井見
2023-05-02 23:19:30
3814文字
Public 真Ⅲ二次
 

レトロスペクト・フラクタルあとがき

恒例の(?)あとがきと蛇足説明です

まずは同人誌お求めの方、ありがとうございました。すでに読んでくださった方、さらにはメッセージまで送ってくださった方々も大変ありがとうございます。辺境の地を見つけてくださって感謝感謝です。心のボードにでかでかと飾っています。

さてまたせっかくなので後書き兼蛇足説明をしようと思います。真Ⅲはもちろんライドウ本編の話も混在。

○書いたときの気分
今回は基本的にインターネット上で書き散らしていた文章を再編し、それに当たって欲しい新しいエピソードを付け加えた形の短編集でした。なので書いた当初は一貫した思考は特になく、思いのまま書いている物やつを違和感ない形に書き直したりしています……まあ当人にしかわからないレベルのもありますが……

一番やりたいことは主人公とライドウがボルテクス界をウロウロしている幻覚をまとめることでしたが、この脈絡のないエピソード群を一個の本状態にするにあたって、今回は「選択すること」でまとめようかなーと思いました。

ライドウ(ダンテ)は老人からの依頼で魔人の調査と討伐のためにボルテクス界へ来る……みたいな流れかと思いますが、主人公と出会い刃を交わすことで、老人からの依頼をぶっちぎって主人公への協力を最終的に申し出る流れが好きです。それは彼ら自身が自らそう「選んだ」ことなのだよなあ……!!!という旨味が、自分を引き付けていました。ダンテさんはさあ、もう……ズルだろ と思います。こんな頼れる大人が来ちゃったらさあ……!!話変わってくるだろ……!!!! ”機”が来たら書きたいねですが、とりあえず今回はライドウについてまとめています。いや、話変わってくるだろ……!!!!再びです。キャラが増えたら、人間関係が増えて、感情が増えちゃう!!!!!!!!!!!!

前の再生エンド本でもお話のカットのためにもライドウには登場してもらったのですが、この時は主人公も再生した理由がよくわかっていない・ライドウとも流れで解散している と選択した結果が先にあり、納得がその後に追いついてくるといいよなーという気分で書いていたので、今度は逆に「自分で選択すること」にフォーカスしたいなーという気分でした。

特に、全てのコトワリを拒絶し続けると日常が再生されるかあるいはボルテクス界が残されるかのエンドへ続いていたところで、マニアクス要素では主人公自ら深淵へと足を伸ばした場合は真の悪魔となり、新たな戦いへと赴く……という流れが採用されているところから、自分で老人たちの手を取りに行くという「選択をすること」がこのエンドのきっかけとなっているところも面白く感じられていました。……ということで、選んでくれ!!!!!なんですが、唐突に選んでも旨みがないので、道中だらだら一緒にいたんだね感を……大量の短編をぶち込むことで、時間を発生させたい! またもやの試みでした。短編十二本でバトル!



○お話の中身
で結果の幻覚集ですが、一番最初のヤツは一番最初に書いて気に入っているので一番最初に持ってきました という安直な理由でもあり、主人公が眠りながら今までのことを思い出している……みたいな流れになったら面白いなあと思って配置しました。短編集の時はタイトルへの入り方をちょっと弄るのが好きです。

基本的に時系列順で、第三カルパ→合流してから色々する→第五カルパで最奥へ行くかどうかの選択をする……という流れで主人公側としてまとめました。
ただライドウ視点の文も色々書いていたのでこっちもこっちでまとめたいなあと思い……主人公との出会いから最奥へ行った後の主人公を見つめるライドウという感じで後半部をお願いしました。

再生エンドの本の方では主人公は人間の肉体を持っている前提(実際はどうか知りませんが、とりあえず悪魔的な力を行使できないような)で書いていたので、反動でこっちは主人公は悪魔だ〜!!!!うっはあーー!!!と流血など色々テンションが上がっており、我ながら怖いです。

主人公の戦い方は最終的にはHPを削る物理技に収束していきそうなので、結構荒々しい戦い方だねみたいな描写にしてみましたが……ときめくなあ……
なんとなく、肉体的には主人公の方が(そりゃ悪魔なので)強いけど、戦闘経験値的にはライドウの方がずっと多いため、ライドウの方が一歩分強い……みたいな雰囲気でお願いしました。
基本的に主人公より強いレベルの悪魔は仲魔にできませんが、途中加入するライドウはレベル80で固定なため、主人公よりも強い状態で一緒にいたらいいよね……みたいな……そういう感じです。まだまだ奥の手を隠している感じだったので、結構強いんじゃないでしょうか。永世らしいし……やめろー!!!
 
ライドウは人間ボディで主人公は悪魔ボディで……違い最高!!!!を連呼するために追いかけっこしてる文とかで連呼していますが、でもライドウもまたひとならざるものを見て使役するのは人じゃねえよ的な罵倒を一瞬されてた気がするので、先天的に普通の人間からは一歩外れている……一方で主人公は普通の人間だったはずなのに、後天的に普通の人間から大きく外れてしまった……という違いが本当に……最高だなあ!!!!!! としみじみしています。お互いにこいつ普通の人間じゃないなあと思いつつ、いや人間だなあ……と思う……そんな目線があってほしいなあと思います。たまらねえなあ……ボディの差を気遣ったり、滅んだ東京を気遣ったりしてもらいました。興奮してきた

長々書いたのは最後の文の説得力を増やしたいなあと思っていたためで、本来言うべきじゃないことをあえて言う それを「選択する」ことをしてくれ……!!!!!!!!!というパッションです。

途中雷堂に飛び出てきてもらったのは我ながらおいおいという感じですが、放っておくと殴り合いそうなので出てきてもらいました。また普通のサマナーで会ったら封魔しているはずだよね?とかグイグイ聞いてくれそうなのは雷堂……お前に任せた……でもあり、世界は無数にありながらライドウも雷堂も十四代目として身を粉にして戦っているのだという事実、ライドウがたまたまってわけじゃなさそうなこの世界の因果など……
またアカラナ回廊では真Ⅰから真Ⅱへ続きそうな時系列を教えられていますが、世界ってそういう仕組みなの?と主人公に思わせるのにも最適な気がしました。……あと、シンプルにライドウと雷堂に驚いて欲しすぎ。

ここまで積めば許されるかなあ?!ということで、最後の云々を言ってもらいました。

ライドウにライドウやめたらって言うの、簡単そうで結構酷いよなーと思っていました。
基本的に主人公は軽率とかではない気がしたので、危ないからそんな職業やめたらとかそうそう言わないような気がする……けれども、言ってほしい……という二律背反です。
あのボルテクス界の旅のなかで例え相手を傷つけても言わないと(主張しないと)何も変わんないよという絶望もあって欲しいので、言うことを「選んで」もらいました。ピクシーとも別れたのかもしれないな……

ライドウの報告書(ゴウト筆ですが)の無敵の仲魔という表現が好きですが、管に封じ込めて使うってのはもう完全に相手を悪魔として扱うことになるよなあと。すっげー悪魔に会いにきたつもりだったのに、人間にも見えるし……みたいな揺らぎを感じていてほしい……ので……お返しをお願いしてしました。

なんかこう……出会ったことを……覚えていてほしいよなあ……出会いは……無かったことにはならないから……人と人が出会う……ってことはなあ……!!!!!!!!なんですよね本当に…………思い出を持って帰ってそれぞれの道へ……行ってほしいなあ。感極まる人になってしまいます。

アマラ深界への奥深くへ潜って、大いなる意志?だかなんだかをぶち壊す?(よくわかっていない)とかするモチベーションにはこの世界の概念への怒りがあるのかなあと感じましたが、ライドウの世界の状況(なんか……間違ってるらしい 時空管理局だっけ?がなんか送ってくるし……)を思ったら、怒りも倍チャンス! なので(?)、ライドウのことをよく知ったことで……降りる決意もしていてほしいなあ……との思いで〆です。


タイトルのレトロスペクト・フラクタルというのに真面目な意味はありませんが、なんかこう……フラクタル構造の自己相似性がなんか……いいよね という気持ちです(何???) どこを切り取っても同じ、同じじゃないような気がするのに……みたいな…… レトロスペクトはそのままです。
ライドウ側にもどうせだしタイトルつけるか でパラドクスにしました。 矛盾した感情を抱えているんじゃないでしょうか。みたいな……
なんどでも似たようなきみ/君を……思い出してほしい! 出会いはなかったことにならない!!!!!(?) そんなパッションでした。

そんな感じで長々と……かなり長々と書きました。お手にとってくださった方々、重ねてになりますがありがとうございました! 感想もありがとうございます。この本以外の感想とかも投げてくれたりしていてうれしーーーーーーー!!!!!とシャウトしています。またいつか何かを作るかもしれないので、縁あればまたよろしくお願いします🐧



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