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出口
2024-07-23 16:12:37
1858文字
Public
呪専パロ(五悠)
「呪専悟(17/ゲイ)×一般人悠仁(13/ノンケ)で悟が悠仁に一目惚れする話」
書きかけ。
一応、呪専パロで年齢操作。
※虎モブ♀要素あり
「
――
ごっ
……
ごじょうさとるぅ〜〜!! やッッッと!! 見つけたッッ!!」
街歩いてていきなり目の前に躍り出た初対面のヤツに、そう言って指差されたら
――
オマエどう思う?
悲しいかな、初対面のヤツにフルネーム呼ばれることって割とガキの頃から当たり前って環境に居たし、指差されんのもムカツキはするが慣れてた。だけどここは俺のホームでもなんでもない出張先で、しかもその初めて見る男のガキが俺の好みドンピシャだったりしたら
――
これは運命の出会いって思うのも仕方ねえと思うんだけど? どうだろう?
単独任務に赴いた街で、その指針を示してくれる奴(大抵の場合は傑)は居なかったし、目の前の男
――
いや、少年と言っていいソイツは俺のことガン見してたから、アレ? 既にどっかで会ってた? って。でもソイツはどっからどーみても非術師だったし、こんな可愛いヤツに既に会っていたのだとしたら俺が忘れるはずがない。
「誰だっけ?」
グラサンを外し、彼との距離を一気に詰めて顔を近づけ六眼で見つめても、やっぱ術式どころか呪力のジュの字も見当たらない。
「〜〜ッッ!!」
俺が急に距離を詰めたからか、少年は大きく数歩後退り距離をとった。別に危害を加えるつもりも無かったが、まぁ、その気になればキスとか出来そうな距離だったからね。
「モッちゃんのこと!忘れたとは言わせねぇぞ!!」
勢いこんで言い俺を睨みつける目は生意気だけど、一重の割に大きくて不思議な色の目をしてた。甘そうでいて、鋭い。
瞳は俺を映している。それに俺はまた惹きつけられる。
生業上
……
っていうか立場的に? 人から恨みを買うことも、逆恨みされることも珍しい訳じゃなかったが、コイツみたいな
――
まだ中坊だよな? その学ラン
――
のガキに狙われることなんて初めてだった。
エッ? もしかして俺、殺ッちゃった? コイツの親とか。殺ッちゃった!? 俺は別に正義の味方じゃないけど、無益な殺生はしないし、結果的に『そうなった』ことなんかはあっても、学生の身でハナから処刑命令出てるような任務させられるってことはない。ンでも、もし過去に『そうなった』相手なのだとしたら、えっ? ロミオとジュリエット的な? いやむしろハムレット?
……
は、別に禁断の愛じゃねーか。禁断の愛とか燃えんじゃねーの?
――
とか盛り上がりかけた俺は、
「モッちゃんて誰?」
愛しのガキが口にした、人物らしき名前に引っかかり首を傾げた。
「
――
ザけんな」
怒りに吊り上がり爛々と燃えていた目からスッと表情が消え、ソイツは俺を見上げる角度で見据えた。冴えたその視線に、肌がゾクゾクと粟立ったのは興奮。鋭く切り付けるというよりも、引き剥がすかのようなその鈍い切れ味が、まともなガキのする目付きとは思えず興奮したのだ。
「五条悟!! オマエは軽い気持ちで手ぇ出したのかも知れねーけど、モッちゃんは俺の彼女だったんだからな!!」
またフルネームで呼ばれた。それは割と嬉しいけど、えっ? オマエ彼女いたの? 聞いてないんだけど!? 俺のになるんだから今すぐ別れてこい!
「いや、でもモッちゃんに心当たりねぇんだけど?」
俺がコイツの彼女に手ぇ出したとか、あり得ないから戸惑い言うのに、ソイツは制服ズボンのポケットからストレート型のケータイを出すのに、
――
おっ? 会って3分で連絡先交換してくれんの? 話が早いの嫌いじゃないよ? ウキウキと自分もケータイ出そうとポケットへ手を突っ込んだ俺に向い、
「しらばっくれるな!! 知ってるだろ!! この子だよ!! 初めて出来た俺の彼女だったんだからな!!」
今度は涙目で掲げるようケータイを突き出してくると、その液晶に写った女のガキの待ち受け写真を見せた。
「
――
ハ?」
なにソレ、なんで他の女の写真待ち受けにしてんの? そこはもう俺の写真にしとけよ。
「思い出した?」
窺うように尋ねてくる目が今度は可愛い。数秒ごとに少しずつ表情を変える目から、こちらも目を離せなくなってる。
「思い出しもなにも、そんなガキ知らねーし」
事実を端的に述べたら、また目が三角になった。
「それよりオマエの名前は?」
「
――
虎杖」
「いたどり、ナニ?」
下の名前を促したけど、答えず黙り込まれた。俺の名前知ってるのに、オマエの教えてくれねーの? でも虎杖って名前知れただけでも気分はアガった。虎杖可愛い。
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