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romaprus317118
2024-06-25 00:32:45
506文字
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ロマ伊
兄ちゃんは本心を隠せない。
「俺のことなんて気にする事じゃねぇ」なんて少し不貞腐れた顔で言う時も俺に何かを誤魔化してるみたいなのは明白だった。
いつだって兄ちゃんは俺を見てる時の顔つきは少し違う、みんなを見てる時の顔と俺を見てる時の顔が違う。
「おい、どうしたんだよバカ弟。お前すげー顔してるぞこのやろー。」
「ぇあ!?に、兄ちゃん!?ヴェ、ヴェエエ。俺今どんな顔してるの!?」
ワタワタ焦る俺を見る兄が愛おしいものを見るかのような顔をしてくる、俺の勘違い?それとも、その表情は何?
もやもやする気持ちとこの感情を口に出す前に俺の唇は塞がれていた。
「ばぁか。」
「ヴェ!?」
ニヨニヨ笑ってくる兄が顔を近付けてくる。
「ンな、恋した顔で俺を見てんじゃねぇよ誘ってんのか?喰っちまうぞ」
つんっと鼻をつつかれ目を丸くしながら兄の言ってる意味が分からなかった。
恋した顔?
「
……
それって、つまり」
つまり
……
「そんなの、教えるわけないだろ」
舌をちろりと出しながらいたずらっ子の様な顔で俺に向けて言葉を放つ。
こんなにも上昇して、奥底からとくめいてることに自分は兄に分らされてしまったんだと自覚した。
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