遠藤晃
2015-06-11 23:20:25
4740文字
Public
 

jワールド灰崎祥吾役・森田成一さんトークショーライブレポ

2015/06/11のjワールドでの森田成一さんのトークショーのレポ。

【注・メモと記憶ベースのため不正確な部分も含まれます。ご容赦ください】

舞台には帝光灰崎がパイプ椅子に座ってる状態で設置。おとなしく待ってる風で何だか可愛かった。
まずは男女のMCさんが出てきて前説。「ショウゴくーん」で呼び込みましょうとのこと。
「ショウゴくーん」のコールの後、影マイクで「今練習終わったわ」からの黄瀬の彼女への台詞、森田さん登場。服装は灰色のインナーに黒ジャケット黒ズボン。灰崎カラー?
「いきなり一緒にシャワーとか言って始まって」「小さい子とかいなくてよかった」「イベント18禁でいきましょう」みたいなことを話す。
男性の方のMCさんは小野賢章さんと舞台が一緒だったそうで、賢章さん曰く森田さんは収録現場でのオーラがすごかったとのこと。結構怖かったらしい。黒バスは長いからもう現場がまとまってるから、「転校生というか新入生みたいな感じだった」と森田さん。嫌われる役柄だからあえて仲間には入らない感じでやってたら、ガヤとかできてるジュニアの子達にだいぶびびられたそうで、52Qの収録のときは朝入ってったらみんな一斉に立ち上がって挨拶してきたそう。「どこの組事務所だよ、って感じで」。

灰崎について、とにかく悪役に作りたかったそう。「憎まれるだけでなく、コンチクショーって思われる感じの悪にしたかった」「最後にいい人になるのはつまらない。みじめで無惨な終わりにしたいし、悪の美学を表したかった。最後までそうできて嬉しかった」森田さんのそういう役作りに、制作側もとても憎たらしい灰崎にしてくれたのがよかったと話す。

灰崎の外見についての話で、「コーンロウで通学できる福田総合ってどんな学校なの?」と疑問な森田さん。「普通は前髪は眉にかからない、襟足は肩にかからないとかあるでしょう? まあ、かかってないですけど」灰崎が帝光→福田総合でイメチェンしたのは、新しいとこに行くにあたってなめられちゃいけないぞ、と高校デビューなんだろうという見解。「(コーンロウの)ひねりひとつひとつに願いをこめて」「ただ、帝光の頃はアッシュというかグレイだったけど高校になったら黒くなったんで、色的には真面目になった」。
森田さん自身の髪型の話になり、どんな仕事が来てもいいように前は伸ばしてた。でも、「虎と兎の話で、っていうと童話みたいだけど」の舞台があって、そのとき脱色4回に色素調整にパーマとかしてたら、三ヶ月後にある日突然前髪が全部落っこちたとのこと。「髪型がカリフラワーというか、ラピュタが飛んでくとこみたいなやつで」「バルス!っつって前髪落ちた」傷みすぎってことで短く切って、それが楽だったんでそれからは短いまま。最近茶色にしたら、美容師さんに「またやるんすか」「もうダメです」と髪大切にしろ的な感じで怒られたそう。

スポーツは3才から剣道、十代から空手をやっていて、「チームプレイはしてない。チームワークは嫌い」「俺が勝てばいい」という感じできてたので、灰崎の性格については「役作りしてない。ベースは俺」。甥と姪に「そのまんまだね」と言われたそう。「そんなこと言うと来年お年玉やらないぞ、って言って」「渡しても「いいなあ、それ」って奪ってやる」。

ここで椅子と共に灰崎クッションが出てきて、グッズ紹介コーナー。クッションを可愛いとほめちぎる森田さん。「高校のもあったらいいよね。コーンロウ刺繍で、ごつごつして寝づらい」「中にマッサージの機械入ってたらもっといい」なんてことを話す。森田さんは以前に殺陣でぎっくり腰やったことがあるのだけど、この間収録でマイクがやや低めで若干前屈みで立ってて、その状態で声張ったら背中がびぎっといったそう。腰じゃなくて「ぎっくり肩甲骨ちょっと下」ってツイッターで呟いたけどあんまりわかってもらえなかったらしい。椅子には結局座らず代わりに灰崎のクッションを座らせててちょっと可愛かった。座ってる灰崎パネルがどんな台詞を言うか、ということで即興アテレコ。
「オレの方が先に椅子に座ってんだよ、バァカ。だけどパイプ椅子だぜ」
「(客席を見ながら)お前の座ってる椅子、いいなあ。それ、よこせよ」

青峰に殴られたシーンの話。「ケンカ強いと思ったのに。最初に登場したとき、回し蹴りしてたけど、あれはいい回し蹴りだった」と軽く実演で後ろ回し蹴り。「マンガ間違えてる、修羅の門に出た方がいい」とか絶賛。でも青峰のたった一発で瀕死、「試合でへろへろだからってのもあるだろうけど」とフォローしつつもちょっと残念そう。青峰は試合見てて降りてきて殴ってって「あいつの方が悪」とか軽口。
放送後ツイッターで「むかつきます」ってたくさんきて、「炎上したのかと思った」「TLが「むかつきます」で埋まってて、アカウント間違えてない?みたいな」。
恨まれるために灰崎をどうやるか力をいれてた、悪をどう出すのか、と灰崎についての語り。「正義の人になってはダメ」と思っていたとのこと。バスケットシューズを捨てる前の考えるところ、あのシーンで「ちょっといいやつなんじゃ」みたいな見方もあるけど、「まだ復讐心があるってことだと思って」「まだバスケが好きだって気持ちもあるとは思うけど、それだけじゃない」「バスケで復讐する、ってことだと思う」「でも正々堂々とやるとかじゃないよ、黄瀬の足はまた踏む」「ヒールはヒールのまま、もう一回戻ってくると嬉しい」。あのバッシュのシーンは一切アドリブ入れてないし入れたくなかった、「「けっ」とか入れちゃうといいやつになっちゃうから。改心はさせない方がいい」灰崎はあくまで悪役のまま、悪の美学を貫きたいと。
ちなみに他のシーンはアドリブ入れてるし、台本は書き込みだらけ。実際に台本持ってきてて広げて客席に見せてくれる。「近年まれに見る書き込みの量」。望月さんを叩くシーンのところは「イライラ」「負け犬にならないように」と書き込んであって、イラついてるけども負けからくる感じにはならないようにしてたとか。しかし書き込み多すぎて矛盾してるのもあって、「今読むとさっぱりわかんないのもある」。黒バスのはものすごく気に入ってる台本で、すぐ目の前のとこに置いてるそう。基本的に何でも取っておいてて、ブリーチは7年半全部台本がある、「卍解、しか言ってないのも取ってある」。積み重なってて取るのも大変なんだけど、黒バスのはすぐ取れるとこに置いてあるからすぐ持ってこれた、「灰崎は好き」「ものすごく楽しかった」と嬉しそうな森田さん。「悪者とオネエは楽しい」。グレーゾーンでもなくゴリゴリのノーマルなのに最近よくオネエの役がくるとか。

「灰崎のイメージは蛇。小さくはないけど大蛇でもなく、毒もあるし動物とか食い散らかす、狡猾な蛇」「アダムとイブの、人をそそのかすような感じを灰崎でどう作っていくか、それには遊びがないとダメ」「それには台詞を踊らせて、黄瀬を発奮させ、こちらのペースに引きずり込むには、踊らせてちょっとずつずらしていく」と森田さん。向こうの芝居を受けずに、それこそ灰崎のようにずらしてリズムを狂わせて、という感じで演じてたので、「向こうはやりにくかったと思うよ」。
「リョータ」の言い方を細谷さんがやたら気に入って、トイレで横に来て物真似された、「またクオリティ低い物真似で、にっこり俺の方向いて」「そんでそのあと、自分の台詞をとちる」。細谷さんはどの現場でも人の台詞を気に入って、そしてオリジナルがダメになっていく、とか笑い話。

ここで黄緑フェスメニューの森田さん試食。緑間の蟹座パスタに「天秤座なんですけどね」。森田さんが食べるのを客がただ眺める時間なので、「恥ずかしいな」とちょっと照れ。灰崎っぽく上から「アーン」で食べてみたりするサービス。灰崎の舌なめずりとか食べてる音も全部森田さんがやったそう。「下品にやってくれ」と言われたのに、クチャクチャやってたら監督から「もういい。下品すぎる」と言われて「ちょっと落ち込んだ」。森田さんが食べてる間にMCがDVD宣伝とかしてたのだけど、うっかりマイクが転がっちゃったとき森田さんが葉っぱくわえたままマイク拾いに言っててちょっと可愛かった。かなりのハイペースでパスタ完食した森田さんに「完食した人は初めて」とMCもびっくり。黄瀬のデザートにとりかかり、「うめーな、リョータァ」とか言ってみたり。ミネラルウォーター型のチョコをつまんで「ミネラルウォーターのボトル、うまそうだなあ。もーらい」とぱくり、食べて「歯に挟まる」と抗議。(実際あのチョコは粘着力がすごい) 続いて黄瀬の顔のラングドシャをつまみ、「ラング・ド・シャは猫の舌って意味」と豆知識も披露しつつ、「リョータ、うまそうだな。アーン」とぱくり、また「これも歯に挟まる!」。

キャラソンのエピソード。「灰崎が歌うってのが信じがたい」と森田さん。「高校生だしカラオケくらい行くだろう。いや、カラオケ行くのか?」と考え、「女たらしだし行くな」と結論。GLAYのバラードとか歌ってすぐ落としにかかる、とか考えたのに、キャラソンは「まったく違うでやんの」。バックワイルドはブルーハーツみたいなイメージで歌った、台詞はアドリブ部分で、現場で「何か言って」と言われた、と裏話。タイラントの歌詞にない英語のとこもアドリブ。「タイラントは、息吸ってるとこまで入れてるのがすごい」「コーラスも自分で全部重ねてて、収録終わったらもう灰崎の声になってた。普通に喋ってても灰崎」。タイラントはすごく好きな曲で、「黒バス関係ない収録に行くときも聴いてる」。

生の声が聞きたいのコーナー、MCがいくつか候補台詞を用意してきてるも、「台本持ってきてるから」とそちらから披露。まずは51Qの「別に理由なんかねーよ」からの長台詞を聞かせてくれる。「キセキの世代」を「キセキの時代」と間違えてしまってtake2ありのご愛嬌。続いてもうひとつ、焼却炉のシーン。「ここはとても好きな台詞。悪の美学が感じられるし、未来を予見してる感じもある。悪というのを考えながら聞いてほしい」と披露。終わった後に「似てました?」なんて冗談も。

最後は抽選会。ダイカットポストカードとクッションのプレゼント。サインと一言書いてあり、「黒子のバスケ」の黒子に×して「俺のバスケ」に変えてたり、「リョータァ」「よこせ」って書いてたり。「本当は「俺のイタリアン」にしようかと思った」。当たった人に「よかったな、持って帰れ」なんて灰崎っぽく言ってくれるサービス。クッションは席まで渡しに行って、「ふっかふかだぜ」とすごく悪い感じに言ったり。ふっかふかとかいう単語も悪く言えるんだ、と、「ほっかほかだぜ」と言ってみたりもしてた。
「ジャンプショップでピンズも売ってて、広島で買ったけど灰崎一個しかなくて悲しかった」と森田さん、今後灰崎グッズ色々たくさん出して欲しい、「そしたらオレすげーうれしーぜ」と灰崎風に。そして本当の最後に灰崎で一言。MCが「お客さん罵声とか好きそうですよ」と言うのに、客席に「みんなドMですか?」と森田さん、訊いた後に「何訊いてんだよ、「ドMですか?」ってどんなイベントだよ」と苦笑。
「あんたらチョロ過ぎ。遊んでもらえただけ感謝しろよ」で退場。



森田さんは灰崎という役をとても愛してるんだなあというのが伝わってきて、とてもよかったです。予定の倍の時間くらいになってたらしいけど、たくさん興味深いお話聞けてよかった。少しでも内容や雰囲気が伝われば幸いです。