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溶けかけ。
2024-07-16 23:21:55
1567文字
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ほぼ日刊
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うさぎは寂しいと死ぬらしい
うさ耳と尻尾が生えたせいで、ちょっとうさぎっぽくなってるフリーナとそんな彼女に誘惑されるヌヴィレットのお話です。ちょっとえっち風味ですが、緩めです。
「ヌヴィレット
……
赤ちゃん、できちゃうよぉ
……
」
ヌヴィレットの手がフリーナの腰から臀部をなぞるように撫でるたびにふさふさとした白くて丸い尻尾が揺れる。
「落ち着きたまえ、フリーナ殿。性交渉を経ていない時点で子どもが出来るということはないのだから」
「で、でもぉ
……
」
フリーナは常の堅苦しい礼装を脱ぎ、白いワンピースを纏っていた。地脈異常により、うさぎの耳と尾が生えた彼女にとっていつもの服装は酷く窮屈なものだった。
「こちらが赤く染まっているのも『それ』の影響か?」
ヌヴィレットが赤く染まった胸の頂きを指で弾けばフリーナが「ひゃん
……
!」と声を上げて、大きく仰け反った。
「フリーナ殿。頭はこちらに。何かあったときにぶつけて怪我をするかもしれない」
ヌヴィレットは向かい合って座っていた彼女を横抱きにすると、頭を自身の胸元に抱き寄せた。
「ぬゔぃれっと
……
みみやだぁ
……
」
ビロードのような手触りの白くて長い耳はいつまでも触っていたくなるほどの魅力を秘めていた。
「素直に気持ちがいいと言ったらどうかね?」
「やだぁ
……
気持ちよくない
……
っ」
やだやだと子どものように首を振るフリーナは無自覚にまろい尻を上げている。地脈異常の影響を誰よりも濃く受けてしまった彼女は耳と尻尾だけではなく、その性質もうさぎに寄ってしまっていた。
「そうは見えないのだが。まあいいだろう
――
っ!」
ヌヴィレットがフリーナを撫でていた手を反射的に引っ込めた。
「噛みついたか
……
悪い子だ
……
」
「ご、ごめん
……
痛かっただろう
……
!?すぐに治療をしないと
……
!」
フリーナは口内に広がる鉄の味に僅かに正気を取り戻した。治療のための道具を探そうと動き出した彼女をヌヴィレットが制した。
「ヌヴィレット
……
?」
「治療の必要はない」
ヌヴィレットが血の滲む傷を治してみせればフリーナの表情が分かりやすく和らいだ。
「よかった
……
」
安堵するフリーナの頬をヌヴィレットが撫でれば、すり寄るように柔い頬が押し付けられた。
「君こそ、体に何か変化はないか?」
「うん、大丈夫
……
」
ヌヴィレットの頬にすり寄るフリーナの表情は少しずつ蕩けたものへと変わっていく。何かを期待するような熱っぽい視線がヌヴィレットに絡みついた。
「ヌヴィレットがほしいよ
……
」
「それは出来ないと言ったはずだ
……
君の体のためにも」
「でも
……
お腹、切ないんだ
……
」
フリーナが自身の腹を
――
正確には子宮を、撫でた。
「ちょっとでいいんだ
……
指を一本でもいい
……
切なくて、苦しくて壊れそうなんだ
……
」
「フリーナ殿
……
」
「お願いだ、ヌヴィレット
……
僕を抱いて
……
?こんなに近くにキミがいて、お預けなんて、僕
……
堪えられない
……
」
フリーナから滴り落ちた蜜がヌヴィレットのスラックスを汚して黒い染みを作った。
「しかし
……
」
「キミが欲しい
……
だって、キミといるだけでこんなになっているんだよ
……
?責任、とってくるよね
……
?」
フリーナがワンピースの裾をたくし上げる。露わになった蜜壺からは止め処なく蜜が溢れ、スラックスやフリーナ自身の太腿を汚していく。あまりに卑猥な光景にヌヴィレットは思わず生唾を飲み込んだ。
「分かった
……
君の言う通りにしよう」
ヌヴィレットの言葉に花が綻ぶように笑ったフリーナが両手を伸ばす。その意味を察してフリーナを抱き上げると彼女の腕が首へと回った。ヌヴィレットの耳元で甘さをたっぷり含んだ声が囁いた。
「ヌヴィレット
……
大好きだよ
……
」
フリーナの告白にヌヴィレットは瞠目したあと目元を和らげて微笑んだ。
「ああ
……
私もだ」
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