もふわた@地球産消しゴム
2023-07-30 19:52:53
2890文字
Public 二次創作訳
 

(IBVS) IF ONLY 日本語訳

原文ソースはこちらから。→https://onebizarrekai.tumblr.com/post/164973060784/ibvs-if-only
Nevin×Chris注意。公式設定ではありません。 機械翻訳、意訳が含まれます。

彼はそこにいた。

クリスは家の玄関で気まずそうに立っていた。

「今度はブラウニーでも焼いてやろうか?」

ネヴィンは、ふっと息を吐くように尋ねた。
クリスは地面を見ながら「えっと...いや」と答えた。

彼には、通り過ぎることのできない何かがあった。敗北感、絶望感、不安感...そしてそれは確かに本物だった。

もちろんネヴィンにはわかる。彼は人の感情を読み取ることができる。それは、自分が生まれながらにして持っている力だとわかっていた。

彼は久しぶりに同情心を覚えた。ネヴィンは普段、自分と弟以外の人には関わらない。しかし今は、何とも言えない強い気持ちで、実際に力になりたいと思っていた。

ドリューは家にいなかった。優しい弟の影響を受けずに良い選択をしたことを、ネヴィンは彼に自慢できるだろう。

「大丈夫そうには見えないけどな。」
ネヴィンは言った。
「入ってくれ。何があったんだ?」

クリスは何も言わずに家に入った。沈黙が続くと、彼は唇を噛んだ。

「さあ、話してくれよ。」

追い出されたんだ」
クリスはそう言った。「ちょっと、な。」

「追い出された?」とネヴィンが聞いた。

親父と喧嘩して

「あー、成る程。これ以上説明する必要はない。いいから座れ。」

ネヴィンはクリスの肩に手をかけ、近くのソファにしっかりと座らせた。ネビンはキッチンに行き、チーズクラッカーを持って戻ってきた。

ネヴィンは「持って帰ってもいいから食えよ。」と強引にクリスに渡し、別の椅子に座った。

「えあ、ありがとう」クリスは緊張した面持ちで箱を開けた。

少しの間、部屋は静かだった。

「今でも不思議でならない。なぜ、いつもここに来るんだ?」

沈黙を破って、ネヴィンが尋ねた。
「本当に近いからなのか?」

お前達を信頼できると思っているから
クリスはゆっくりと答えた。
「友達だから、さ

友達と言えば。最近、アイザックと一緒にいるところを見た事がないように見えるが

クリスは何も言わずに下を向いていた。

ごめん。」

ネヴィンは謝った。
「何があったかは聞かないでおく。」

さらに気まずい沈黙が続く。

「ところで、弟は?」
とクリスが尋ねた。

「ここにはいない」とネヴィンは肩をすくめて答えた。

「”友達の女の子”と呼んでいた人と出かけてる。」

「マジか。」

ん?」

ネヴィンは、クリスから何か特異なものを読み取り始めていた。何か力強く、不安を募らせているような...。

そして、そのプラチナブロンドの髪を見つめながら、彼は何か異質で予期しないものを感じそうになった。

「...どこかに行かないか?時間はあるんだけど...」その感情から逃げるように言う。

クリスは弱々しく笑い、
「......それはいいな」と言った。

そして、二人は散歩することにした。二人ともどこに行きたいのかわからなかったので、目的のない散策が多かった。

二人はただ街を歩き、時々何か面白いものを見つけては訪れていた。気まずい沈黙が破れると、二人は気軽に会話を交わし、ストイックで辛口なネヴィンと一緒に歩いていることが、クリスには信じられないくらいだった。

しばらくするとイタリアンアイスが出てきて、公園のベンチに座って食べながら、互いの好きな番組の話をしていた。

(ちょっと待て。これって...もしかしてデート?)

クリスは、ネヴィンが登場人物の一人がいかに色狂であるかを話している間に考えていた。

(もちろん違う、そんなわけ無い。なんでそんな)

ベンチに手を置いたクリスは、偶然にもネヴィンの手の上に手を置いてしまった。彼はなぜか心臓がバクバクして、すぐに反動で手が動くのを感じた。

ネヴィンは彼に視線を送り、クリスの手と目に上下に目をやった。

「あー...えっと。」

とクリスは言った。「ごめん?」

「何故謝るんだ?身体的接触がいけないことだとでも?」

ネヴィンは乾いた口調で彼に言った。

「人前で気まずい思いをするなら、そうかもしれないな

クリスの心臓はほんの少しだけバクバクしていた。ほんの少しだけ。

(ああ、神様、アイザックは正しかった。俺はこの男に夢中になっているなんて)
と彼は思った。

「大丈夫か?」とネヴィンが尋ねた。

「ああ、大丈夫だよ、ただ...いや、何でもない。」
とクリスは答えた。

「何か言いたいことがあるようだな。」

彼はクリスの手を取り、少しだけ握った。それはクリスの基準ではかなりのことだった。

「なぁ、俺に話してくれよ。友達として。」

ネヴィンは、本気で言っているのかどうかわからないほどの皮肉を言った。
クリスは何と言っていいかわからなかったが、ネヴィンはいつも何かしらの方法で情報を押し付けてくるのを理解していた。

クリスは握っている手に指を巻き付けて絡めた。胸を高鳴らせながら、隣にいる少年の茶色の瞳を見つめた。

(この感情は本当なんだろうな……。)
とネヴィンは思った。

「直接説明されるのは好きではなかったんだけどな。」とクリスに言った。

「待てよ、それって」
とクリスは言い始めたが、言葉を失った。

「感情を読んだ。そうだよ。」
とネヴィンは言った。

「どうしてそうなったのかはわからないが、理解はしている。」

「そ、それはお前を尊敬してるからだよ。」クリスはそう言った。

「面白いし...それに...俺の事を気にしてくれる一面もある、しあと

ネヴィンは素早くキスをして彼を黙らせた。
クリスはその場に座り込み、目を見開き、頬と耳を赤くして彼を見つめていた。

「ハハ上手くいった。」
とネヴィンが言った。

「嘘だろ、きキスしたのか?俺に?」
クリスは一歩も動かなかった。

ネヴィンは実際に微笑んでいた。
「意外と良かった。もう一回やろうぜ。」

「誰かに見られたらどうするんだ?」

「ここは自由の国だ。」

「保守派でいっぱいだろ。」

「ハッ、くたばれ」

ネヴィンは再び彼にキスをし、クリスも今度はキスを返した。周りを気にすることもなく、お互いのことだけを考えていた。

しかし、彼らは知らなかった
ドリューは友人の女の子と遠く離れた場所に立っていて、二人からは見えない場所で二人を見ていたのだ。
ドリューは彼らから目を離せなかった。

「あ。あれって君のお兄さん?」と友人が尋ねた。

「あー、そうだよ。」
ドリューは頷きながら笑顔を浮かべて答えた。
「実はこうなるって思ってたんだ。」
彼は手のひらをこすり合わせて、何かを企むように言った。

あの、ドリュー邪魔しちゃ駄目だよね?」

その友人の言葉に、ドリューは抑えきれずに笑いを溢すと
「ふふっ、見つかる前に逃げよっか。」と言った。

友人は戸惑いながらもドリューに手を引かれ、二人はその場を離れたのだった。