かぁびぃ@駄作者
2024-08-11 13:42:55
2136文字
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ゴッドファーザーの特異設定メモ

完全に自分用メモ。あと使いたいネタ。
使わない可能性もある。まとめた意味よ。

彼は常に顔から炎を噴き出している(モニュメントを付けることで蓋はしているが、常に燃えている事実は変わらない)。
この炎は『記憶データ』(記憶を留めておくのに必要なリソース)を元に燃え上がっている。ので、古い記憶辺りからどんどん消えていっている。これは炎の勢いを強めれば強めるほどどんどん焼却されていく。
なので彼はその日起きたことを別の媒体に保存している。──我々で言う日記のようなもの──それを見て記憶が戻る、という訳では無いが『何があったのか』だけは把握できるようになっている。なので記憶を無くしてる割にはそれを感じさせずに普通に生活できるが、当時の自分が『何故そんなに感動したのか』『どういう気持ちになったのか』というシーン的なものは欠落してるので、なんだか全体的な冷めている。本人もその辺の自覚があるので些か寂しい。
細かく記載してみた頃もあるが、程なくいつもの端的な内容に戻した。
「ちょっと小説すぎるな、見返す時恥ずかしいよ。あんまりドラマチックにする必要も感じないしね」

この炎は他者の思考にも影響がある。
流石に昔の記憶が突然消える、ということは無いが、彼の炎が燃え上がる上空を飛行したりすると突然墜落したりする(何故飛行してたか、という"直近の思考"に瞬間的なエラーが起こる)ので、連携戦闘などに多大な被害が出る。熱さはない。ので、燃え広がりこそするがそれで肉体や物が焼き払われたりは無い。そして従来の炎と同じように消せる。(自身から噴き出し続けるものだけはその限りではない。なので本人もほとほと困っている)

いくら顔を変えたところで炎は抑えようが無い。なので顔を作り替えるのをやめ、今のごくごくシンプルなものに落ち着いた。実は最初どんな顔だったのか本人も覚えていない。最初の頃の記憶というのはほぼ彼の手元には残っていないのである→顔のない父の所以。

彼は自分の人生の"設定"を知っているが、何も覚えていない。という状況である。
「ふうん。ゴッドファーザーとはこういう男なのか──って。凄く他人のような目で見てしまうんだ」

この特異性は最初から発現していた訳では無い。ある日を境に、突然顔を砕いて発現した。──という事を当時の記事や記録から彼は知っている。
元は『グラウンドケトス』という名前。突如世の中の掃き溜めのような場所に現れたと思うと、そこに住まうどうしようもない連中をまとめあげ、そこからみるみる勢力を拡大した男。──というのも残されていた資料から認知はしている。大昔の記憶は大体こんな感じで大雑把にしか把握していない。
関係性は不明だが、スパーク容量、つまり大きさが日々少しずつ『拡張』されている。定期的に身体の規格を大きくしている。元は20m、現在は30mを越そうとしている。こちらも結構本人を悩ませている要因であるらしい。「僕に合う家具がなくなってしまうよ」

彼は一日の終わり、と我々が呼ぶ頃。
その日起きたことを思い返すのではなく、そろそろ忘れたかもなと思い至る昔の記録を見返す。内容まるで覚えていないこともあるので、なんだか素人の連載小説を読んでいるようだ。と笑ってはその日を終えるのである。

特異『悪魔のカンテラ』。記憶の忘却に炎が付属されてるのか、炎の付属に忘却があるのかは分からないが、頭を悩ませるマイナス特異だ。単純な呼ばれ方は『記憶燃焼』等になるが、上記の呼ばれ方の方が多い。

<彼を取り巻く関係性>

「潰せディンドン。唸れアバドン。燃やせ悪魔のカンテラを」
ディンドンとは鐘の音。アバドンとは轟音轟かせる地獄の悪魔。彼はその体躯で叩き潰す戦闘を好んで行う。18kmにも届くほどの轟音で"鳴く"ことも出来、単純な破壊性能は高いと言える。

現在アバドンを名乗る彼も、元はアバドンという名ではなかった。だがこのファーザー戦を得て、彼は轟音の悪魔の名前を名乗るように。そして仕留めた張本人であるシルバーガンは後に『キラーホエール』という異名で悪党達から囁かれるようになるのだった。

余談。というか追記。
気絶した相手をずっと燃やしたらどうなるのか?→炎が消えるまでしっかり記憶に障害が出始める。ただファーザー本人ほどの記憶干渉能力は無いので直近に近い記憶から遡るようにして少しずつ消えていく。が、燃やし尽くすというのは難しいと思われる。それくらいゆっくりなのだ。
しかもファーザーの手元を離れた炎はそれなりに燃えたあと静かに縮小して鎮火する。が、燃え広がる性質自体はあるので注意。炎と同じなので消化した方が早い。

戦闘中に受ける炎の影響で起こる"記憶障害"は一過性であり、本人も『○○しようとしたんだけど、一瞬だけぼーっとしてたわ!』という程度の認識。その程度でも戦闘では命取りなのだが。

狙って記憶を消すことは出来ないが、それよりもそれによって起こる記憶障害や混乱の方が遥かに相手を困らせることだろう。
「今日の会議の内容、ちょっとぼやっとしててうろ覚えで」「ああ……俺もなんだよな……」なんて、こっちの方が笑えない。