(1)今野敏『武打星(ぶだせい)』
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あらすじ:ブルース・リーに憧れる主人公、長岡誠はアクションスター(武打星)になるために単身香港に渡る。
しかしながらようやく入り込めた映画の世界では黒社会の影が見え隠れしており
……。
見どころ:読後感がとにかく気持ちいいです!
ぜひ最後までハラハラしながら読んでほしいです。
主人公誠の、性格ゆえなのか若さゆえなのか分かりませんが、ほとんど無計画で香港に渡り武打星を目指すくだりが、見ていて眩しく思いました。
現地で苦労している姿に、心無い人だったらそれ見たことかと批判の声を浴びせそうですが、誠は余計なことを考えないで乗り越えていくのでその胆力がすごいなと感心しました。
誠の無謀なようでいて勇気と正義感のある行いに、読んでいて気持ちがよかったです。
ちなみに、私はこの作品で元々「功夫」という言葉が、武術の訓練の度合いや腕前を指す言葉なのを初めて知りました。
世傑も「功夫」についてちょっとしゃべってましたよね。
(2)三角くるみ『香港シェヘラザード』上巻・下巻
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あらすじ:香港に赴任中の新人外交官の水城秋穂。ある日彼女の元に日本人女性の拉致誘拐事件が持ち込まれる。秋穂は危険を顧みずに事件を追っていくのだが、背後には香港の黒道(マフィア)の男が
……。
見どころ:公式ではジャンルは「ラブ・サスペンス」となっています。
秋穂が事件に迫っていく中でマフィアの幹部である立花に非常に好かれる場面が描かれており、そこが恋愛要素(ラブ)とされているのでしょう。
立花の外見描写が何度も繰り返されるのですが、とにかく美しい男だそうで、BSTでも謝亮が何度も美形だと説明されていたのを思い出しました。
肝心の拉致誘拐事件の行く末も、どうなることかとヒヤヒヤしながら読み進めることができます。
秋穂の青臭いところなど好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は応援したくなりました。
それぞれの登場人物が考えて貫いた行動にも着目してほしいです。
以上紹介でした。
どちらもおすすめの作品なので、興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。
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