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千聖
2024-07-07 19:24:47
1545文字
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予定管理者
モブのクラスメイトが出しゃばっています。
恋愛感情はありません。普通に普通のクラスメイトです。なんなら惚気られていることに途中まで気づいてません。
2人は付き合ってますが、それをクラスメイトは知りません。
「天馬ー!フェニランのバイト辞めたんだろ?少しは時間に余裕ある??」
「急にどうしたんだ?バイトを辞めたと言っても今は修行中でな
…
」
「だって高3だぜ!今遊んどかねぇとさ!!みんなで思い出作ろうぜ??」
「高3なら受験勉強をだな
…
だがまぁ思い出作りは確かにしたい!予定が空いてるか確認するから少し待ってくれ!おーい!類!!」
司はクラスメイトに声をかけられて予定を確認するのに何故か類の方へ向かう。
スマホなり手帳なりを確認するでもなく
…
。
「うんうん。聞こえていたけれどね。休息日に疲れさす訳にもいかないからねぇ。司くんの予定はこの先半年は埋まりっぱなしなんだよね」
類は自身のスマホを見ながら回答する。
「ふむ。そうか。というわけだ!すまない!」
「いやいやいや!なんで神代!?というか半年先ってお前は有名人か何かなのか!?」
「未来のスターなんだから予定がぎっちりでも仕方ないよね。だって司くんだよ?」
当たり前だろう?と類は至って真剣な顔で返す。
「っ!そもそも何がそんなに予定入ってんだよ!?」
「主に修行先の稽古日、類と出かけたり話し合ったりする日と、メンバーで遊びに行く日と
…
」
つらつらと司は予定をあげていく。
「こうしてたくさんの予定を入れれるだけ入れている司くんの為に休息日として何もしない日を入れて僕が管理してるってことさ」
「だったら!その神代と出かけたりする日を一日でもクラスメイトと遊ぶ日に変えたりできるだろ?」
類はまぁ、確かにと返すが、これには司が反論した。
「ダメだ!類と出かける日は既に行きたいところも決まっているしすることも決まっているからな!この予定こそ覆せないな!」
「えー。天馬急に頑なじゃん
…
」
ピコンとなったスマホに気づいた司は確認をすると類のスマホの予定表を確認しながら急に交渉を始める。
「類
…
この日なんだが
…
別日に変えられないか?」
「どうかしたのかい?」
「実は
…
親が急に出張になってしまってな。この日は咲希がバイトもバンドの練習もないから家で1人になってしまうんだ。1人にするには心配で
…
」
「それならズラそう!なんならみんなを呼んで司くんの家でホームパーティでもいいんじゃないかい?えむくんも喜ぶと思うよ」
「おお!!それはいいな!!早速みんなに聞いてみよう!!良ければ咲希にも伝えてみるぞ!」
目の前で明らかに予定が簡単に覆る瞬間を見たクラスメイトは恐る恐る聞く。
「今のはなんの予定を変えたんだ?」
休息日なら元々家にいるだろうし
…
。
「類と演出の話をする日だな!けれどホームパーティをするなら類はそのままうちに泊まるし夜に話し合えば問題ない!よって万事解決だ!」
はっーはっはっ!と高笑いをするが夜で良いなら夕方ほんの少し遊ぶくらい出来るのでは?とクラスメイト一同は思った。思ったがもうこれは無理だと諦めモードにもなっていた。
「うん
…
じゃあ、もう、めっちゃ暇になった時にでも言ってくれよ
…
」
とクラスメイトは司達の元から離れて帰宅した。
「司くんの予定が未来永劫に暇になる時はないから安心してね。どんな時でも僕との予定が入るからね」
ポソッと呟いた類の言葉は司の耳にしか入らなかった。
ちなみに余談だが休息日とはもちろん体を休める日である。前日には必ず類との予定が入っているのだ。そして稽古の日は直近にはない。
そして体を休める日。ナニがとは全ては言わないがそういうことである。
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