カッパ巻き大車輪
2024-03-16 21:37:27
461文字
Public 小説
 

スネ6♀の小説

一緒にお風呂に入る話。
甘やかしタイムを満喫する621ちゃん。



ちゃぷん。
ゆらゆらと宙を漂うような浮遊感に、そっと目を開ける。
白くふわふわとした視界にゆっくりと瞬きし、体を包む温かさにほうっと息をついた。
バスタブの中で重なる体は、まるで夢の中みたいに心地良い体温を分け合っている。
緩く交差した脚を悪戯に動かすと、咎めるように長い脚に絡め取られ、動きを封じられてしまった。
そっと見上げると、こちらを見下ろす穏やかな紫の瞳と目が合って、思わず微笑む。
うれしい。なんでだろう。くっついてるからかな。
そう呟くと、頭上で微かに笑う気配がして、濡れた胸元に抱き寄せられた。
規則正しく刻まれる鼓動に聞き入り、目を閉じる。
ずっとこうしてたいな。ずっとはむりでも、スネイルがいいよって、いってくれるあいだだけでも。
答えるように頭部に口付けが落とされる。
そっと上向かされ、額に、鼻先に。
最後に唇に触れるだけのキスをされ、もう一度胸に抱き寄せられた。
目を閉じていても、スネイルが笑っているのがわかる。
仕方ないですね、て少し呆れたような顔をして。
ずっと、こうしてたいな。