基線◯号
2024-07-05 09:55:44
1035文字
Public 資格試験
 

資格勉強、はじめました


 親に、何か資格を取るように勧められた。言いたいことは大体わかる。おおよそ、できることなら食いっぱぐれないような資格を取って、仕事の選択肢を増やせ、ということだろう。その方針に反対するようなことはないが、取りたい資格があるわけではなかった。

 できれば勉強期間が短くて、それなりに評価されそうな資格がないか資格ガイドとにらめっこ。TOEIC、基本情報技術者、FP(ファイナンシャルプランナー)2級が気になった。ざっくりいうと、TOEICは英語、基本情報技術者はIT系、FPは金融系の資格である。これらの資格はパソコンで受験するCBT方式を採用している。この方が気楽でいい。ただ、FP2級がCBT方式になるのは2025年度からであった。FP3級はすでにCBT方式になっているらしい。

 これらの資格の参考書を本屋で確認していたとき、受験理由がぼやけてしまった。動機を自分の内的なものにしないと、きっと飽きてしまうだろう。本屋から出て、少し考えることにした。

 資格勉強に限らず、私には悪い癖が2つある。まず、飽き性。例えば、本を読み切る前に買ってしまい、読めきれていない本はほったらかし。財布に悪い癖である。もう1つは自身の能力を過信する癖。むやみに難しいことをやろうとしては失敗をし続ける。自分のことを等身大に捉えられていない、悪い癖である。

 さて、あらためて資格のことを考えてみると、能力過信の傾向がちゃんと確認出来る。TOEICは自分で目標スコアを設定するのだが、あまりにも高くしていた。もともと英語が苦手で、何ヶ月勉強し続けるか分からないほどである。TOEICは候補から外したほうがよかった。基本情報技術者をいきなり受験しようとしていることも能力を過信している。一つ下のITパスポートから受験すればいい。FP2級に至っては、FP3級の保持が受験資格であった。

 では、受験理由はどうしようか。今のところは、知識欲を満たすという内的動機にしておこうと思っている。

 冷静になってきたので、あらためて資格の参考書コーナーへ行き、気づいた時にはITパスポートとFP3級の参考書を両方買っていた。能力過信癖がちゃんと出ている。同時進行でできると思っているらしい。本当に自分のアホさにうんざりしている。しかし、買った以上は無駄にするわけにはいかない。同時とはいかなくても両方とも取得していくことにしよう。終わりが見える気がしないのは気のせいだと思いたい。