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千聖
2024-08-12 22:19:36
5458文字
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聖母司くん
R15くらいですか?
寧々はほぼツッコミ役の可哀想な扱いされてます。ドンマイ常識人。
類がひたすらやりたい放題です。
ギャグで終わらせるはずが何故か真面目に変換されて聖母はどこへ?ってなったけどもう知らないです。
最近の幼なじみと座長を見て思うことがある。
座長こと天馬司は聖母だと思う。
でもそのせいで?私の幼なじみはここまでおかしくなるとは思わなかったけれど
…
。どっちが原因か分からないけれど、とにかく幼なじみの神代類は理解してくれる人が周りにおらず、1人ぼっちで誰にも理解され無いほどの頭脳ももっていて、突拍子のないことをよくするけれど、でも人一倍臆病な心をもっていて誰かに全力で頼ることなんて出来ないやつだった。だったんだけど?
「よしよし。類は凄いな。こんな凄い機械がつくれるんだからな」
「司くん
…
もっと撫でておくれよ
…
」
こんな風に人に甘える姿は正直見た事がない。おばさん達に甘えてる姿ですら見たことない。
座ってる司の膝に膝枕よろしく横になり、頭を乗せて撫でろと頭をぐりぐりとお腹に擦り付けている。
司は凄い凄いと頭を撫でながら何一つ嫌そうな顔をしていない。なんなら慈愛に満ちた顔でひたすら褒めながら頭を撫でているのだからなんだこいつって思ってしまう。
「司くん
…
いつものしたい
…
」
「昼にしたじゃないか。それにここは外だし、2人がいるからな
…
」
司は少し困った顔でうーんと悩んでいる。
外だとできない、私たちがみてるとできないいつものことってなんだ
…
。というか昼にしたって昼は学校だったんじゃ
…
。
「じゃあ帰りに僕の家に寄ってくれる?」
「仕方ないな
…
それと、夜更かしせずに寝るのだぞ?」
「いつもみたいに寝る時に電話してもいいかい?」
「あぁ!寝落ちするまで話そう」
類は嬉しそうに両腕を司の腰に巻き付けてさらに頭をお腹へとぐりぐり押し付ける。
いやこいつ
…
ぐりぐりしつつ頭で服をまくってないか??
少しだけ服が上にずりあがりお腹が見えたと思ったらそこにキス?吸い付く?だけでなくはむはむと甘噛みしている。
「おい、くすぐったいぞ」
「えへへ
…
ついあったから」
待って?そんな言い方でいいの?司、それは流石に怒っていいんだよ?類は類で調子に乗りすぎじゃない??
「続きは帰ってからだぞ。さぁ、そろそろ休憩も終わりだ」
え?帰ってから何するの?ねぇ?
もしかして付き合ってた?付き合ってたならまぁ、良いのかな?え?というかもう2人は行く所まで行ってる??
急に腐女子脳が働かされてたけどいつから?いつから付き合ってたんだろう
…
。
休憩終わり!と司が言えば類も自分の持ち場に戻っていく。
その時にこそっと司に聞いてみた。
「司、いつから類と付き合ってるの?」
「ん?なんの事だ??」
「だ、だから、さっきみたいなことしてる訳でしょ!誤魔化さなくてもいいから!類と付き合ってるんでしょ?」
「付き合ってなどないが??類とは良き友人だぞ?」
司は何を言ってるのか理解できないといった顔でさぁ、練習の続きだと声をはりあげていた。
付き合ってないのにあの態度なの??
それでお腹を噛まれてもくすぐったいで終わるわけ??
その後もモヤモヤしながら練習は終わって帰路につく。当然類とは家が隣だから3人で帰ることになるんだけど
…
別に3人で帰ることには問題ない。問題は無いけど、なんで男子2人が手を繋いで帰っているのかわからない。信号待ちでは類なんか後ろから司を抱きしめて顎を肩に乗せている。その度に司は類の頭を撫でているし。別に二人の世界かといえばそうでもなく、ショーの話や、それ以外の話を普通に私ともしてくるし、類も混ざって会話するし、牽制されてる感じはしない。でももうそこまで2人でイチャつくなら2人で帰って欲しい。いや付き合ってないんだっけ?付き合ってないけど最近の男子高校生はこういう付き合いが普通なんだっけ?去年同じクラスだった青柳くんと、今年同じクラスの東雲くんはチームを組んでいて仲が良いみたいだけど手を繋ぐ??そんなことしてなかったし、そもそも肩を組むはあっても日常生活でそんなにベタベタしてなかったと思う。
でも類と司は教室だろうがどこだろうが2人でベタベタくっついているのが日常だし。何が正しいか分からないやと寧々はぐるぐる考えながらあっという間に家に着いて2人と別れ、司はそのまま類のガレージへと入っていった。
「さぁ!類!好きなだけ甘えていいぞ!」
いつものソファーに座って両手を広げて類を呼ぶ。
「司くん!!」
類は嬉しそうに司を押し倒す勢いでガバッと乗り上がる。そして司の服を捲りあげ頭をつっこんで胸に吸い付く。結局類を支えきれずに司はソファーへと押し倒される。
「んっ
…
」
類は倒れたことなど気にもせずにそのままちゅぱちゅぱと胸を吸いはじめる。押し倒されたにも関わらず気にしてないと言った感じで司はよしよしと頭を撫でながら好きにさせていく。
どうしてこうなったかと言えば、ある日
「司くん
…
僕のこと褒めてくれないかな?」
と類が直々にお願いをしてきたからだ。
なんでも自己肯定感が下がると演出案やロボット作成の気が乗らないらしく、司に褒められると気分が良くなってなんでも出来るようになるらしい。それからお願いは
「手を繋いで欲しい」
「頭を撫でて欲しい」
「キスをしたい」
「体に触れたい」
などとエスカレートしていき、体に触れたいと言われた時
「あーもう、何してもいいから一々聞くな!好きなようにしろ!」
と言ってしまったがばっかりに何をされても文句がいえなくなってしまった。
だからこそ今の現状を甘んじて受けている司がいるのだが、胸を満足気に吸っていた類は少しして弱弱しい声でぽつりとおねだりをしてきた。
「司くん
…
いつものして
…
」
その言葉に司もよしきた!と言わんばかりにんんっと咳払いをする。
「類は天才だ!俺たちワンダーランズ×ショウタイムになくてはならない演出家だぞ!!俺をいつも輝かせてくれるし、寧々の歌声が綺麗に聞こえるように音響の調節も完璧。えむのアクションに合わせた仕掛けも完璧だ!ネネロボを作るお前は天才だし、今日の動きも完璧だったぞ!」
司が手放しで褒めてくれている合間にもう片方の胸に移動して吸い付き始め、ワイシャツのボタンも全て片手ではずしていく。
胸にひとまず満足したらそのまま首まで上がってきて喉仏をかぷかぷと噛まれる。
「ふっ、くすぐったいぞ」
司の喉仏は類ほどはっきりと出ておらず触れれば分かると言った中性的な所が凄く興奮するのだ?
類は司の制止も聞かず右肩へとズレて甘噛みをする。その際にたまにキツく吸って赤い跡を残すのも忘れない。
類は押し倒していた司を起こして自分の膝に座らせなおす。そして後ろから抱きつくような格好にし、そのまま項辺りに顔を埋めてはむはむと今度は左肩を甘噛みする。
「司くん
…
すき
…
好きだよ」
「類
…
」
甘噛みしたと思えばぺろぺろと舐め上げる。そのまま耳まで舌は這ってきて、中まで侵入する。
「んんっ」
司はこれだけは少し苦手だった。初めてではないが、脳に直接響く水音に頭も体もおかしくなりそうだったからだ。
「るぅ
…
い
…
もっ、」
司の制止が聞こえると類は仕方ないと耳からは離れ、ワイシャツをずらしながらも背中にキスを落とし始める。
ワイシャツはもう腕にひっかかっているくらいでしかなかった。
そして時たま皮膚を強く吸われるのでピリッとした痛みがある。
類のこの行為は大体毎日行われる。ここまでがっつり服を脱がされるほどでは無いが、昼休みに屋上やセカイでされるのだから風紀委員が風紀を乱していてどうなんだ?とは思いつつも類のメンタルを守るためなら仕方がない。
だから司の体には常に赤い跡が散らばっていて消えることがない。
しかし類とは付き合っては無い。
こういう行為の最中に好きと言われることはあるが友人としての好きだと思っている。
けれど、もし他のやつに同じことをして欲しいと言われてもそれは断るだろう。
何故だろうか類だけには許してしまうのだ。
「司くん
…
」
「どうした?」
「
…
キスしたい
…
ダメかい?」
「なんだそんなことか?いつも言っているがいいぞ!好きなだけすればいい。類だけは特別なんだからな」
そう。特別な友人なんだ。
軽いバードキスから舌を絡めるような深いキスにまで変わる。
それでも司は嫌悪感すらなくひたすら類のすることを受け入れていた。
「ねぇ、司くん
…
君はどこまで許してくれるんだい?」
「どこまで
…
とは?」
「だって、君は明らかに友人の域を超えた行為でも受け入れてくれるじゃないか」
「それは
…
類は大事な友人だからな!こんなことで元気になるなら安いものではないか」
司は今の自分の状態を分かっていないんだろうか。両胸どころか類がキスをしまくった上半身は赤い跡だらけで所々てらてらと涎で艶っぽくなっている。また、ほんのりと色づいてもいる。これが友人関係ですることなのだろうか。彼のパーソナルスペースが狭くてもいくらなんでもおかしいとわかっている。わかっているのに類は司を求めずにはいられなかった。自分の腕の中に閉じ込めたくて仕方ない衝動に駆られてしまう。
「じゃあ、ここを舐めたいと言えば君は許してくれるのかい?君の中に入りたいと言っても?」
司の下半身に触れつつ尋ねる。
「
…
ふむ。それをお前が望むなら受け入れようとは思うが。流石に今すぐというのは心の準備が出来ないから後日でもいいか?」
司はなんて事ないといった顔で類を受け入れようとする。表情だって兄の顔でも座長の顔でもクラスメイトの顔でもない。類にだけ向けてくれる心を許してくれた時の柔らかい顔だ。
「受け入れようとしてくれるんだね
…
ねぇ?どうして?」
「どうしてと言われても
…
」
「じゃあ質問を変えるね。同じお願いを青柳くんや東雲くんに言われても君は受け入れるのかい?」
「それは無理だな。こんなこと類にしか許せない
…
」
2人の名前が出ると一瞬嫌そうな困った顔になり否定とともに頭を撫でてくれていた手に力がこもる。
「どうして?」
「どうしてなんだろうな。類なら良いし、類の全てを受け入れたいし、受け止めたい。そう思ってしまうんだ」
「僕はね、司君が好き。もちろんLoveの好きだよ。司くんのそれは僕が好きってことにならないのかな?」
「好き
…
好きだから類のことを受け入れたいということか?」
「うん。違うかな?」
「ちが、わないと
…
思う
…
が、恋愛感情で人を好きになったことがないからわからない」
「ゆっくりでもいいから僕を受け入れて欲しいな
…
あっ、でもこれは辞めないから」
司の胸に吸い付きながら類は辞めないと更に吸い付く。
というかこんな真面目な話をしていたはずなのに類はずっと体をまさぐり、体中にキスを落とし、あまつさえ胸に吸い付いていた。
「辞めないんだな
…
まぁ、類には何されても特に嫌では無いからいいんだが」
「じゃあもう好きでいいじゃないか」
「
………
うーむ。そんなのでいいのか?」
「司くんの感情は僕には分からないけど僕のすること嫌じゃないんでしょ?これが愛じゃなかったらなんなのさ」
司は少し考えて
…
考えている間も類は司の胸を吸い続けている。
(好きか嫌いかの2択なら断然好きだ。だが愛しているというのはしっくりこない
…
これはどちらかというと
…
)
「
…
愛おしい。類のことは愛おしいんだ。愛にも色々種類があるだろう?ほおっておけなくて、でも同情だけじゃない、そこからお前を救い出したい。俺の手で、俺だけを頼って欲しい
…
。なぁ、俺はこれから類を愛したいんだと思う」
「そんな風に思っててくれたんだね。僕もね、司くんのこと愛しているし、愛おしいよ。かっこいいのに可愛くて君はいつも僕を振り回してくれるからね」
「類も普段はかっこいいのに2人きりの時は可愛くて仕方ないぞ!」
お互いの想いが同じかどうかはさておいて、もう好き同士でいいじゃないか。はい、僕達は今から恋人同士。と類にキッパリと告げられてまるで初めてのキスのように優しく触れられる。
「んっ
…
でも、体はまだ明け渡せないからもう少し待って欲しい
…
」
そういうと司はもうおしまいと類を引き剥がしてワイシャツの前をとめていく。
「司くん
…
うん
…
それはわかってる。司くんがいいよって言うまで僕は待てるよ」
その後司は帰宅して寝る時には類と通話をしながら寝落ちて朝にモーニングコールをして類を起こして学校へ向かった。
これは毎日のルーティン化としてきている。
校門の前で寧々がいたので司は思わずおはようと声をかけた。
「っ
…
うるさい!もう少し静かに挨拶できないわけ!?」
「挨拶は大きい方がいいだろう?」
「限度があんの!で、何?朝から声かけるなんて」
「あぁ、昨日のことを1つ訂正しておこうと思って
…
類とは付き合いだしたんだ。それだけだ!今日も一日頑張れよ」
「は?」
寧々は何を言われたのか一瞬わからなくてフリーズした。
(付き合い出した?え?私が原因??私が司に類への恋心を気づかせちゃった??というか、それよりも外で出来ないことってなんだったのよ!昨日何があったのよ!!)
結局寧々は今日も一日モヤモヤを抱えたまま過ごすことになり、練習の差し入れで八つ当たりのように類に野菜ジュースを飲ませるしかなかった
…
。
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