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溶けかけ。
2024-06-06 22:41:57
1607文字
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ほぼ日刊
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近所の悪ガキよりもたちが悪い
スカート捲りをするヌが見たかっただけのお話です。
スカート捲る→えちち、を目指しましたが前戯がちょっとだけ、という感じなので本番は皆様の想像にお任せします。
「フリーナ殿
……
その格好はどうにかならないのか?いくら家の中であるとはいえ、些か露出が過ぎると思うのだが」
「露出が多いと言われても
……
別にこれくらい普通じゃないか?」
フリーナはラップドレス型の青いバスローブの表面を撫でた。ふわふわとしたパイル生地は肌触りと吸水性がいいことから、一人暮らしを始めてからはよく愛用している品だ。
「それに、キミがいるからね。泥棒が入ってきてもイチコロさ!」
くるくるとフリーナはヌヴィレットの前で回って見せる。来ているバスローブの裾がそれに合わせてひらひらと揺れた。
「それとも
…………
フフフ
……
興味があるなら捲ってみるかい?」
ヌヴィレットの前でピタリと動きを止めたフリーナは裾を摘むとカーテシーをした。顔を上げて、挑発するかのようにいたずらっぽく笑う。
「ふむ
……
それもよかろう」
「え」
ヌヴィレットの指がフリーナのバスローブの裾に伸びる。そのまま、すい、と流れる動作で持ち上げられた。
「
……
履いていないのか」
ヌヴィレットの言葉にフリーナは我に返る。ついで、自身のバスローブの裾を押さえた。
「うわあああ!?ほ、本当に捲るやつがあるか!!」
「だが、君が言ったのだろう?
――
捲ってみろ、と」
「言った、言ったけど
……
!まさか本当にやるとは思わないじゃないか!!」
未だにバスローブの裾を押さえるフリーナの頬は赤い。1歩、2歩とヌヴィレットの腕が届かない程度に後ろに下がると彼を睨めつけた。
「そんなに警戒しないでくれ
……
」
じっとりとこちらを睨みつけ、警戒する姿は威嚇する猫に似ているな、と思いつつ立ち上がる。
「フリーナ」
ヌヴィレットが呼んで一歩近づけば、一歩後退るフリーナ。狭い室内で逃げ場がなくなった彼女は左右に退路を見出した。ヌヴィレットもそれに合わせて左右に動く。
見つめ合いながら、ぐるぐると部屋の中を円を描くように動き回る。室内には家具が置かれているため、その行動範囲は大きくない。
とはいえ、このまま回っているだけでは埒があかないとヌヴィレットはフリーナを抱き上げた。
「きゃっ!
……
ヌヴィレット
……
?」
フリーナを横抱きにしたままソファに腰掛ける。
「あ
……
んんっ
……
やっ
……
」
裾から手を差し入れ、柔らかな太腿に手を這わせればフリーナがくすぐったそうに身を捩らせた。
「君はもう少し、警戒心を持ったほうがいい。私のように、君の無防備な部分に漬け込む者はごまんといるのだから」
そう言いながら、ヌヴィレットはフリーナのバスローブの胸元に手をかけて、ゆっくりと降ろす。ふるり、と形の良い胸が揺れて露わになる。
「ヌヴィレット
……
その、僕、明日早いんだけど
……
」
「そうであったな
……
ならばなるべく早く終わらせるよう、努力しよう 」
ヌヴィレットがフリーナの唇に噛みついた。固く閉じられた唇をこじ開け、舌を絡めた。
どれほどそうしていただろうか。
しばらくの間、彼女の口腔内を味わっていると、不意に胸を叩かれて渋々、唇を離した。どちらのものか分からない唾液が二人の間を繋ぎ、途切れる。
「ふっ
……
」
キス一つで恍惚とした表情をするフリーナの頬を撫でる。
「わ、笑うなよ
……
キミがテクニシャンなんであって決して、僕が感じやすいとかじゃないんだからな
……
」
フリーナの言葉は白状しているようなものなのだが、気づいていないらしい。愛しさが溢れて、口角が自然と持ち上がるのが分かった。衝動的にもう一度口付けた。
深いキスと愛撫を彼女に繰り返し与えながら、時計を盗み見る。
――――
日付を跨いでからまだ数分というところか。
ヌヴィレットは自らの下で愛らしく、淫らに乱れるフリーナを眺めながら、ああ、約束は守ってやれないかもしれないな、と思った。
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