yoqips
2024-06-05 03:06:43
1694文字
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砂塵のエポカ シーダウ、ウル



砂塵のエポカ



名前:シーダウ(シーダウ・カフラ)
性別:男
出身:北ロカム
信仰:太陽神信仰

 商人を名乗る男。実際には盗掘人。各所にある遺跡や採掘場に忍び込んだり身分を偽ったりしながら価値あるものを掘り出しているお尋ね者。特に貴金属や宝石、など富裕層な好むような物品を扱い、本人もこれみよがしに身につけているためよく盗賊に襲われているが、常にウルに撃退させて戦おうともしない。いかにも婦人に好まれる色っぽい顔立ちで、いつも怪しまれつつも巧みな話術で商談を成立させる。
 オアシス・ロカム近隣の北ロカムで暮らすカフラ族出身。オアシスを統治する王族の落胤。アルマザ王の親族であるカフラの家名を名乗り、年に数回の開門日には出入りを許される高貴な身分だった。幼い頃から採掘場に入り浸り、ロカムのオアシスで審美眼を磨いてきた。ロカム兵としての訓練を修めそれなりに腕が立つはずだが、豪奢な服装とゆったりした仕草からどちらかというと貴族商人のような風体である。動物に好かれるため騎乗がとても得意。足の半ばまで靴下をはいたような模様のアシルマを可愛がっている。
 かつてロカム王国で所有されていた「遺物(アーティファクト)」の装飾部品である大ぶりの宝石を盗み出し、大胆にもアクセサリーに加工して持ち歩いている。現在は神秘を興味深く見て周りつつもクレーターへ入り込む方法を探しアストライト・コアを掘り出すことを目的のようだ。



名前:ウル
性別:男
出身:北ロカム
信仰:太陽神信仰

 シーダウの護衛。傭兵然とした寡黙な男。
 商人を名乗る裕福なシーダウの部下のように振る舞うが、実際は単なる幼馴染。口下手で交渉ごとなどが苦手なため、対人関係をすべてシーダウに丸投げしている。金目のものに目がなく、採掘場ではコモンメタル類や遺跡の金属片など売りやすいものを優先して盗掘する。掘り出せば一生遊んで暮らせるというアストライト・コアにはシーダウと違う意味で非常に興味があるようだ。
 神秘と機械類が大の苦手であり、戦闘には軽く丈夫なダマスカス鋼の剣や暗器を用いるアナログ人間。非常に腕が立つ静かなる破壊の化身。対人でも対大人数でも大立ち回りができ、銃火器や高性能義肢を的確に沈黙させる技術を持つ。人知の及ばない神秘を恐れており、神秘信仰者も苦手。
 シーダウと同じくオアシス・ロカム近隣の北ロカムの出身。一般家庭の出身だが戦闘に関して突然変異的な才能を見せ、訓練の後に王国兵にスカウトされたが渋っていた。ウルを陥落させるためにロカム王国から貴族の少女が集落に訪れるようになり、あろうことかウルとシーダウが二人揃って彼女に惚れてしまう。家同士を巻き込んだ泥沼の三角関係に突入する前にとシーダウと結託し、集落や王国からありったけの金目の物を盗み出奔した。
 剣呑な雰囲気で動物に怖がられるが、騎乗動物の調教は非常に熟練している。アシルマでもストゥルでも乗りこなすことができるが、機械類の運転は壊滅的に下手。



・北ロカム
 オアシスの北に位置する集落。女王のようなシーダウの母親が実質的に集落をまとめ、ロカムとの交易によって発展している。採掘場とオアシスの水源から潤う井戸を所持しており、ロカム周辺では最も豊かである。健康な男子はロカム兵としての訓練を受けることができ、王国兵に入団できればオアシスでの暮らしが叶うこともある。


・ロカム王国
 アルマザ王家が統治するオアシスを中心とした小国。磨き上げられた石材を用いた美しい都市を持つ裕福な国で、太陽神を強く信仰する。オアシスからなる資源を用いて近隣の集落と商業的な取引をしている珍しい国でもあり、周辺を含めて豊かな生活水準を保ち続けている。
 特に太陽神の苛烈な戦神としての側面を強く信仰するロカムは、その加護の及ぶ土地一帯に強兵を育む風土を作った。ロカム兵たちは精強にして忠実であり、決して国の機密を漏らさぬよう訓練されている。その周辺集落も例外ではない。侵略的移動都市との長きにわたる交戦を経て、現在は平和を保っている。