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ぶんどき
2024-07-23 17:36:40
1173文字
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TRPG
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ご褒美はキスで
レプ葬自陣のDom/Subユニバースパロ。
Dom怪盗×Sub贋作師
皙は自分がSubだということをずっと隠して生きてきたらしい。薬によってその性質は影を潜めていたのだ。
だから勿論自分も知らなかった。ここのところ心身共に調子が優れなそうだったのは長い間プレイが満足にできていなかったことが原因であると考えるのが妥当だろう。薬だけで制御するには限界があるのだろう。
そんな皙は現在、部屋の隅で膝を抱えて蹲っている。見るからに体調は良くなさそうだ。彼の前にしゃがみ込み、顔を覗き込む。
「
……
皙」
「
……
なんですか」
「俺がDomなのは知ってるよね」
皙はこくりと小さく頷く。
「軽いのからでいいから、少しプレイしよっか。そうすれば皙の体も楽になると思うんだけど」
皙は目を伏せ、ふるふると首を横に振った。
「嫌かぁ」
今の皙の状態では無理やりコマンドを出したら良くなるどころかサブドロップしかねない。
「何が嫌? どんなことだったら嬉しい?」
Subと一口に言ってもその個性は様々で、プレイにおいてもSubに対するヒアリングは欠かすべきではないのだ。
「
……
わかんない」
「
……
わかんない、です。今までまともにプレイ、したことなくて」
皙は今にも消え入りそうな声で呟く。
「そっか、大丈夫大丈夫。怖いことはしないからね〜」
彼を自分の方に抱き寄せ、優しく頭を撫でる。まずはこうやって言い聞かせて皙の不安を取り除くのが優先だ。次第に皙の呼吸は落ち着きを取り戻していく。
それでも皙はまだこちらを見ようとしない。彼との付き合いの中でわかるようになったこと、これは恐らく照れ隠しだということ。彼は素直じゃないところが多々あるのだ。
「
……
皙」
「
……
なに」
「Look(こっち見て)」
人差し指で皙の顎を軽く持ち上げる。
「
……
っ、」
皙はようやくこちらを向いて目を合わせてくれた。
「やっとこっち見てくれた、いい子」
頭を撫でれば皙は心地よさそうに目を細める。
「
……
うぅ、」
続けて立ち上がり、ベッドまで移動する。ベッドの上に座った自分の膝をぽんぽんと軽く叩く。
「Come(おいで)」
皙はおずおずとベッドの上に上がり、膝に乗ってくる。その顔は恥ずかしそうに眉を下げ、白い肌は紅潮しているのがよくわかった。そんな皙を見ているとこちらまで満たされていくのを感じる。プレイが上手くいっている証拠だ。
「えらいね」
顔をこちらに向かせ、そのくちびるに口づける。皙は正直キスが上手くないが、一生懸命応えようとしてくれる、そんなところも愛おしい。
「ん、ぅ
……
」
ご褒美を与えるように何度かキスをすれば皙の顔は次第にとろんと蕩けてくる。次の指示を待っているような、そんな彼の顔を見ているとDomとしての本能が疼く。
「あは、皙、可愛い
……
」
──さて。ここから、次はどうしようか。
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