ユヤ
2024-05-31 23:35:31
Public ひとりごと・作品語り
 

ユニコーンオーバーロード/クリア感想

クリア感想総括。(ネタバレなし感想〜途中からネタバレの注意書きあります)自己責任でどうぞ。

ユニコーンオーバーロード、めちゃくちゃ面白かった。

・SRPGが好き
・FE系がすき
・国取り系ゲームが好き
・キャラの人間模様を楽しむのが好き
・自由度が高いゲームが好き
・編成を考えるのが好き

な人にとっては神ゲーになる。きっと。
気になる方は体験版あるのでぜひー。



ここから先はあくまでも私の感想メモ。あまりにも良いゲームすぎて、自分の言葉で総括したくなったので書きます。

★まずはネタバレなしで語る。

ストーリーは極めてストレート。ある日反乱が起きて国を追われ、逃げのびた子供王子が隠されて成長し、仲間を従えて国を奪還するまでのお話。
いいんよ、ストーリーなんざこれぐらい王道で。大事なのは結果的に面白いかどうかなので。
部隊編成は考えれば考えるほどハマるし、作戦通り攻撃できたらめちゃ嬉しいし、何よりもキャラ同士が仲良くなると発生する会話イベント(親密度会話)が良すぎる。
きっと、これが手厚いからこそ軸になるストーリー自体はわかりやすくしていて、「こんなありきたりな物語だって、同じものはひとつもない。いろんな考えの人間がいる。さまざまな立場のキャラの視点で物事を見たり、考えたりできる」って感じなのかなと。会話イベントを見れば見るほどキャラが活き活きしだして、結果的に重厚なひとつの物語が完成されるのが面白いなーって思った。

てか、ネタバレありのところで詳細書くけど「こんなにいい会話を強制的にメインストーリーに組み込んでないの逆にすごいな!?」って思うレベルの親密度会話があったりすんの。泣けたりする。
あくまでもメインストーリーは「王子アレインの物語」で一貫してて、それ以外は本当に自分(アレイン)や仲間たちがそれぞれ仲良くなって信頼を結んでる前提じゃないと知ることができない一面てのも、コンセプト通りというか私はシステムとして良いなと思った。自分は王子で、どの人と絆を深めるかは自由。相手の事情を知らなくてもなんらストーリー的には問題ない、説明不足ということもない、けれど知れたなら、もっと好きになっていく。みたいな。
普通にストーリーこなしたり編成練ったりするだけでも面白いので、やりこむのも選択のひとつってかんじ。

ストーリーは後半駆け足になっちゃったように感じたけど、攻略順の自由度を採用するなら多少仕方ないんかなー。許容範囲。
ラスボス撃破までのクリアタイムは73時間ぐらいだった。どっぷり浸かって遊べたー!

タイッツーではちょくちょくゲームプレイ日記をつけてたけど、内容がほぼ部隊編成だった気がするwマジで面白かった。
我がアレイン隊は、騎士隊からエルフ隊、砂漠の民隊を経て、最終的になんかコンセプトを決めたいと思って解放軍らしく平和の象徴ラブアンドピース隊になり、
コルニア出身アレイン、
エルヘイム出身エルトリンデ、
ドラケンガルド出身ギルベルト、
バストリアス出身ユニフィ、
アルビオン出身サナティオ、
ていう5大陸の代表を詰め込んだ隊にした。

各エリアで敵のレベルが決まってるので攻略順は固定になりがちだとは思うけど、自由にマップを移動して好きなところから進めていける仕様。実際わたしも早くエルフ族を仲間にしたくて多少無理してエルフの国優先で攻略したので、できないことはなかった。

戦闘難易度も好きに選べるし、途中で変更できるのもありがたかったー!当初このゲームは別ゲーの繋ぎとして買っただけだったから、サクッとクリアできるように簡単モードにしてたんだよね。大まかにクリアできる程度でいいかな〜と。でもわりと序盤あたりで「あれこれは時間かけてやり込みたいやつかも、どうしよう簡単モードにしちゃった!もうちょい歯応え欲しいー!!」てなって、オプションみたら難易度変更できたからほっとした。助かった。

てかね、ゲーム進めていくうちに改めて思ったのが「RPGにおいて、グラフィックがリアルであったりムービーの有無だったりは作品の優劣には関係しない」てこと。
どっちにもメリットがあって、表現方法の違いってだけなんだなと。リアルだと視覚的に出来事がわかりやすくなったり、ムービーは映画のような没入感とかキャラへの愛着とかそういうのに繋がるかもしんない。でも例えば小説だってそうだけど、ムービーがなくても内容がよければテキストひとつで心揺さぶられたり涙出るし、テンポ感の良さとか、固定ムービーないぶん自由度高く作れたり、デフォルメで可愛く表現できたり、適材適所だなーって。親密度イベントを見ていく中で本当に実感した。
ユニオバはムービーがなかったけど、キャラ描写が活き活きしてて、まじで沢山のキャラを愛せたゲームだった。とくに女子!みんなめっちゃいいから!本当に女子良すぎた!
タイッツーでも同じこと書いたけど、戦乱の世に自ら武器を持って戦う決意をした子たちだからか、みんな意思がはっきりしてるし芯があるの。グイグイ系も多い。可愛かったりおっとりしてたりやんちゃだったり素直だったり皮肉屋だったり、色々いるけどマジでみんな可愛かった。ユニオバ女子最高。

あ、ネタバレなしとか書いておいて、ひとつだけ軽くネタバレをするのであれば、最終的に選べるアレインのヒロインor相棒は親密度次第。自由に好きな子選べるよ!女性だろうが男性だろうが選べるよ。
パッケージ見て「この子がヒロインかなあ、この子は相棒かなあ」とかそういうのあるかもだけど、自由。もちろん、ストーリー的に重要なキャラっていうのはいるけど誰を伴侶に選ぶかはプレイヤー次第なのでね、関係ない。

私はカプなら物語の流れからふたりへの愛が生まれるタイプなので、重要キャラのうちのひとりを選んだよ。ここから下のネタバレあり語りで存分に書こうと思う。

本当にいいゲームでした!


ネタバレなし語りはここまで。


★以降、ネタバレあり語り。
さらに自己責任でお願いします











心に残ったことをつらつらと吐き出していくので、脈絡なくなるかも。

■親密度会話で判明する、ギルベルトとか、ドラケンガルドの国の設定がめちゃくちゃ良かった。
→なんならギルベルトが主人公でもおもろかったのではってなった。
元々、発売前に公式サイトで「どのキャラ使おうかな〜」ってキャラクター眺めてて(こういう待ち時間も楽しい)、たくさんのキャラがいるなか、情報がないうちは外見の好みだけでチェック入れるんだけど、ギルベルトは服装とか可愛らしい少年王子ってかんじで言うほど私の印象に残ってなかったんよね。だから仲間になったとき、行方不明の兄王子の件とか、それを乗り越えて王子として胸をはって立とうとする姿勢がすごい良いなぁこのキャラ好きだな、って思ったの。
技も攻撃技いっこも覚えなくて、そのかわり隊を鼓舞するように沢山バフかけてくれる性能もキャラに合ってて最高。
最初まだアレイン隊には入れてなかったから、ご飯連れて行きまくって親密度を貯めてイベント3種類解放して泣いた。
ギルベルトのイベントは、上に立つ者同士の会話がメインになるんだけど、
「昔コルニアで王族の政権争いがあって、その敗者が痩せた貧困な土地に逃げのび、恨みを抱きながら建国したのがドラケンガルドのはじまり」「貧しいぶん、国民の団結力が強い」「ドラケンガルド人の根底には、恵まれたコルニアへの反骨心がある。他国だって、コルニアほど豊かな国はない。コルニアの王になるということは、そういう積年の確執を背負うということ」「私もコルニア人は嫌いだった、お前に会うまでは」みたいなさ
もうね「ドラケンガルドってそういう国だったん!?だから砂漠の民とか治安悪かったり、全体的に荒野な感じだったのか!!」てのと、そんな国の王ギルベルトから信頼を得られたことに感動してしまって。
この国の裏設定をメインストーリーに組み込まねえの逆にすげえなwwて思った。でもたしかにこの話題はリアルに考えたら自分のルーツとか過去の因縁とか、難しい問題をはらんでるから完全に信頼を寄せてないと話せない事だろうなぁと。メインストーリーだけでも、ドラケンガルドとコルニアの仲があまりよくなかったぐらいまではわかる。ギルベルトからも「こちらの戦いの手助けをしてくれてありがとう。私もここからは共闘しよう」な感じで、解放軍に加わってくれるレベルの信頼は得れるのね。でも、それ以上仲良くなることは別に強制じゃないよってところにも自由さを感じた。

ほんでドラケンガルド自体にも興味持って、砂漠の民で仲間になった子たちの親密度も上げたくなっちゃって、一時期アレイン+砂漠の民隊にしてたんよねwこの子達も会話見るまでノーマークだったけど、暮らしぶりとか考え方を知れて面白かった。色んなキャラの一面を知れたり、どんどん愛着わいていく瞬間ってすごくいい。

もちろん日常のかわいくてしょーもないひとコマ(褒め言葉)のイベントも沢山あって、とあるキャラだと変身魔法の練習してたらニワトリの姿から戻れなくなるとか、そういうマヌケなのもあったりして。でも少なくとも1人ひとつは必ず内面を掘り下げる話がある。お相手はアレイン相手じゃないときもあるし(その場合はこっそり盗み見してる気分)、アレインのときもあるし。色々。


■乙女の指輪イベント。アレインが最も信頼を寄せ、将来の伴侶(or相棒)にしたい相手を呼びだすやつ。
→ユニオバ女子はいいぞ。ってのを上に書いたけど、男子もいいぞ。選ぶのほんっっとに迷った。迷いすぎてラスト手前にようやく行った。
私の候補は3人いて、
・ロザリンデ(エルフ双子の姉。ダークエルフ。積極的でグイグイくる、恋愛巧者なおねえさま。常に余裕を感じつつ無理してる一面も。いもうと命)
・エルトリンデ(エルフ双子の妹。エルフ族の巫女。柔らかい雰囲気でちょい天然、なのに現実主義。物事をハッキリ見るコ。おねえさま命)
・ヴァージニア(アレインの従姉。コルニアの姫としてドラケンガルドに匿われていた。凛として溌剌で器もデカくて強い。薔薇騎士団の絆も素敵)

正直、ギルベルトもいいなぁって思った。まじで相棒に選びたいぐらい良いやつだったから。
でも初見では女の子にするかー!って迷いすぎて、なんなら上記以外の他キャラも親密度MAX多かったので、セーブしてから他の子バージョンも(男女問わず)見まくってしまったw
こういう主人公の相手を選べるゲームでは、私はけっこう心に決めた子以外のはあんまり見る気しなくて、ひとつの子のバージョンしか見なくていいや勢なんだけど、ユニオバはね好きなキャラ多すぎて、見ちゃったよねー。
いろんなキャラを見てから「今日こそマジで相手決めて先に進むぞ!」て意気込んで上の3人を見た。

あくまでも私が感じた個人意見ね。
最初、ゲームやる前、ユニオバは公式サイトのキャラ紹介ページの印象的に、ヒロインっぽい子は「パレヴィア教の教皇様の娘で、幼少期にアレインが逃げてきた小さな島で共に育った幼馴染・スカーレット」なのかな、って思ってたの。島での幼馴染はもう2人いたけど、まあ紹介順的に推奨はそうなのかなーみたいな。
”幼馴染”って設定が私のツボではないので、せめて良い子だったらいいなと。自由度高いゲームらしいからパーティー組むの自由だけど、ストーリー考えたら結局おさまりが良いキャラはこの子になりそうだなーメインに入れた方が何かとおもろいんかなあ?とか思ったりしてた。

でも、実際ゲームしてみたら分かるんだけど、まじで自由。固定とか全然そんなことないわけ。スカーレットが「ストーリー的に重要なキャラのひとり」てのは間違いないんだけど、同じ比重で重要な人たちが他にも全然いるので、自由を謳ったSRPGでちゃんとそういう感じなの、選べていいなって思った。
誤解ないように言うけど最終候補に残らなかっただけで、スカーレットもめちゃ可愛い子だったよ。親密度maxにしてたし指輪イベント見たレベル。好感もてるタイプの幼馴染でよかった。悩みがかわいいし、嫉妬したりがんばったり、ハキハキ喋る子だった。

結果的に私が選んだのはエルトリンデ。元々公式サイトで見た時からかわいいなって思ってて(一目惚れ)、双子ってのも姉妹キャラが好きな私に刺さってて、でもこの子たち性格どうだろなーって加入楽しみにしてたの。実際仲間になってからも本当に双子かわいくて大好きで連れ回して最終的にラブアンドピース隊に採用したのがエルトリンデだったから、その時点でなんとなく心は決まってたんだけど、
(メニュー内の”アーカイブ”からイベント再生できるので)エルヘイムのメインストーリーをもっかい振り返ったり、親密度会話見直したり、最後に指輪イベント見て、「うちのアレインの相手はこの子だ」と決めました。
エルトリンデはエルフの象徴であり王である巫女。エルフ族を束ねる子。冷静だけど好奇心旺盛で、真顔でいろんな文化を取り入れようとしたり実践してみる子。
私、浮世離れ系キャラのなかでも、一見ほわほわしているようでしっかり現実を受け止められる子が好きなんす。指輪イベントのとき、「あなたに問います」って、「人間もエルフも同じく心を持っているのに寿命は違う。私は永い時を生き、貴方は私を置いて去ってゆく。いずれ私に訪れる、貴方を失う悲しみをどうお考えになりますか」ってド直球なのすごい良かったー。想いは貴方と同じだけれど、私はいずれ永い時を残されてしまうよ、それを承知であなたは私を選ぶの?貴方の考えはどうなの?てやつ長寿異種族あるある(好き)
「置いて去ることは寂しい、こわくてたまらない。独りよがりでわがままな考えだとわかっている、でもどうしても君のそばにいたい。俺を許してくれないか」て。想いをぶつけるんすよ。悲しむのは残される者だけではないって。
「わかりました。私が許します。あなたの寂しさも、おそれも、わがままも。」「死が二人を別つまで私たちは二人で一つです」「少しでも長く共にいられるよう、貴方のお側を離れません」
いやーとても素敵でした。てかね、愛の告白が「許してくれないか」「許します」って言い方よいずれ悲しませるとわかっていても、それでも今の気持ちを大事にしたい。王子として、ひとりの人間として、長寿のエルフの巫女を選ぶということ。「どうしても想いに抗えませんでした、貴方がいいんです」ていう切実感がより伝わるかんじ、切ないね良いね
エルフの国もこれからは閉鎖的にならず、外の国にも目を向けないといけないな、って話の流れがあったので、このふたりならば国と国の架け橋になれるだろうなー。って、
エルトリンデはストーリー的な重要キャラのうちのひとりだし、将来他国との結びつきが約束された意味でも、とても良いイベントだった。


■コルニアの姫(アレインの従姉)、ヴァージニアについて語りたい
→"ストーリー的に重要なキャラ"の話で言うと、アレインの「ガレリウスを倒してコルニアを取り戻し、王家を復興する」というストーリーに最も合う相手キャラは、(あくまでも個人感想だけど)私はヴァージニアだと思った。
アレインとは戦乱の世になる前の幼少期に一緒に城で過ごしていた、同じ王族の血を引いてる従姉であり幼馴染。
でっけえゴツい剣を振るって強くてかっこよくて豪快で、器の大きいお姉様。寂しさやつらさなんか普段全く顔に出さずに明るく笑ってる人。
そんな彼女との親密度会話がね、めちゃくちゃいいわけよ。
隣国ドラケンガルドにかくまわれて過ごしていたけど不自由はなかったぞ、って明るく言ってた。けれど幼くとも自分の立場を分かっていたから誰にも甘えられず、年相応に遊ぶこともできず、剣の腕を磨いたりドラケンガルドの王子達とわたりあったりして、ただ強く凛と立ってた。
でも最大で仲良くなると、ようやくアレインに孤独だった時の気持ちとか願いを言ってくれるの。「帰りたい私たちの城に帰りたい」て。
それまでの会話の積み重ねで胸が苦しくなった。泣けた。
指輪イベントも見たよー。この二人は甘さというより、やっぱり上に立つ者たちの会話って感じでかっこよかったし、ストーリー的にも”コルニアを取り戻す!”で奮い立つ感じ。「私が王妃に選ばれると思っていたぞ!王家を復興させよう!」「弟のように思っていたが、立派になったな」って。かっこいいっす姉御!!

でも私はエルトリンデを選んだ。悔いはない。

エンディングでは全キャラの「その後どう過ごしたかエピローグ」が見れるのね。
エルトリンデ王妃ver.しか知らんので他キャラを選んだ場合ではどうなのかわからないんだけど、ヴァージニアはコルニアとドラケンガルドの結びつきを強めるためにギルベルトから求婚されて(ストーリーでも元々そういう話はあった。最初、相手が兄のほうだったけど)、彼女はそれを受けてドラケンガルド王妃になり、張り合いながら仲良く過ごしてるみたいだった。ギルベルトなら必ず姉御を大事にしてくれるわ!最高かよ〜
って思いました。

■最後に
エンディング後の隠しステージをクリアして、アレイン母とか今まで倒してきた印象的な敵キャラとかたくさん仲間になって編成に加えられるようになるという隠し要素も解放し、闘技場の敵が各地に湧いてくる(全員倒したらまた同じ場所に復活したので無限?)イベントもやって、かなり遊べたなーってかんじ。

アレインとのカプはエルトリンデにしたけれども、まじでみんな好きだったなー。
てか、戦乱で婚約解消になったクライブ×モニカも大好きだった。モニカ美人でかっこいいんよ。モニカを隊長にしてたから戦闘ではモニカが喋ってたんだけど、それがまたいいんだよな。「誰に楯突いてるとお思いですか?」っていうの。かっこよww

キャラ語り出したら止まれないな。
ユニコーンオーバーロード最高〜!!
今のところ、今年一番よかったゲームかな。
ストーリー忘れたころにまた2周目やりたい。お絵描きもしたい。