澄香
2024-03-09 20:20:06
2330文字
Public Rimworld
 

Rimworld12

どったんばったん大騒ぎだった。

カット(黒ウェーブ)19歳(ハーシーの妻)
人工生育層育ちの兵士-よたか、あっけらかん
射撃、動物、知力
苦手-人付き合い

ハーシー(茶髪ツンツン)20歳(カットの夫)
ミュージカルキッド
建築、芸術、動物(犬の飼い主)

トミネ-奴隷農婦(黒髪おかっぱ)19歳
禁欲、いい人
栽培、工芸、料理、医術、知力
苦手-戦闘

レイ-生贄の子供(黒髪パサロング)18歳
ドラッグ嫌い、男嫌い
建築、動物、料理
苦手-人付き合い

ジョン-商人の子(黒髪センター分け)18歳
放火魔(改善MOD在り)
採掘、動物、医術、知力

――ジョン――
 もうちょい石とか使ったらって言ったら、ハーシーがなんか機械作ってた。
 骨をカッチカチの石にできたからコレ使えって事かー。
 こういうのはねー、攻めて来る側にメンドクサイ思わせたら勝ちなんよ。
 理想としてはね、生活範囲から切り離した所に城壁や迎撃場作りたいよねー。

 美味しいチーズケーキを齧りながら今度は植樹の研究。
 彫刻台があったからねー、植えて欲しい物があるんだー。

――ハーシー――
 黒豹を狩った。いや、今までデカいトカゲとか鎌エビとかばっかだったからよ……
 うーん、まともな猛獣、いたんだなあ……
 こういう中で安全な方から壁を立ててく事になるんだけどよ……
 ボーンクリートだっけ、アレどんだけ要るのよ……

――トミネ――
 うん、ボーンクリートは作っても作っても無くなっちゃうのは知ってたよ?
 でもさ、だからってさ~……
 ボマロープ、大蜘蛛、ゾウってこんなに来て肉はどうすんの肉は!
 も~……また行商人来ないかなあ。
 コンポーネント不足って言うけど冷蔵庫は追加しちゃうからね?

――レイ――
 地熱発電機が軽い故障……ジョンがコンポーネント掘って来てくれたけど、やっぱ足りないなあ。
 城壁作るのはいいけど全部骨でやるのかぁ……ううむむ。でも、この辺の岩固く無さそうだし。
 隣町の場所は解ってるんだっけ……
 あ、ちょっと待ってて。

――ハーシー――
 なんかエライ揺れるなーと思ったら、レイの奴ゾウとか連れてきやがった。
 いや調教どうすんだよ……まあ食うには困って無いけどよ……
 や、困って無い以前に肉の行き場が無さすぎる。
 最近になってようやく倉庫に空きが出てきたかなーってところだよ。
 鉄だのコンポだのが足りねえのが目下の問題なんだよなあ。
 ま、戦力増えたのは素直に喜びましょうか……

――カット――
 夜、空を何かが横切った。端末に映ったのは……賊だ!
 数は12!? 多い!!
 防壁はまだ出来ていない。全員を叩き起こす。
 敵は直ぐには仕掛けて来ない。予想される行軍ルートを割り出す。
 ジョンに鉄を掘らせハーシーにタレットを作らせ、私とレイで土壁を可能な限り作る。
 トミネには携帯型の発電機をタレットに繋げる仕事を頼む。
 予想される行軍ルートには銃眼付きの壁を作る。

――トミネ――
 ……怖かった。ひたすらに怖かった。銃声が家まで聞こえてくる。
 カットの声が響く。銃声が響く。
 どうか、どうか、コレが悲鳴者ありませんように、ありませんように……!!
 タレットが動き出す音が聞こえて来た。
 みんなの方から聞こえる銃声や声がかき消される。

 いつでも逃げられるようになんて言われたって……出来ないよ……

 ……静かになった。

 怖くて、怖くて、自分じゃ扉を開けられなかった。

 扉が、ゆっくり、ひらいて……

「勝ったぞ!!」

――レイ――
 あー、うん、そりゃあ泣く。トミネじゃなくても泣くわー。
 傷だらけのカット見たらそりゃあ泣くわ。
 防衛陣地とかちゃんと作るの、今後の課題……課題……いや、待て。

 何でナメクジや食肉植物が転がってるわけ!?
 いや全部骨でやろうと言うか城壁で済ませるのはさすがにおかしくない!?
 そもそも肉はどうするのよ肉は!?
「痛んだ奴は家畜の餌」
 あ……駄目だこりゃ本気だ。
「その辺うろついてる蜘蛛にでも分けるか?」
 ねえ、なんか蜘蛛に微妙に優しいの何で?
「あの蜘蛛の糸はねー、とっても丈夫な繊維になるんだよー」

 ……あ、これ私がいつか手懐けに行かなきゃいけない奴だ。

――???――
 賊に追われて、逃げ込んだ先は鬱蒼とした森だった。
 追って来た賊の一人は大きなトカゲに頭から齧られた。
 もう一人は鎌を持った生物に切り裂かれた。
 アイツらが駄載獣に使っていたマッファローに酸の礫が飛んで、そこに食肉植物が群がった。
 でも、森の奥に逃げるしかなかった。

 僕もああなるかもと思っても、引き返せなかった。

 でも、あんなに深くて暗いと思っていた森は、案外すぐに開けて、大きな壁が見えた。
 人、人が住んでる!しっかりした建物の中に!!
 良かった、良かった、走って良かった!

 良くやった、小さい頃、体が弱くて、病院暮らしして、それでも諦めずに体鍛えた僕!

 誰か! 誰かいませんか!!

――トミネ――
 と、言うわけで、エミリオと言う人が助けを求めて来た。
 話を聞いてみたら医者志望だったんだけど……医療費が足りなくて、えっと、うん……
 でも、医者が出来る人はとっても嬉しい。

 ヤクにインフルエンザ蔓延しちゃって手が足りなかったの。
 しかもペストまで併発してる子もいてそれはもう、猫の手を借りたいぐらいに!

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エミリオ-病弱な子供(黒髪短髪)18歳
せかせか歩き、無性愛者
動物、芸術、医術、知力