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はるれに
2024-06-06 23:17:06
685文字
Public
#SS(1〜30)
声
オレの放った宝具に焼かれて消滅したのは、オレと同じ顔をした男だった。
「お疲れさん」
レイシフトを終え、マスターに声をかけてから管制室を出る。極小特異点の修正はつつがなく終了。特に難しい仕事ではなかった。見知った顔が敵性サーヴァントとして現れるのも想定の範囲内。強い奴とやり合うのは好きだ。倒していいのならば思う存分に力を奮える。
体調は良い。魔力もそこそこ残っている。向かう先は食堂だ。そう、腹が空いている。
「プロト、ちょっと面貸せ」
「んだよ、オレ飯食ってんだよ」
「じゃあ待つわ」
夕食時のためか賑やかな食堂。オレは運良く空いている隣の席に着く。
「なんか急ぎか? ここでいいなら聞くぜ」
「ん〜、急ぎっちゃあ急ぎだが
……
」
プロトは日替わり定食のカツにかぶりつく。美味そうだ。オレはプロトが飯を食っているのを黙って眺める。
「
……
おい、見られてると食べにくいだろ
……
」
「お、悪い。あー
……
さっきレイシフト先でお前に会って倒してきたんだが
…
」
オレはプロトに耳打ちする。
「やられたときの声がエロくて勃ちそうになった。可愛いオレのダーリン、お願いヤらせて」
「ゲホッゴホッッ、っキャスてめぇ」
「駄目か?」
「〜〜!!」
オレの渾身のおねだりフェイスに赤面したプロトは勢いよく顔を背けた。耳まで赤い。
「
……
駄目じゃ、ねぇ
……
から食い終わるまで待ってろ
……
それと」
プロトは小さく付け加える。
「こっち見んな」
了
タイトルはお題配布サイト(
https://nanos.jp/iwantfly/
)より
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