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夕山橙希
2024-06-10 22:35:23
2638文字
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かギガかリ
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服装の話
巡也と天羽と祢紬が自分達の服装について話してるだけ。
天羽「この前私服で歩いてたら成人済みだと思われたみたいで
……
色々と声かけられて大変だったわ」
巡也「俺も私服だとよく大学生とかに間違えられるな」
祢紬「私なんてつい最近20代半ばのOLだと勘違いされた」
巡也・天羽「ああ
……
」
八雲「(自慢? 自慢なん?)」
祢紬「全員私服になると印象が変わるのか
……
」
巡也「まあ制服着てたら誰だって生徒だとわかりますしね」
祢紬「つまり我々の私服に問題があるのでは?」
天羽「えっもしかして私変!?」
巡也「そこまでは言ってないんじゃないか?」
祢紬「今後勘違いされないためにも、ここでお互いに私服チェックし合わない?」
天羽「さ、賛成
……
」←ちょっと落ち込んでる
巡也「俺は別に困ってないんで良いです」
祢紬「はいではトップバッターの巡也さんから」
巡也「俺困ってないって言いましたよね? チェックも何も、別に普通の服なんですけど
……
」
祢紬「普段どんな服着てるの? 写真とかない?」
巡也「写真
……
スマホになんかあったか
……
あ」
天羽「何か見つかった?」
巡也「最近のだとこれ
……
かな」
祢紬「それ
……
どこで撮った写真?」
巡也「山
……
」
天羽「普段着の話をしてるのよ
……
? 登山中の服が参考になるわけないでしょう
……
?」
巡也「そうっすね
……
」
祢紬(巡也のスマホを奪い取る)
巡也「ちょっ、俺のスマホ!」
祢紬「
……
お前既読スルー多いな」
巡也「写真を見るんじゃないのかよ! というか勝手に人のやり取り読むなよ!」
祢紬「あ、もしかしてこれとかそうじゃない?」
巡也「え?」
天羽「どんな感じですか?」
祢紬「こんな感じ~」
天羽「
……
」
祢紬「まあ、確かに変ではないけど
……
」
天羽「センスも特には無いって感じね」
巡也「変じゃないなら良いだろう別に!」
祢紬「うん、変ではないんだけど、どことなく本人の趣味の空気が漂ってるかな」
巡也「ただ
……
?」
天羽「確かに
……
アウトドアのそれっぽさを感じますね」
祢紬「趣味に時間を費やしがちの大学生、みたいな?」
天羽「あぁ~」
巡也「やめろ! なんかちょっといたたまれないその考察やめろ!」
祢紬「次、天羽さんの私服チェックしようか」
天羽「私
……
ですか」
巡也「
……
」
祢紬「ほらあなたもこっちに来なさい」
巡也「センス無い人の意見とか必要無いんじゃないですかね」
祢紬「男子からの意見も貴重だってば」
天羽「(さっきのセンス無い発言を根に持ってる
……
?)」
祢紬「へぇー、結構色んな系統のお洋服着てるんだ」
天羽「そう、ですね
……
服は好きですけど、特にこれと言ったものが無くて何でも買っちゃうんですよね
……
」
巡也「
……
」
祢紬「これとか結構年相応に見えるけどなー、巡也さんはどう思う?」
巡也「え? いやどうって
……
」
天羽「
……
」
巡也「別に
……
変ではないんじゃないですか?」
天羽「
……
何よもう! 他に言い方ってものが無いの!?」
巡也「他人のこと言えんの!? お前も存外大したこと言ってなかったろ!」
天羽「にっ、似合ってないとは言ってない!」
巡也「センス無い服装が似合うとか言われても嬉しくないから!」
祢紬「(何だこの痴話喧嘩
……
)話はまとまった?」
巡也「まとまったように見えます!?」
天羽「
……
」
巡也「まあ、蝶野は割りと何でも似合うタイプだと思うし、その分服装による影響が大きかった
……
とかじゃないですかね」
天羽「
……
!」
祢紬「成る程」
天羽「(何でも
……
似合う
……
)」
巡也「最後先輩ですけど何かあります?」
祢紬「あぁ、この前オフ会した時のが丁度良いかも」
天羽「オフ会って何ですか?」
祢紬「ん~簡単に言うと趣味の合う仲間同士で集まる会合」
天羽「そうなんですか、楽しそうで良いですね」
巡也「(内容について聞かないのは勘が良いのか天然なのか)」
祢紬「ここに居るのが私」
天羽「わぁ
……
ほんとに大人っぽい
……
」
祢紬「流石にため息をつかれる程とは思わなかったなー」
巡也「何すかね
……
所謂オフィスカジュアル? で合ってます?」
祢紬「知らなーい」
巡也「」
天羽「適当
……
なんですね
……
」
祢紬「思ったんだけど、そもそも高校生らしい服装って
……
何?」
天羽「た、確かに
……
! 何でしょうね
……
?」
巡也「え? 今更そんな初歩的な定義の話に戻るの?」
祢紬「もっと参考になるような人物は
……
、! そう言えば巡也さんは現役女子高生と同棲してるって
……
」
天羽「えっ!?」
巡也「姉と妹が居ますがそれが何か?」
天羽「あぁ
……
」
祢紬「狼奈さんって普段どんな格好してるんだろう」
巡也「
……
上はあんま参考にならないと思いますけど」
天羽「どうして?」
巡也「色々と
……
あるんだよ」
天羽「(話したくなさそう)」
祢紬「(そっとしておこう)」
祢紬「布衣さんは平均的な女子高生の感覚を持っているはずだから絶対参考になる!」
巡也「平均って
……
」
天羽「布衣ちゃんの普段着
……
気になる」
巡也「普段着ってか部屋着
……
かな。あいつどっちかっつーとインドアだし、部屋着でコンビニとか出掛けるし。別にそれが悪いとは思わないけど」
祢紬「成る程、つまりお兄ちゃんとしては薄着の妹が心配と」
巡也「言ってないっす」
天羽「シスコン
……
」
巡也「おい。真面目に聞く気はあるのか。というか俺全然具体的な話してないけど
……
必要無いなら話s」
天羽・祢紬「「聞く!!」」
巡也「
……
おう。まあ、でも
……
本当に普通だぞ。Tシャツとかキャミソールとか
……
俺と同じであんまりこだわりとかは無いんじゃないかな。で、こう
……
大分緩いというか」
祢紬「成る程そういうことか」
巡也「えっ何?」
天羽「何かわかったんですか?」
祢紬「私達に足りないもの、それは
……
『抜け感』だ!」
天羽「抜け
……
感
……
!」
巡也「???」
祢紬「我々は少女のような垢抜けなさを出せていなかったのだ
……
」
天羽「垢
……
抜けちゃってたんですね
……
」
巡也「えーっと
……
俺は?」
祢紬「あれ? 困ってないって言ってなかった?」
巡也「そうっすねーーー! 困ってないです!」
完
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