いいですか?」

着いて来て欲しいところ?
お買い物かな?でもなんで私も?

「はい、いいですよ」

疑問が残りつつも、私は彼に着いていく事にした。

「あのここは?」
「あ、もしかしなくても、初めてですよね?ラブホ」
「ラブホ?」
「ラブホテルの事です。普通に泊まるだけでも安いですが、もちろん名前の如くソウイウコトをする為のホテルでもあるんで」
「で、ユリアさん」
「は、はい?」
「この動画みて欲しくて、これイヤホン使っていいから」
「わ、分かりました

動画?なんのだろいつもみてるヤツじゃないのかな?

送られた動画を開きイヤホンを付け再生すると
「んっ♡あ゙♡きもちんぅ♡」

音声にびっくりしてしまいイヤホンから手を離す。

「びっくりしました?」
「えだってこれえ、でもこれミメイさん?なんですか?」

「はい、私です」

「あの他のリスナーさんとかは
「あ〜出会って、食ってるか?ってことですよね?大丈夫ですよ、食ってないし食ったことないです」
「じゃあ私は
「ユリアさんは違います、あ〜食うから違うじゃなくて、私が気に入ったから裏の私も見せてもいいかなってそもそも恋愛経験無い人って事はソウイウ経験も無いって事ですよね?そんな人に好きになって欲しいとかセックスしましょうよなんて言えないんで、ユリアさんすごくいい人だから特別に教えてあげてもいいかなって。ユリアさん秘密とか漏らさない人っぽいし
「確かに私は秘密とかはばらさない人間ですけど
「私、ユリアさんのこと気に気に入っちゃいました」

情報量の暴力とはまさにこの事なのでしょう。


「出る時帽子とマスク付けておいて下さいね、もしかしたら見られてる可能性もあるんで」
「はい!」
「家まで送ります」
「え、駅まででいいのに
「いいんですよ、秘密の秘密を知ってもらったのでね、それと単純に女の子を夜一人で歩かせるのも良くないですし」
そう、ですねじゃあお言葉に甘えて

「あの
「はい」
「先程見せてもらった動画って
「あ〜あれは普通にオナニーしてる動画ですね」
「おなにー?」
「あれもしかして、オナニーも知らないんですか?」
「はい

その言葉でミメイさんの口が弧を描いたのが見えた。
気のせいかな。

「あ、ここです。ありがとうございました」
「こちらこそ、また食事行きましょう良かったらそれからも
「そ、それは、考えさせてください
「はい、急かしてはいないので大丈夫ですよ、じゃあおやすみなさい」
「おやすみなさい

車を見送って家の中に入りホテル内で見た動画をPCで探す
[M,Mei]これがミメイさんの裏垢?あ、あの動画がある
「オナサポボイス?」
「わすごく、えっちな音する

おなにーしたことないからな
ミメイさんに会えたらミメイさんのあの声で、オナニーを教えて貰えるの、かな

そんな考えをしながらミメイさんとのDMを開く
「ミメイさん!」
「どうしました?」
「あの今日教えて貰った事秘密にしますね!」
「ありがとうございます。」
「それでなんですけど
「はい?」
「ミメイさんに、オナニーを教えて頂けないかなと思いまして」

少し間が空いて

「分かりました私で良いのなら、また今日の待ち合わせ場所でいいですか?」
「はい!お願いします🙏」
「必要なモノはこっち準備して持っていくんで、ユリアさんはお財布とスマホとかだけでいいですからね」
「分かりました」

「今日より楽しい日にしましょうね」