白夜
2024-07-14 23:20:19
792文字
Public TF
 

みじかいはなし

G1サンブリ

サンクラちゃんはキスが上手い、とブリッツウイングは思っている。

普段触れ合うだけのキスでさえ、うまいなーと思うが、そういう雰囲気になった時にする舌を絡める深いキスはいつも力が入らなくなる。その話を一緒にいた相棒とたまたま居合わせていたスタースクリームに惚気れば、「また惚気が始まりやがった」「おい、アイツとの話をすんじゃねぇ!」と嫌がられてしまった。
ちょっとくらい話聞いてくれたって良いだろ!と言えば、てめぇのちょっとはちょっとじゃねぇ、と一蹴されてしまったので、仕返しにうるせぇ!オレの話を聞け!と相棒にへばりついてサンクラちゃんとのことを惚気まくってやったことは記憶に新しい。
後で、スタースクリームに話を聞いたらしいサンクラちゃんから「恥ずかしいんで、あんま話しまわるのやめてくださいよ」と注意を受けてしまったのだが。

それはともかくサンクラちゃんはキスが上手いのだ。

一度されると強請ってしまうくらい止められなくなってしまう。そんな中毒性の高いキスをサンクラちゃんはくれるのだ。

「ん、……あ」
何度も角度を変えてされるキスに、全身がトロトロに溶けてしまいそうだ。優しく、それに加えてとても甘い。優しく舌を吸われるとブレインが蕩けてしまうような、痺れるような感覚に陥る。
「ぁ、さんくらちゃん……
名前を呼ぶと、サンクラちゃんはどうした?と言って微笑むのでたまらなくなって抱き着いた。体中がサンクラちゃんのことを欲している。聴覚センサーのそばで「ブリッツウィング」と名前を呼ばれれば、いつもサンクラちゃんのことを受け入れている場所が触れられてもいないのに疼いてしまう。
「サンクラちゃ、っ、ほしい」
「ん、俺も」
その疼きをどうにかしたくてサンクラちゃんを求めれば、サンクラちゃんもオレのことを求めてくれ、オレよりも少し小さな機体で抱き締めてくれてた。