sew_tatibana
2019-03-25 21:13:01
5942文字
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SSSⅠを見たストリートの男たちがすきなオタクの今のところメモ

タイガが見せたプリズムショーは、広大(父)な大空(姉)を背に、朗らか(母)に歌い上げていて、あれは家族への感謝の気持ちの表れでもあるんじゃないかと思って泣いた。

(ふせったーから転載)
以降、スッスッス第1章をとりあえず4回見たストリートの男たちが好きなふじょしの、いろんな人の考察を見たり聞いたり話したりして感じたものを、考察も妄想もごちゃまぜにした一人語り。(まとまりが無いし無駄に長い)
他の方と同じような表現や言い回しがあるかもしれませんが、あくまで個人的なつぶやきなのでご容赦いただけますと幸いです。なお、RL含むネタバレをたぶんに含み、且つ死ぬほど長いので閲覧は自己責任でおなしゃす

◆タイガと香賀美家とタイガのプリズムショー
プリプラのタイガの姿から、本当のポテンシャルの高さを測りきれていなかった。ごめんなさい今回、いい意味でたくさん裏切られた気がする。てっきり自分の意思で「カヅキさんを変えてやる」と意気込んで、エデロに殴り込み同然くらいの気持ちで上京したのかなと思ってた。
姉や母が履歴書送ってアイドル業界入ったりってよくある話だと思うけど、香賀美家の場合はどうだったんだろう。
勝手な妄想だけど、2年前のオバレのショーでの観客の反応を見るに、地方のプリズムショー及びオバレの浸透率はまだ低そう。だけど、その中でストリート系プリズムショーを頑張って続けてた弟のことを、大空お姉ちゃんはずっと見守って、応援し続けていたんじゃないかなぁ、とか。「オバレのショーがある!」ってタイガを連れ出したのも、自分がファンということもあるだろうけど、「仁科カヅキって子、タイガが憧れてた人じゃない?それなら会わせてあげたい」と思ったから、だといいなぁとか。
でも、そんなカヅキに対してなぜか反発的な態度だった弟を見て見ぬ振りするような姉ちゃんじゃない気がする。だから、その真意を聞き出して、父母も説得させて願書出して先手打って、一度ちゃんと本人とぶつかって来い(ついでにサインもらってきて)って背中を押してくれてたらいいな、とか。
上京に際して、母・朗香さんはそこで初めて息子がストリート系プリズムショーに興味があることを知った風だったから、タイガから家族に最初に吐露してるとしたら、姉ちゃんな気がする。(無理矢理聞き出されたのかもだけど)
幼いタイガが、大好きな祭りを差し置いて「プリズムショーしらねぇのか!?祭りよりスッゲェんだぞ!」って言わしめたくらいのことだから、きっとお姉ちゃんも印象深く覚えてるんじゃないかなぁ。素直じゃない弟だから、こうでもしなきゃきっとやりたいことは出来ない。ダメなら戻ってくればいい!みたいな気持ちで背中押してて欲しいなぁ。(全て妄想)

先述の事をふまえて、父母姉、祖父母、チェリピキカラーの従兄弟などの親戚一同に愛されたタイガが見せたプリズムショーは、『広大』な『大空』を背に、『朗らかに』歌い上げていて、あれは家族への感謝の気持ちの表れでもあるんじゃないかと思って泣いた。
チェリピキいとこたちを「やめなさい!」って正しい言葉づかいで窘められるくらい、根っこのところは素直で真面目で純朴な子なんだよなぁ。ちょっとガラ悪く見えちゃうのも不器用さ故の取り繕えなさだったりするんだろうし。
憧れの人への想いを、自分のバックグラウンドをベースに昇華させている姿が、本当に本当にかっこいい。
『地元の祭りに来てくれてありがとう!大好き』はステージを見てくれている観客(私たち)はもとより、エデロのみんなに対してのものでもあるんだろうな。「ありがとう」の気持ちにキスをするのは、彼なりの愛情表現なんだろう。プリララのカケルとの曲やユウとの曲を経て、当たり前のような日常への感謝や、その感謝を伝えることの大切さを知って、一番その感謝を伝えられる形が現れたんじゃないかな。

そしてなにより、「祭りなら、俺の中にある!」と言い切れる力強さですよ。もう、完璧なストリートの男。というか、もともと芯をしっかりもった男なんだよな、きっと。
だとしても「エーデルローズのストリート系はお前に任せたぞ」っていうカヅキの言葉は、重責でもあったと思う。「アカデミー系の中ストリートスタァ」を目指すって、普通にアカデミーのトップを目指すのとは違う難しさがあるだろうし。でも、だからこそエーデルローズに入ってくれたタイガならそれができるとカヅキは判断してたんだろうな。(どういう経緯で上京したかまでを理解しているかは不明だけど)
カヅキくんって「今の話聞いてた?」「ホントにわかってる?」みたいな態度や、言葉数の少なさゆえ、「無責任じゃない!?」みたいな誤解を自ら招いてるところはある気がするけど、『人の魅力を見つけ、それを引き出して伸ばす能力』は高いと思うんだよなぁ。

◇タイガとカヅキ
タイガにとってのカヅキは、間違いなく彼の人生を変えた人物で、憧れで、越えるべき目標だったのだと思うけど、それはあの小学校3年生の時の記憶のまま止まってしまってたのかもしれない。だから「永遠ムテキの太陽」って歌詞も書けたのかもしれない。でも実際は「盛者必衰の世界」だということもちゃんと理解してる。
それはカヅキが「アカデミー系もストリート系も関係ない」って言う、でっけぇ男になっていて、そのカヅキの言葉をちゃんと受け入れられたからこそなんだろうな。
けど、「チャラチャラしてない仁科カヅキ」を信じて追いかけてたタイガもやっぱり彼の中にいて、その狭間でずっと悶々としてたんじゃないかと思う。その『仁科カヅキ』こそ彼が彼の中に作った偶像であるとは思うんだけど、それを信じていたからこそ、地元でプリズムショーの練習を続けられていたくらい大好きだったんだよなぁ。
そんな彼だからこそ、信じていた人に裏切られたような気持ちになったんだろうし、一発ぶん殴ろうと思ったんだろうし。でも、ちゃんと足りないもの(自分自身にだけじゃなく、相手と対峙する時間とかチャンスとか)を理解して、咀嚼して、自分のものにしていったんだろうし、まずそこに自分で気付けている時点で相当な素質がある。

◆ストリート系のいう「チャラチャラ」
幼カヅキが幼タイガに言ったセリフ、「黒川冷は氷室や法月みたいにチャラチャラしてねぇんだ!」がものすごく刺さったんですよ。
カヅキの地雷ワードといえば「逃げる」だけど、タイガがdisとしてよく使うこの「チャラチャラ」も、ご本人の口からこんなにハッキリと言われていた過去があったのね~と。
RLの虹渡温泉回で、ヒロに向かって「キャーキャーもてはやされてるだけのチャラ男アイドルじゃねーか」みたいなことを言ってたカヅキは、あの当時まだアカデミー系を、強かに頑張るヒロの努力と勇気を知らないわけで、だからこそそんなことを言えてた。ヒロの決意や選択を目の当たりにして、考えを改めた(視野を広げた)からこそオバレを結成するって選択ができた。幼い頃「ストリート系のプリズムスタァになるんだ!」って言ってたカヅキは、アカデミー系の世界も知って、それを自分らしく落とし込んだ「バーニングラブハート」を跳べるようになっていく。照れながら壁ドンしてたのが、プリプリプリズムして、照れながらも投げキッスをして、今じゃ膝枕(本気で寝てるだけって可能性は捨てきれないけど)
そういう点でカヅキも、アカデミーとストリートの狭間で悶々としてたのはタイガと変わらないのだと思う。だからタイガから「ストリート系辞めたんすか」と言われた時、何も感じてない筈は無いと思うし(そうあってほしいだけかもしれないけど)、タイガも「あなただって昔、自分でそう言ってたんじゃないすか!」って気持ちがあって、だから二人の思い出の場所であるはずの高架下を「ドブネズミが集まるところ」なんて言って、生温くなってしまったカヅキの目を覚まさせたかったんだろうな。それこそ一発殴るくらいのつもりで、あの心根の優しい純朴な男の子が、自分の思い出も犠牲にして、精いっぱいのdisワードを選んで書いてて健気過ぎて泣けてきた
けどカヅキにとってタイガは「エデロ(アカデミー系)に入ってくれたストリート系」で、自分と似た境遇に立ってくれた「可愛い後輩」なんだと思う。ちゃんと「仲間」がいて、だからこいつならわかってくれるって確信めいたものを感じてるんじゃないかな。だからアンサーが「軽く汗でも流そうぜ」であって、説得というより、自分の踊る姿でこいつは理解してくれるはずだっていう信頼みたいな気持ちがあったんじゃないかなぁ、とか。

だけど!この時のカヅキにも自分自身に迷いがあるんですよね。「アカデミー系を知って視野を広げてはきたけれど、本当の意味での自分らしい自由なショーとは何か?」みたいな。
そしてこのタイミングで大和アレクサンダーの登場ですよ
突っかかり方はタイガとほぼ同等のもので、タイガ自身もそれに気付いてた。「自分の信じた道を貫いていく」のがストリート系の誇りなら、真っ向から受けた敵意に憤るのは道理な筈。それでもカヅキは、「自分」のためではなく「仲間」のために勝負を断る。その決断に驚いているのはタイガだけ。そしてそのカヅキの決断を覆したのはアレクサンダーの「逃げるのか?」っていう発言なんだよなぁ……よく「チョロいよ~」と言われてるけど、この瞬間はそれこそ『昔の黒川冷』っぽい気の短さが感じられて好きなんだよなぁ。オバレの活動で忘れかけてた闘争心に火が付いちゃったんだよね。アレクサンダー的にもブチのめしたい相手に戦意が無いのは不本意だったとは思うけど、けど自分で今後逃れられない呪縛スイッチ押しちゃった感もあるよね~君、近々そいつの影を追って山行くことになるぜ
いやしかし、激エモじゃないですか?ここの十数分間の不器用な男たちの縮図ここにシュワロ院も入って来て、この瞬間だけで切り取って一番『自分の道を貫いてる≒ストリート系を体現している』順を付けるとすればカケル>アレク>タイガ>カヅキになると思ってるんだけど、一番アカデミーっぽい子が一番自分の道貫いてるの最高って思ってた。

◇アカデミーとストリート
アカデミーの子がストリート系と言えば、今回のユキ様。思えば第一章の二人って、『PKC出場に選ばれた』プリズムスタァなんですよね。エーデルローズの中でアカデミー系とストリート系を背負って立つ二人。(シンを除く)
冒頭のシンくんの説明で「アカデミー系は女の子をキュンキュンさせることを第一に」って言ってると思うけど、既に少しだけ違和感を感じる。
タイガがカヅキのバーニングスプラッシュで裸にされて、祭りと同じように心を揺り動かされていることや、ユキ様は父に祖父の名を叫ばせてしまう程、国立屋の魂が篭ったプリズムジャンプを跳んでいること、『アカデミー系のストリートスタァ』らしいキッス系ジャンプを跳んだタイガ。
カヅキが言っていた「アカデミー系もストリ-ト系も関係無い」プリズムショー界が実現するのは時間の問題な気がする。
そうなったとしたら、アレクサンダーくんは、どうする?どう思う?どんなジャンプを跳ぶ???

◆スッスッス第一章のアレクサンダーくん
話をスッスッスに戻して。
とっても自分らしいジャンプを跳んだタイガくんのプリズムショー。最後にキスを投げても、アレクは静かに見つめているだけ。今までのアレクサンダーを思えば、怒りをあらわにしたり、嘲笑していてもおかしくないような気がしたけど、静かに、見つめているだけ。あの表情はどういう意味があるんだろう。
PKCの対タイガ戦はプリズムウォッチの判定はドローだったけど、アレクサンダー的に『負けた』と思っているんじゃないかなぁ。キンプリの対カヅキ戦の時のカヅキみたいな気分で。
例えばPKC後タイガをストリート系として一目置いていたとしたら、「フォーチューンボーイに花束を」はチャラチャラに該当してブチ切れたりしないの?結局お前も仁科カヅキの舎弟じゃねぇか!みたいな。それとも、あのキスは挨拶のそれだろ、ってアメリカンな認識?……これはこわい考えだけど、ストリートを穢したのは「仁科カヅキ」という大罪のみだ!っていうなら、それは、どうなの?仁科カヅキの呪縛に捕らわれ過ぎてはいませんか?「俺はもう、昔の俺とは違う!」第三章が楽しみこわい。(敏感なオタク)

◇カケルとおじさん組とエデロの職人たち
そしてカケルといえば、今回のユキ様とミナトくんですよ。高2の自称『オジサン』組が深い会話をしている姿を見られたのは本当に嬉しかったけど、こりゃあカケル・ミナト回も相当の覚悟が必要ね
監督がヒロのセイントスプラッシュが刀狩だって言ってたのが好きなんだけど、ブタキンのおふろの歌でも歌われてる通り、「隠し事なんて出来やしない~♪」のがキンプリにおける『お風呂』なんだよね。
そのお風呂でカケルがユキノジョウに対して「嘘だね」って直球ブン投げるのすごい良かったそんな風に突っ込んで入り込むのってものすごい勇気がいることだと思うんだけど、カケルとミナトは自分たちが切り込んでいかなきゃって思って行動してるんだよね。けどこのバランスは三人それぞれに作用してると思うから、それぞれの当番回で各々活躍してくれると思ってる。ユキ様がシンくんに出場権を譲ると言ったときに、ミナトが「太刀花はそれでいいのか?」って探りを入れてる時のカケルの表情は、ミナトと同じ気持ちを持っていると確信している顔にも見えるし、そんなこと言ってるミナトっちも人に譲ってばかりだけどにゃ~?みたいにも見えるし
かく言うカケルもPKCでは水面下で確実に駒を動かしてたし、ミナトもずっと料理で周囲を鼓舞してた。でもどちらも「プリズムスタァ」としての活躍じゃないんだよなぁ。
それはレオやユウにも言えること。衣装や音楽や演出とかって、演者を媒介としていかに一幕を完全なものにするか、ってところに職人技が光ると思うんだけど、それはやっぱり演者さんのポテンシャルにも左右される。その演者の部分、セルフプロデュースを、プリズムショーという形でどうやって自分らしく昇華できるかが今後問われていくんだろうなぁ。
それぞれみんな特技があって、個性があって、そういうものを自分自身が理解できるだけでも素敵なことだと思うけど、エーデルローズは「プリズムスタァ養成スクール」なんですよね

何の話してたかわかんなくなったけど、仁科カヅキはいいかげんあんわかに返事して欲しいし、まずリンゴヘルメットを外そうな?話はそれからだ。