草枕
2015-09-30 00:55:18
486文字
Public
 

ココノエ戦闘描写習作

ギルクエ、ココノエ戦闘模索のスケッチ文ですー


大きな図体に、それでも身合わぬさらに巨大な棍棒。ぎょろりとした目がココノエを捉えて、頭上高く振りかぶり──叩き落とす。
その殴打が頭を襲う瞬間を見定めて、ココノエは身体を翻した。ざり、と足元の土が音を立てる。振り下ろされた棍棒が地を突き、反動で跳ね上がった瞬間、魔物が自らの得物のコントロールを失った瞬間、ココノエは手にした盾に渾身の力を込めて棍棒の横面を弾いた。
巨体とて、二足歩行の身体構造は変わらない。むしろ重い分、一度重心が崩れれば、リカバリーまでの時間は長い。よろめいた巨体の、手首を剣で切り掛かる。鋭い刃ではないから、綺麗に切れるという訳ではない。それでも、得物を握る要を損傷すれば、相手は棍棒を取り落とす。

「あとは頼むぜ」

言い切らぬ間に、パーティー屈指の鋭さを誇る大鎌が、大岩のような頭を刈り取った。



剣と盾使いだけど、やってる事は柔術に近いのかなイメージ。
敵の体躯の把握、重心を崩してから急所の攻撃って感じ。
味方を守る時以外は盾を盾らしく使わないというか、真っ向に受け止めたりしないで、安全に弾いたり受け流したりするのに使うだけ