シアター版 能 狂言『鬼滅の刃』
SkyシアターMBS
2024年8月25日(日)※千穐楽
■監修/大槻文藏
■演出・謡本補綴/野村萬斎
■作調/亀井広忠
■原案台本/木ノ下裕一
■原作/『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
(集英社ジャンプコミックス刊)
■協力/集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
■制作協力/万作の会
■主催/OFFICE OHTSUKI
■公演期間/2024年8月21日(水)〜8月25日(日)
⬇️11:30回の配役表⬇️
⬇️16:30回の配役表⬇️
*・*・*
初演と追加公演の能楽堂版は観てきたケド、シアター版の演出が気になる!ということで、人生初の遠征にて、人生初の大阪上陸を果たしました(笑)
…と言っても、劇場が入ってるJPタワー大阪(KITTE大阪)から外へ出ていないので、大阪らしいことは、たこ焼き🐙を食べたことくらいしか出来てないのですけれども😅
オープンしたばかりということで、大阪駅西口直結で改札からピカピカ✨劇場内も新しい建物の匂いがしました😳
11:30の回は1階F列(ここまでフラット。G列から段差あり)の下手ブロックから、少しだけ引きで観て(丁度いい距離感)、16:30の回はなんとセンターブロックの
最前列やや上手寄り‼️を引き当てまして、もう神席過ぎて色々と幸せな時間でございました😭✨
以下、最前列が神席だったポイント
①冒頭、黒マスク無惨様が目の前を通る
冒頭の“アレ”は、舞台袖から出てきて下手の階段に一旦座り込み、録音された台詞に合わせて階段を降りると、最前列前の通路を下手から上手へ通り、そのまま上手の階段を登って再び舞台へ
…の演出に変更。
無惨様がしれっと世間に紛れてた感は薄れちゃったけど(能楽堂より大きいから仕方ないね)、最前列にとっては凄いファンサでございました!(血を分けてください🙇💦笑)
②臨場感がパネェ‼️
一旦、引きで観てるからこその実感ぶりでございました😳💦
戦いのシーンなんか凄い迫力‼️
あと、ライティングが凄くキレイだったんです。能楽堂✕ライティングのコラボも幻想的でしたが、やはり専用劇場のライトは演者を美しくかつ効果的に照らしてくれる。
そこから得られる臨場感と立体的な美しさは、まさに生の観劇でしか体験できない生きた演劇(芸術)そのものでした。
あと蜘蛛の糸🕸️をモロ上から浴びました。
貴重な経験でした✨
③お囃子がダイレクトに聴こえる
上手前方(右側の橋掛かり前)にお囃子が居るので、私の右耳に一流のお囃子の音がダイレクトに、かつダイナミックに聴こえてきて、常に耳が幸せ状態でした🥰
普段の能楽鑑賞では脇正面で観ることが多いので余計にそう感じました。たまに正面席に座ると音の響きの良さにハッ!としますもん。それが今回は至近距離で角度もいい感じで音が届くので、最高のBGMになっていました👂️✨
④装束の質感まで感じ取れる
私が普段の能楽鑑賞で、推しが出ていない会でも前列で観たいと思うのは、装束の質感を肉眼で感じたい、からです。装束や能面の美しさも鑑賞ポイントのひとつ。
なので、鬼滅でもそれが叶って嬉しいです(矢来能楽堂並の距離感だったので🥰)。
個人的には炭治郎のパパンが素敵だと思いました🥰
⑤カテコの時、推しの立ち位置が目の前だった
朝の回では3回、夕方の回では5回カテコがありました。
特に千穐楽ではスタオベで、特にコメントは無かったけど何度も幕を上げてくれたのは嬉しかったです。
無惨様が右手人差し指と親指につけ爪してるのは知ってたけど、あんなに間近で確認したのは初めて👀
ブルーのお色に爪先にラメが付いてて、かなり凝ったもので素敵でした☺️
高野さんが気恥ずかしそうに笑顔のファンサをしてくれたのも忘れない😌💕
⑥視界を遮るモノが何もない
結局、最前列の何が最高って、やはりこれですよ!笑
かぶりつきは正義だと再確認しました!!
でも、Skyシアターは噂通りの見易い会場で、椅子の座り心地もホントに計算されて作られてて楽でした!
これ日頃の観劇ファンの嘆きにきちんと耳を傾けて作ったってことなんだろうなァ。
全国の劇場もこうなれば良いのに!😆
あと冷房が効きすぎて寒いと聞いていたけど、自分の時は大丈夫でした。てか、SNSで話題になったから調整したのかな?前方だから大丈夫だっただけ?🤔
●総評
今回の舞台美術は、三間四方の舞台をセンターに置き、左右には橋掛かり、後ろには少し高い段差の舞台とそこを結ぶ傾斜がある形式で、毎度お馴染みの萬斎流能舞台にて、シアター版は上演されました。
能楽堂版で橋掛かりで行われていた演出は、ほぼ本舞台で行う形に演出が変更され、セリ等の舞台装置や垂れ幕による背景表現など、能舞台では使えないものを積極的に活用してたので、視覚的には分かりやすくなった分、気持ち現代演劇寄りに。
でも能楽の様式美をカットした訳ではないので、この作品の持つ「原作と能楽の面白さを伝えること」が失われていなかったのは流石だな、と思いました。
元々、現代劇でもシンプルイズベストな演出をなさる方なので、その絶妙なバランス感覚が今回も活きてましたね。👏👏👏
ただ、萬斎さんならもっとブラッシュアップできそうという余白を感じたし、謡を現代語に直してみたり、小学生のチケ代を半額にしたりしてるのは、やはり子供たちに能楽を見せたいからだと思うので(来月親子向けワークショップも演るし)、、、
都内近郊でも上演しましょう‼️💪✨
てか、するべきですよ。
東京のお客さんにも観てもらいましょうよ、ええ。
ただ、能楽堂版はそれはそれで素晴らしかったので、続編がまた能楽堂に戻ったのは、ちょっと嬉しいかも。やっぱり、いち能楽ファンとして、原作ファンの方にも能楽堂に来てほしいもんね(チケットが争奪戦になってしまうのはジレンマだが😅)。
今後は能楽堂版も、シアター版も、これきりじゃなくて、引き続き今後も再演し続けて欲しいなァと思います。未来の古典にする為にも。
⬇️初演の感想はコチラ⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/25902
⬇️追加公演の感想はコチラ⬇️
https://privatter.net/p/10450406
⬇️その他、過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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