らせん
2024-06-09 15:36:53
2100文字
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山田章博先生 サイン会 2024.6.8 丸善京都本店

レポという名の私的日記
このひとときを絶対に忘れない!

令和6年6月8日土曜日 丸善京都本店において山田章博先生のサイン会が開催され、ご縁が繋がり行ってきました。
集合時間のずいぶん前に丸善に着いて店内を眺めていたのですが、お手洗いに行きたくなって地下二階へのエスカレーターに乗り込みました。するとびっくり!エスカレーター真横のブースで行われている早いグループのサイン会の様子が見えているではないですか!
うおぉ……神様がそこにいらっしゃる……
上から覗き込むのは失礼だと思いつつも目が離せないまま地下二階へ着き、うろうろ目を彷徨わせながらお手洗いへ。
鏡の前で雄勝石の十二国記イヤリングを装着し、用意したお手紙とプレゼントを入れた紙袋を整えます。
フロアへ出ると既に前のグループが終わったらしく山田先生は退場されておりました。山田先生へのプレゼントを持ってきたものの受け取ってもらえるのかどうかわからなかったので会場におられたスタッフの方に確認したところ「非常識なものでなければ山田先生が直接受け取ってくださいますのでそのままお持ちくださって大丈夫ですよ」とにこやかに答えてくださったので、十二国民としての常識の範囲であるはず……と確認しながら集合時間まで待ちます。
地下二階のフロアの一角には原画展が設えられ、小野不由美先生と久川綾さんからのフラワースタンドが飾られていました。エスカレーターを挟んでサイン会場とは反対側に十二国記のポップアップストアが展開されており、何人かの方が選んでおられました。
集合時間になり、チケットのチェックを受けて示された列に並ぶと、アニメ画集と自分の名前を書く紙を渡されました。待機列の中ほどに机と筆記用具が用意されています。
いよいよ第3部の時間です。スタッフの方の開始の宣言と共に山田先生が登場されました。沸き起こる拍手!着席されてサイン会が始まります。
私はだいたい10番目くらいに並んでおり、先に並んでいた方々と山田先生との会話と笑い声が漏れ聞こえてきました。
え、そんなにお話しできるの?私まだ新参者ですが大丈夫……
お伝えしようと思って準備していた文言が脳内を駆け巡り、緊張が高まります。
名前をその場で確認した上で、日付、山田先生のサインを書かれるので、ある程度時間を要する間にお話しできるように、山田先生の周りにはスタッフの方がいらっしゃり会話の手助けをしてくださいます。
な、なんて手厚い……
ドキドキしつつ順番を待ち、会話は聞き取れないまでも和やかな声を聞いている内にいよいよ私の番がきました。

はじめに用意したプレゼントとお手紙をお渡しせねば!と、持ってきた紙袋を「お手荷物になるかと思いますが……」と言いながら差し出しますが、そこから言葉が出てきません。ななななんと言えばいいの??

「ありがとうございます。あ!「ごほうび」って書いてある!😊」
「え?あ、あの……ほんとですね(いや、私何言ってんだ、そんな、山田先生にご褒美だなんておこがましい!)」
「知ってるよ!京都のお店のだよね」
「あ、そ、そうなんです。お手紙も入っておりますので……(あせあせ💦)」
「ありがとう!拝見します!」
「よ、よろしくお願いします……(よろしくお願いしますってなんなんだ!)」

くぁーーーっ……!推しを前に混乱する私になんてお優しい…………!!!!!
なんとか紙袋をお渡しし、ひとしきり私の苗字についてお話ししてくださり、サイン会に当選したときから決めていたことを意を決してお伝えします。

「白銀1巻表紙の泰麒を見て、十二国に来ることができました。本当にありがとうございます」

「そうなんですね。ありがとう😊」

言った!言ったぞ!
緊張のため言葉足らずなのは百も承知です。
白銀1巻の表紙の泰麒に強烈に魅了され十二国記の世界に飛び込んだ私にとって、目の前の山田先生はきっかけをくださった恩人です。たくさん脳内で練習しましたが、実際に音声として口に乗せる際には震えてしまいました。受け止めてくださって本当にありがとうございます。

その後、スタッフの方に促されるままツーショットを撮らせていただき、恐れ多くも握手までさせていただきました。山田先生の御手は柔らかくて、この手から十二国記の数々のキャラクターが生みだされたのだと感激もひとしおでした。
サイン本を入れるための丸善の袋を渡される際に私の雄勝石のイヤリングを見たスタッフの方から「石巻にも行かれたんですか?😊」とお声がけいただき、この場は本当に十二国記を愛する方々で埋め尽くされている……!と感動もあらたに致しました。


ある程度年齢を重ねているのに我ながら情けないほど緊張し、落ち着いた会話ができたとは到底思えませんが、山田先生もスタッフの方も、とても丁寧に接してくださいました。
自分の番が終わっても名残惜しく周囲をうろうろと歩き回り、ふわふわと幸せな心持ちのまま京都をあとにしました。
このような機会を設けてくださって本当にありがとうございます。
山田先生のサイン本共々、お会いできたこのひとときを一生の宝物に致します。